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世界忍者戦ジライヤ×スマイルプリキュア!

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第三話 プリキュア&ジライヤの鬼退治!


ある日の七色ヶ丘

「♪~♪~」

バイトの給料が入った為ルンルン気分で街をぶらつく闘破。

だがその後方には5人の追跡者の姿が・・・

「今日は何処に行くのでしょう?」

「まさか・・・悪の本拠地とか?」

「・・・ひょっとしたら何かをしでかしに行く気じゃ・・・」

電柱に隠れながられいか・やよい・なおの順番で各々の考えを述べるとあかねが口を開いた。

「な・・・なぁ・・・皆・・・闘破の正体なんてどうでもええやん?」

「何言ってるの!?あかねちゃんが最初に怪しいって言ったんだよ!」

みゆきの言葉にウンウンと頷くメンバー。

闘破の事を怪しいと思っているみゆき達。

この間闘破が連れてきたあかねのクローン人間ともいえるほどのそっくりさんがトドメになり、みゆき達は闘破の正体を探ろうと躍起になっていた。

あかねはあの後闘破から事情を聞き心配させないために替え玉で連れてきたのだが、闘破に対する疑惑がさらに強くなってしまうのだった。

闘破怪しい人説の言い出しっぺのあかねは申し訳なさそうにタジタジになってしまう。



第三話 プリキュア&ジライヤの鬼退治!




七色ヶ丘

街に繰り出た闘破は久しぶりの休日で浮かれていた。日々重労働をしている身としては今日は久しぶりの休日。何をしようか考えを巡らせると・・・

まず喫茶店でコーヒーを飲み

ゲームセンターに立ち寄り

スーパーで今夜の日野家の夕飯の材料を買っていた。

背後では探偵のようなコスプレをしたみゆき達が手帳に闘破の行動を記録していた。

「う~ん・・・」

特に怪しい行動をしていない闘破。

するとあかねが・・・

「な?闘破は何処にでも良そうな普通のアンちゃんやろ?」

「けどわざわざ居候してるって事は怪しい」

「何で?」

「あかねちゃんにへんてこな英語教えたり家事労働を引き受けたり・・・これは何かをたくらんでいる証拠だよ!」

「は・・・はぁ・・・」

そんなにもっともらしい理由などは毛頭無く、両親が不在の時に日野家に散々こき使われて結果居候する羽目になった闘破なのだが黙っているあかね。

(ううん・・・闘破がジライヤって明かした方がええのかな?闘破は別に正体隠しているわけでもないし~けどみゆき達にばれた瞬間うち等がプリキュアってばれてもあかんし・・・)

と自問自答していると公園に辿り着いた。

「ZZZZZZZZ・・・」

あかねの考え事を余所に公園のベンチで暢気に昼寝している闘破。

すると

「闘破君闘破君!良い若い者が昼間っからなんですか!」

「ん?」

偶然にも公園で占いをしていた楽珍が闘破を見つけ語りかけてきた。すると闘破が起き上がり楽しそうに談笑する。

「・・・怪しい人だね」

「・・・うん」

「怪しい」

「怪しいです」

楽珍の事を見てやはり怪しむみゆき達。

もうあかねは何も思わないことにした。

「そう言えば闘破君!この辺に赤鬼が出るって知ってる?」

「赤鬼?」

楽珍の言葉に闘破は胡散臭さを感じる。だが楽珍は必死に言った。

「僕はこの目でしっかり見たんだもんね!!」

「わかったよ~で?どこに居るの?その赤鬼?」

「この先のビルだよ?」

そう言って楽珍は去っていくと・・・

「はぁ・・・またバッドエンドかもしれないし」

といって休日返上して調査に行く闘破。

するとみゆき達が闘破の後を着けた。


ビル街に辿り着いた闘破は宇宙開発事業のビルの目の前でビル清掃員の格好をし周囲を見回しながら壁を見つめた。

「!」

ちょうど開いている二階の窓があった為、ひとっ跳びしビルの中に潜入した。

するとみゆき達は・・・

「嘘!あの人泥棒?」

「もしかしてスパイ♪」

闘破の身体能力に唖然とするみゆきとウキウキするやよい。

「それにしてもどうやってあたし達も入るかだけど」

「皆さんちょっと」

「ん?」

潜入方法を検討するなお、すると、れいかがある事に気づき手招きした。

「何々・・・『宇宙見学 参加無料』・・・これだ!」

ちょうど会社で行なっていた見学会に参加するあかね達。



一方

「はぁ・・・やっぱり楽珍の言う事は当てにならないのかな?」

と言いながら清掃作業をしていると・・・

「居たあああ!!」

「ん?」

みゆき達に発見されてしまった闘破。すると一瞬で詰め寄られてしまう。

「え?なに!?」

「あかねちゃんをどうするつもりですか!!」

「悪の道に誘うつもりなんですか!!」

「素直に白状しろ!!」

「あなたは一体何者なんですか?」

「え?ええ?」

みゆき達の疑問になんのこっちゃの闘破。事の発端であるあかねは両手を合わせて謝るしかない。

「あ・・・あのさあかねもしかしてこの子たち・・・」

「まぁ・・・察して・・・」

あかねの言葉にみゆき達がプリキュアと察する闘破。

すると何やら物音が聞こえた。しかも明らかに人間の足音ではない。

「待って・・・」

「え?」

「この部屋に誰か居るぜ」

闘破がドアノブを回すが開かない。すると闘破は靴ひもの間から一本の糸を取り出し口に含んで転がし取り出すと一本の針が生成された。

「・・・・・」

鍵穴に差し込みあっさりとドアを破る闘破。

「「「「嘘」」」」

闘破の芸当に目を丸くするみゆき。

(ウチもあれ出来るようにならなあかんの?)

闘破の忍法を修行しているあかねとしてはあのジャンプ等の忍法をやらなければならないらしい。

すると闘破がドアを開けると・・・

「オニ?」

何故か居たアカオーニ。それに仰天するみゆき達。

「何でアカオーニがここにおんねん!!?」

「それはこっちオニ!プリキュア!!」

みゆき達に見つかった瞬間バッドエンド空間を発動させるアカオーニ。

そして

「出でよ!アカンベェ!!」

大量の青っ鼻を投げつけ無数のアカンベェを生成する。

「みんな!逃げろ!!」

「「「「え?」」」」

「とりあえず~逃げる!!」

何故闘破に指示されなくてはならないのだろうか取りあえずあかねが先導し屋上に逃げていく闘破達。尚、みゆき達は闘破がすぐ近くに居る為変身できずあかねが離れようとしない為とりあえず逃げることにした。

「!!」

「待つオニ!!」

屋上に出た闘破達を追いかけてきたアカオーニは棍棒を振り回してきた。

「く!!」

アカオーニの一撃をくぐった闘破は懐を探りある物を投げつけた。

「ぬがあああああああああ!!」

闘破の投げた爆薬の一撃でアカオーニが後ずさってしまう。

「やっぱり怪しい」

「「「うん」」」

「・・・・・・」

懐から爆薬投げつけたことに疑惑が深まる闘破に何も言えなくなるあかね。

(どないしよう~闘破が戸隠流の忍者だって言った方がええんかな?)

とりあえず変身の機会があれば良いのだが闘破自身も自分の正体を明かすなと、あかねに言われている為忍者スーツを装着できない。

するとある事を思いつきアカオーニの攻撃に吹き飛ばされる闘破。

「うわあああああああああああああああああああああ!!!」

アカオーニの攻撃で屋上から落下してしまう闘破。

「うわ!闘破!「オニー!!」いやああああああああああ!!!」

「「「「ええええええええええええええええええ!!!」」」」

あかね達も続けさまにアカオーニに突き落とされてしまう。

「く!!」

落下の最中闘破は鉤縄を取り出し落下と同時に数階下の手すりにひっかけ宙づりの状態になった。

だが

「よしこれで「あれえええええええええ」い!!」

あかね達が目の前から居なくなった為、闘破が一息つき変身しようとするが上を見るとあかね達が降ってくるではないか。

咄嗟に腰のベルトに縄をひっかけ左手でれいかを掴み、右手でなおを掴み、両足でやよいを挟み込んだ。

「「「「ホッ・・・」」」」

と全員がしたのも束の間。

「闘破ああああ!!ウチもウチもおおおおおおお!!!」

「えええええ!あ!!」

もう掴める部分が無い闘破は最後の手段であかねの襟首に噛み付いた。

「むぐうううううううううううううううううううううう!!!」

人間4人を空中で支えている為か物凄く辛そうな闘破。

「あの闘破大丈夫?」

あかねが心配そうに声をかけると・・・

「あがげがぎぎがんごごいい!!」

「ええっとあかねが一番重いって言ってます」

れいかの通訳にあかねが顔面を真っ赤にし怒鳴った。

「な!なんやてええ!!闘破!女の子に失礼やろ!!」

「いや・・・歯であんたの体重を支えてる身にもなれよ」

なおのツッコミももっともである。

闘破はあかねの体重を歯で支えているのだ。並の人間なら折れてしまう確実に・・・

「・・・現代忍者は歯も丈夫なんやな」

「あれ?何か忘れてるような」

やよいが何かに気付き上を見ると・・・






油断大敵






詰めが甘いという言葉がぴったりな状況になる。

「うわああああああああああああ!!!みんなああああ助けてええええええ!!!」

かなりの時間差で最後に落下してくるみゆき。今度という今度は本当に受け止める場所が無い闘破。

「「「「「‘&%%&%$#&’&%$&&%$&’&%$&‘%」」」」」

5人がパニックになっていると・・・

「は!!」

今のところ自由なあかねがみゆきを掴み取る。

結果

「むぐうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」

人間二人を歯で支える羽目になった闘破は涙目になりながら余計に辛そうになった。

「むぐぐむぐむぐううううう!!!!!」

「あ!はい!やよいさん!闘破さんの背中に上ってください!そうすれば降りられるって言ってます」

「は!はい!」

「どうでも良いけどよく通訳できるな」

闘破の言葉を通訳するれいかに感心するなお。すると、やよいは闘破の足から背中によじ登ると開いた足で縄を操作して降りていく闘破たち。

「し・・・死ぬかと思った」

無事地上に降りると口を押えながら涙目になっている闘破。

そしてれいかがご苦労様の如く闘破の肩に手を置いていた。



そして

「オニいいいいいい!!」

ビルから大量のアカンベェと共に出てきたアカオーニ。

「みんな!下がれ!!」

「「「「ちょっと!!」」」」

取りあえず闘破は自分が何処かに行けばみゆき達が変身できると思い飛び掛かった。

「く!!」

アカオーニの一撃を避ける闘破。棍棒の一撃を掻い潜り闘破が着地した瞬間姿が消えた。

「オニ!?」

「「「「え!?」」」」

闘破の姿が消えたことに驚くアカオーニとみゆき達。

すると

ザバーン!!!

「!!」

アカオーニの背後の地面から飛び出てきた闘破が蹴りを入れた。

「オニ!!」

怒り狂ったアカオーニが闘破に一撃を入れると吹き飛ばされる闘破。

それを見ていたみゆき達は・・・

「何だろうあの人・・・忍者みたい」

「うん・・・忍者だね」

「・・・忍者だ」

「・・・忍者です」

といって忍者の姿を闘破に連想するみゆき達。

(・・・い・・・言えへん・・・闘破が本物の忍者って)

「!」

あかねのつっこみを余所に闘破は懐に手をやり爆薬を投げつけた。

「!!」

アカオーニに投げつけられた爆薬が煙幕になり何も見えなくなる。

すると

「チャンスや!皆!!」

「あ!そうか!!」

あかねに先導され全員スマイルパクトを取り出した。

「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!!」」」」」

スマイルパクトにキュアデコルをセットすると光り輝き姿が変わった。

「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

「ピカピカピカリン!じゃんけんぽん!キュアピース!」

「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

「深々と降り積もる清き心・・・キュアビューティ!」

「「「「「五つの光が導く未来!輝け!!スマイルプリキュア!!」」」」」

スマイルプリキュアが名乗りを上げると・・・

「な!何だ!?ここは!?」

「バッドエンド空間クル!!」

「なぬ!?」

通りかかった楽珍とキャンディ。実は楽珍とキャンディは友達関係にあり遊んでいる最中だったのだ。

「ぐ!あの男が居ないオニ!!?」

「な!うち等が相手じゃ不満なんかい!!」

アカオーニの言い分に頭に筋を浮かべるサニー。

「ええい!!やれ!アカンベェ!!」

「「「「アカンベェ!!」」」」

無数のアカンベェが一斉に飛び掛かり電磁波を張った。

「!?何やこれ?」

「体が・・・痺れる・・・」

特殊な装置に憑依したアカンベェ達は電磁波を放ちサニー達の動きを封じた。

「アカンベェええええ!!!」

「「「「「うわあああああああああああああああああああああああ!!!」」」」」

電磁波のエネルギーを強めプリキュア達を苦しめるアカンベェ達。

それを見た闘破は・・・

「あかね!みんな!!」

人知れず遠くに離れ見ていたが溜まらず様子をうかがう闘破。

すると闘破の脳裏に思い出が蘇る。

それは闘破とあかねが戸隠流の修業をしていた時の話であり、ある事を聞いてみた。

(あかねって何のために戦ってるんだ?)

(何を藪から棒に?)

(いやさ・・・ちょっと聞いてみたくてさ)

(う~ん・・・皆の笑顔を守る為・・・かな?あはははは)

何気ない会話

「じゃあ・・・誰があかね達を守る?・・・!!」

あかねの言葉を思い出した闘破はプリキュアたちに向かって駆け出した。

その姿・・・まさに疾風の如く!!

「うううううううううううううう!!」

「くううううううううううううう!!」

アカンベェの電撃に苦しむサニーとハッピー。

「ガッハッハッハッハッハ!!」

アカオーニが勝利を確信したその時闘破が駆けつけた。

「みんな!今助けるぜ!!」

闘破が手首に手甲を・・・赤いマスクを・・・胴体に赤い胴を・・・背中に磁光真空剣と次々に装着していき・・・

「アカンベェ!!」

「「「「「ぐうううううううう!!」」」」」

「待て!!」

アカンベェの攻撃で苦しむハッピー達の元にジライヤスーツを身に纏った闘破が現れた。

「貴様誰オニ!?」

「俺の名は!!」

両腕をL字に印を組み両手を広げ独特の印を組み構える闘破。

磁雷矢(ジライヤ)!!!」

名乗りを上げる闘破を見たアカオーニは・・・

「お!お前がジライヤオニ?」

「プリキュアを離せ!!俺が相手だ!!」

磁光真空剣を抜刀しアカンベェに飛び掛かる闘破。

「ふん!!」

「アカンベェ!」

闘破の一閃でアカンベェの攻撃を遮りハッピー達を開放した。

「とう・・・じゃなくて!ジライヤ!」

闘破をジライヤと呼ぶサニー。今はまだ秘密にしておこうという事らしい。するとサニー達の元に駆け寄る闘破。

「あかね!みんな!大丈夫か!?」

「「「「え?」」」」

何故ジライヤが自分たちの本名を知っているのか疑問になるハッピー達。するとサニーが誤魔化し始めた。

「えあああ!細かい事は後でさっさとアカンベェをやっつけよう!」

「え?」

サニーの誤魔化しにとりあえずアカンベェを倒すことにするハッピー達だった。

「ぐう!!行くオニいいいいい!!!」

「アカンベェ!!」

「「「「「「うわあああああああああああああああああ!!!」」」」」」

アカンベェの一撃に吹き飛ばされる闘破とサニー達。だが着地の瞬間みんなの姿が消えた。

「!?またオニ?」

「アカンベェ!?」

ザバーン

背後の地面から次々と抜け出てくる闘破達はアカンベェを奇襲する。

「「はああ!!」」

ハッピーとピースの蹴りがさく裂しアカンベェが後ずさると・・・

「!!」

闘破の磁光真空剣の一閃がアカオーニを吹き飛ばした。

「ぐ!!」

「アカオーニ!子供をこんな目に合わせやがって!!」

「う!うるさいオニ!!」

アカオーニの棍棒と闘破の磁光真空剣が交差する。

「忍法!稲妻落し!!」

「オニ!!」

磁光真空剣から発せられた稲妻で黒焦げになるアカオーニ。

「ぐう!まだまだオニ!!」

アカオーニが腕を振り上げると無数のアカンベェが闘破とプリキュアに襲い掛かる。

「うわ!」

「ぎゃ!!」

無数のアカンベェは闘破達を隔離してしまう。現在・闘破とサニー・ハッピーとピース・マーチとビューティのペアに分かれてしまった。

サニーをフォローしながら戦う闘破だがサニー来る攻撃をカバーしきれず食らってしまう。

無数の青い鼻のアカンベェに囲まれる闘破とサニー。

「闘破・・・もうええ!ここはうち等に任せて逃げるんや!」

「え?」

サニーの言葉に驚きを隠せない闘破。

「闘破は世界の平和を守る使命があるやろ?だから!「なら誰が君たちを守る!?」え?」

「君たちにだって人々の笑顔を守る使命があるはずだ・・・俺は人々の笑顔を守って君たちも守る!」

「・・・闘破」

「俺達友達だろ♪」

だが無数のアカンベェが闘破とサニー達に襲い掛かろうとしたその時だった。

「こっちや~♪」

聞き覚えのある声に振り返る闘破とサニー。ハッピー達も気付くとそこに居たのは・・・

「あかねちゃんのドッペルゲンガー!!」

いつぞやに現れたあかねのそっくりさん。

「ん?何でキュアサニーが二人いるオニ?」

突然の事にパニックになるアカオーニ。

「へっへ~んそっちのウチは偽物や♪本物はこっちや~♪」

といって今回は自分が本物だと主張するあかね?に感づいたサニーは・・・

「あ・・・そや!あんたを油断させるためのウチは偽物や!騙されてやんの~♪」

以前闘破がやった騙しのテクニックを使うサニー。

「じゃああっちが本物オニ?オニ!!」

アカオーニがあかね?に向かって行ったときサニーはあかね?を助けようとするが身動きが取れない。

すると

「!!」

俊敏な動きでアカオーニの一閃を避けるあかね?はそのまま平手で二撃加えていった。更にバックステップで後方に飛ぶと懐から爆薬を投げつけアカオーニを焦がした。

「お?オニ?」

「・・・嘘」

予想外のあかね?の戦闘力に目を丸くするサニー。

「それじゃ!後は任せたからね♪」

そう言って地面に煙幕を叩き付け帰っていくあかね?

「あれは・・・やっぱり闘破の知り合いやったか」

やってる事が忍法なので闘破の知り合いであることが確定したあかね?

「よっしゃ!みんな!!ジライヤの目の前にアカンベェを集めるんや!!」

「「「「おう!!」」」」

サニーの指令で目の前のアカンベェ達を闘破の目の前に投げつけるハッピー達。

すると

「許さん!!」

印を組み闘志を高める闘破が磁光真空剣を抜刀した。

「磁光真空剣!」

正眼に構えると光り輝くレーザー刀に変化する。

「真っ向両断!!」

闘破の一閃が無数のアカンベェを飲み込み・・・

「!!」

【あかんべぇえええええええええ!!!】

横一閃で薙ぎ払うと七色の光に包まれ消滅するアカンベェ達。

そして納刀する闘破。



戦いが終わりあかね達が屯している。

「それにしても何だったんでしょうね?」

ジライヤに疑問を持つれいか。

「ま~正義のヒーローって奴じゃない?」

「うん!あれは正義のスーパーヒーローだった♪」

冷静に判断するなおとウキウキするやよい。

「かっこ良かったクル♪」

「ねえ~」

キャンディとみゆきも満面になると・・・

「え?君たちあれとう「うわうわうわうわ!!」

ジライヤ=闘破という事実を言ってしまいそうになった楽珍の口を慌てて塞ぐあかね。

「お~い皆~」

といってジライヤスーツを解除した闘破が駆けつけた。

するとみゆき達の目つきが変わった。

「闘破さん!あなたいったい何者なの?」

「何者なの!?」

打って変わって怪しい人扱いのままの闘破。

すると

「いけねえ!もう夕飯作んないと!!」

といってみゆき達から逃げる闘破。

「「「待てえええええ!!」」」

闘破を追いかけるみゆき達を見ながらあかねは思った。

(やっぱり闘破がジライヤって言った方がええのかな?)

正体がばれてしまっては元も子もないのかあかねはやっぱり黙っておくことにするのだった。

 
 

 
後書き


ジョーカーに導かれ突如闘破の目の前から消えたあかね!救出に向かった闘破に操られたあかねが襲い掛かる!あかねと戦う事の出来ない闘破は無事あかねを取り戻すことができるか!?

世界忍者戦ジライヤ×スマイルプリキュア!

激突!ジライヤ対キュアサニー

みんな見てね♪

 
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