魔法少女リリカルなのは 転生者は平和に暮らしたいだけなのに
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第29話 平和のひと時
「さて、着いたよ。みんな目隠し取ってもいいよ」
全員が目隠しを取ると
そこには絶景のリゾート地みたいな風景がそこにあった
『わぁぁぁぁ!』
「すごぉい!」
「本当ね!こんなの何処にもないわよ!」
「久しぶりだね」
「そうだね。姉さん」
「2人共入った事あるの?」
「うん。小さい頃に1回だけ。」
「そうなんだ。」
「そら、お前ら行くぞ」
『はぁーい』
「さて、とりあえず。砂浜でやるぞ」
『おー』
「雅兄ぃなにやるの?」
「ああ、これから3対1の模擬戦。ここなら魔力とかもすぐに補給できるし。
第一。なんか感覚はずれてない?」
すると高町は何かに気づいた
「っ!?リミッター外れてる!?」
「うそぉ!?・・・ほ、本当や・・」
「何で?」
3人はこっちを見てくる
「ここはな。軽い異世界みたいな感じと思えばいい。
だから相手が掛けたリミッターはここは意味ないからな
自分が掛けたリミッターはなんともいえないけど。」
「へぇ。そうなんやな。ええなぁここ」
「あげねぇよ?」
「わかっとるって」
「さて、よーい、はじめぇ」
あ、ありのまま起こった事を話すぜ・・
まず俺達がやっていたんだが次に高町・はやて・フェイト達が来て
模擬戦お願いって言われたので。軽い気持ちでOKだしたんだが・・
全力で来たから怖いと言うレベルじゃないぜ・・
ちなみにその後エリオ達も混ぜて来たからおじさんびっくりしちゃったんだよ・・
まぁ勝ったから問題はないけどね
「うーん。やっぱ雅兄ぃには勝てなかったかぁ」
「囲んだのはよかったんだけど。
まさかなのはちゃんのアーティファクトを使ってくるとは思わなかったなぁ。」
「うう、ツインディバインバスターライフルってあのやり方もあるんだね・・」
「回転するって思わなかったね」
聞いてのとおり囲まれたさい。ローリングディバインバスターライフルをやって
全員行動不可能にしたさすがにフェイト・アリシアには苦戦はしたけどぎりぎりで勝利した
「まぁでも虚空瞬動ができればもう負けてたかもしれないなぁ」
「そんなの言って・・まだ咸卦法と戦いの歌、使ってないよね?」
「まぁね」
「あの、フェイトさん。咸卦法って言うのは?」
「えっと、お兄さんには2つの力があって。」
「私達と同じ魔力があるの」
間にアリシアが入り込む
「後もう1つなのが気力ってやつなの」
『気力?』
そこに古手がやってくる
「気力ってのは大体魔力と同じなんだけどね、それで咸卦法というのは
魔力と気力の合成で。まぁ気力は放出型、魔力は吸収型と考えてそれを合成すればどうなる?」
「っ!?自分の気力を攻撃で放出しつつ魔力で吸収して攻撃ができる!」
スバルが即答で答えた
「ハイ正解!えらいぞ~」ワッシワッシ
「えへへへ」
(スバルええなぁ・・)
(良いなぁスバル)
(うらやましいです)
「ということで咸卦法というのは自身の身体能力アップということだな。
ちなみに戦いの歌も同じ効果であるから・・二乗かな」
「へぇ・・」
「さて、訓練は終わりだ。24時間は出れないから。バカンスしとけ」
「兄さんはどうするの?」
「俺は俺で楽しませてもらうさ」
俺はあるものを取りに行った
サイドアウト
サイドイン
古手さんと別れて私達は遊ぶ事にした
店に来る前に水着もってこいと言われていたので「何でかな?」と思いつつ
持ってきたのでこれでやっとわかったのであった
「なのはちゃん!」
「はーい。フェイトちゃん!」
「ほい。スバル」
「おっとと。ティナ!」
「もお!てい!シグナムさん!」
というふうにみんなでバレーをやっていた
「あ!スバル!?」
「あ、ごめんごめん」
スバルがボールを後ろにそらしてしまい、スバルはボールを取りに行った
「ん、あったあった」
ボールを拾うと何処からか音楽が聞こえてきた
「音楽?どこから・・」
「スバル?どうしたの?」
耳を澄ましていると後ろから全員がきた
「何か聞こえません?」
全員が耳を澄ました
「・・・これギターの音だね」
「ギター・・ですか?」
「多分こっちかな」
フェイトさんの後ろを付いていくと古手さんがいて
岩の陰から見る事にした
「この曲・・」
「フェイトちゃんこれ聞いた事あるの?」
「うん。私がお兄さんと出会ったばかりなんだけど
その時お兄さんが引いてて聞いてたんだ。」
「そうだったんだ・・」
『Hold me tight こんな思いなら 』
「これって曲名とかあるんですか?」
「・・・ETERNAL SNOWって言う歌なんだ・・」
「「え!?」」
「あの時・・・はやてがあの呪文、
多分お兄さんの大切な曲のタイトルを呪文にするって事はきっと・・」
曲が終わるとまた歌いだした
『たったひとつ変わらないもの、ずっと描いてた夢
今の自分はどう映るの?あの頃の小さな瞳に』
「っ!?女性の声になった!?」
「あ、古手さん。たしか声が両声類ってやつなんだって」
「両声類?」
「男の人の声と女の人の声が出す事ができると言うのが両声類だって」
「へぇ・・」
「そういえばフェイトちゃんこの曲は?」
はやてがフェイトに聞くがさきになのはが言った
「あ、これは聞いた事ある。たしかNew Futureだったっけ?」
「うん。でも私はこれ始めて聞いたかな。ETERNAL SNOWしか聞いてなかったかも」
「ふーん。そうなんや」
するといきなり声が聞こえた
「お前ら後ろに居るのはわかってるんだぞ、出てこいや。
全員歌聞きたいだけだろ?歌ってやるから素直に出て来い」
そして古手はそのまま歌いだした
すると私達の後ろからアリシアちゃんと星夜達とアルフ、
シグナム達にアリサちゃんとちゃん、ここに全員が集合したのであった
高町は唯一の男(?)のザフィーラに声を掛ける
「ねぇ、ザフィーラ。貴方って音楽わかるの?」
「いや、俺にはまったくなんだが・・・こいつの曲を聞いていると
心が落ち着く。そしてなんでか力がわいて来るかもしれないんだ」
「力が?」
「ああ、あとこいつの曲は嫌いではないな」
そういって古手の近くの椅子に座った
高町も古手の近くに移動する
高町が着いた時にはキーボードが2つあるやつに変わっていた
サイドアウト
サイドイン
まったく。なんか後ろから気配がするから多分高町達だな。
まぁいい。高町達は俺の趣味を知ってるんだから。別に良いかと思った
俺はエレクトーンを取り出し歌い始める
『I FEEL YOUR LOVE REFLECTION』
これも結構思い出がある
全力で歌いおわり俺は後ろを向いた
「どうでしたか?お姫様達」
「うん。よかった。すごくうまかったよ」
「はい!男性から女性の声になったときはびっくりしました!」
「はい!」
「HAHAHA!そりゃよかった。さて、歌の時間は終わりだ。
そら。あそんでこい」
そういうとフォアードのメンバーと騎士4人は移動した
「さて、宴はまだこれからんだな」
そう言いつつゆっくりと歩き始めた
しかし悪魔の手はゆっくりと手を伸ばしていたことは誰も知らない
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