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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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魔法少女って………

sideユウジ

さて、現場に到着したわけだが

既に戦闘は始まっており、開発No.2の透明化マントを羽織って観戦を始めた

因みにNo.1は例のサングラスだ

これからもっと増えるから楽しみにしといてくれ!

…ゲフンッ……取りあえず状況を説明すると

何か蒼也が言っていた暴走体に対峙しているのが三人、銀髪、金髪、転校生

その後ろでイタチの様な動物と会話している少女が一名

最近の動物は会話が出来るのがポピュラーなのか……

戦う三人は一モーション起こす度に振り返り、なのはに笑顔を送っている

マジキメェ………

て言うかあの転校生、魔力がデカいだけじゃねえのか?

「なぁ……コイツ等何してんの?」

「いやぁ…良いとこ見せようとしてるんじゃないかな?キモイけど…」

「振り返る必要あるのか?キモイ笑み送ってるし…」
…なのは何てピンチの筈が超絶嫌な顔してるぞ?て言うかアイツ等何で攻撃当たらないんだ?わざとか?」

「…なのはが変身するの待ってるんじゃない?」

「あぁ、なるほどね……ん?アイツは?」

「へ?誰?」

「いや、あそこの屋根の上にいる女だ」

「?居ないじゃない、眠たいの?」

「確かにいるぞ?……………蒼也、ちょっとこれつけろ」

そう言ってサングラスを渡す

「どれどれ……あっいた……」

「だろ?」

「何か観戦してるみたいだね」

「ふむ、なのはに…と言うよりも馬鹿共を見てるな…」

「うーん……考えられる事と言えば……」

「「アイツも転生者」」

「だとすれば何で介入しないんだろ」

「ふむ、俺達みたいに観戦が目的か、介入するタイミングを逃したか、はたまた……いや、コレはないな…」

「?どしたの?」

「いや、何でもないさ…それよりも、まだか?変身」

「アイツ等のせいじゃない?」

確かに、馬鹿共がなのはに何か言っているが完全無視を貫いている

「しゃーない……ちょっと手を出しますか……」

「良いの?バレちゃうかもよ?」

「俺を誰だと思ってる?」

「あ、大丈夫だね」

「そう言う事…ん?どうやら必要ないみたいだな」

「そうみたいだね」

見ると屋根上の少女が魔力弾を馬鹿共に打ち込み、暴走体目掛けてジャンプした

「おぉ、ざまぁ」

「やっぱり転生者だね」

「そうみたいだな。冷静な対処が出来てた分、馬鹿共より上だろう」

「あ、なのはが変身するみたい!」

「何!?…………おや?なのはの様子が………」

「ぶっwwwww」

なのはは辺り一面を桃色の光で染め上げ、それを食い入るように見ていた馬鹿共は………

「「「ぐぼぁ!!」」」

暴走体にぶっ飛ばされていた…

ホントに役にたたねぇな……

「さて、変身した訳だが?どうすんだ、最後まで見てく?」

「いや、これだけ見れたんだ、もう良いよ」

「しかしまあ……………はぁ……………」

「?どしたの?何か問題あった?」

「いーや、別に…(帰ったらゼウスに頼んでみるか)」

「?じゃあ帰ろうか?流石に眠くなってきたし」

「あいよ」

そうして俺達は自宅に飛んでいった 
 

 
後書き
今回はちょっと短いですね

それではまた次回 
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