ソードアート・オンライン ~時を越えたデスゲーム~
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世界と世界の交差
コラボ 番外編1
前書き
コラボ?です
φφφ
カズネとアキトは二人、ポップ率の高い、レベル上げに適したフィールドへと出ていた。
「おっ!レベル上がった~!63!」
「奇遇だなぁ俺も63」
二人はニヤリと笑いあう。
どこまでも気の合う双子である。
「まぁ結構上がったよね」
「ああ。あと一つ上がったら帰るか」
「うん」
短く会話を交わし、再びモンスターと向き合った。
φφφ
「イヤ~、疲れたぁ…」
「畜生、またカズネと同じレベルか」
「私はついていくよ~!!」
仲良く話している二人の視界に、ヒラリ、と白い蝶が舞った。
「「…蝶?」」
圏内にモンスターは出ないはず。
テイムされたモンスターでも無いらしい。
「キレー」
カズネは、ふわふわと飛ぶ蝶を疑いもなく追いかけていく。
「あっ おいカズネ!」
「いいじゃんいいじゃん!何かありそうだし!」
駆けていくカズネを、アキトはため息をついて追いかけていった。
二人は蝶についていく。
「…あれ?」
いつの間にかーー本当にいつの間にか、二人はどこかの層の転移門の前に立っていた。
「えぇ~…?ここ何処…?」
「ホラ…ロクなことない…!」
あたりを見回しても、何層かは特定しづらい。
何せ、今まで50もの町を見てきたのだから。
「…アキト」
「なに」
「さーせん。」
「解ればよろしい」
ずーんと沈んだカズネの頭を軽く叩いて、アキトは言った。
「取りあえず50層戻るか50層」
二人は転移門を使い、50層アルゲートへと飛んだ。
「お 見覚えがあるねぇアキト」
「ああ。よし帰ろう」
アキトとカズネはいつもの塒へと足を運ぼうとした。
そのとき、一組の男女の会話が耳に通る。
「お兄ちゃん!ちょっと!!聞いてる?」
「聞いてます 聞いてますよ」
男の方の声に聞き覚えがある。
その声の方を振り向いて。
「「っ…!?」」
二人は目を大きく見開いた。
ーーー和人ーーー
後書き
この後、FMラジオ先生作、ソードアート・オンライン 白銀の死神 の主人公ナオが登場します。
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