混沌の魔術師と天空の巫女
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第6章 無限時計編
旅の仲間達
妖精の尻尾 ギルドにて・・・
「う~~~ん・・・。」
「あらあら・・・可愛いわね。」
「そこかよ(汗)」
ミラさんの言葉にツッコム、カナさん。
「どうも、『魔槍ハバラキ』という槍で、小さくされてしまったみたいです。」
「そうなの。」
俺の説明にカナさんがそう言った。ちなみに、この事はルーシィさんから聞きました。
「ちょっとナツ、頭重いんだけど・・・。」
「俺だって好きで乗ってんじゃねぇーよ!!」
ハッピーの言葉に怒鳴るナツさん。
「お?おわぁっ!?」
グレイさんがナツさんのマフラーを掴み、持ち上げた。
「おい、マックス・・・」
「?」
「まーた売店始めたらどうだ?このチビ吊りグッズ、案外売れそうだぜ?」
「あは・・・。」
グレイさんの言葉に苦笑いするマックスさん。
「俺はグッズじゃねぇーーー!!!」
ナツさんはそう言い、口から火を吹いた。
「「「「あははははは!!!」」」」
「そのサイズだと、商品として満たないよ。」
周りの人達は笑い、ハッピーがそう言う。
「うるっさいわね!!!集中できないでしょ!!」
ルーシィさんが怒鳴る。
「はぁ・・・。」
「あ!いたいた!!」
「レビィちゃん?」
「コージ君に頼んでいた。この歯車の文字。わかったよー!」
「本当ですか!」
俺はレビィさんの元へ行く。一緒にウェンディも来た。
「で、何て書いてあるんですか?」
「えっとね・・・これもやっぱり、あの針と同じ古代ポタメリア語だったの。
それでね、あこに映し出された文字は・・・」
「「「文字は?」」」
俺、ウェンディ、ルーシィさんはレビィさんの答えを気になっていた。
「『混沌、訪れる時、選ばれた者よ、歯車を使い、混沌を消し去れ。』・・・だった。」
「・・・・・・。」
ルーシィさんは何も言わなかった。
「歯車・・・つまり、これその物ですかな・・・?」
「多分ね。」
俺の言葉にレビィさんがそう言う。
「この歯車はルーシィさんのお父さんの遺品とは関係はあるって事、お兄ちゃん。」
「ああ。」
ウェンディの言葉に俺は頷く。
「ただ・・・」
「ただ?」
「ハートフィリア邸では、その歯車の手がかりはありませんでした。」
「そう・・・。」
「・・・ねぇ、ちょっと皆聞いて。」
ルーシィさんの声にギルドにいる人達全員がルーシィさんの方を見る。
「色々わかったの。」
「何がだよ?」
「あたしのお父さん、この本の内容をなぞってたの。」
ルーシィさんはそう言った。
「どういう事だ?」
エルザさんが尋ねてきた。
・・・というか、エルザさんとグレイさんの後ろにいるジュビアさん・・・
聞いている・・・訳ないですよね・・・グレイさんを見て、目がハートになってる・・・。
「『星空の鍵』っていう物語はね・・・
小さな女の子がね、全部集めると幸せになるって言われている、
6つの鍵を探して旅をする話なの。」
ルーシィさんはその物語の説明をした。
「はぁ~♡ジュビアも幸せになりた~い♡」
あ、一応聞いてはいたんですね、ジュビアさん・・・・・・。
「でもね・・・」
「?」
「その子の代わりに周りの人達が不幸になってしまいましたっていう、
オチでもあるのよね・・・。」
「うぇ~・・・。」
「どうなのさぁ、そういうオチって。」
「茶々を入れると、話がわかんなくなるでしょ!」
「あい・・・ごめんなさい・・・。」
シャルルに謝るハッピー。
「それで?」
「続きはどうなんですか?」
エルザさんと俺はルーシィさんに訪ねる。
「『1つ目の鍵は旅をする』って書いてあるの。」
「旅をする・・・つまり・・・」
「そう。時計の針はここへ運ばれて来た。つまり『旅をした』って事。」
あの針は、ミッシェルさんによって運ばれ、ここ妖精の尻尾へ運ばれた。
ルーシィさんのいう通り、旅をしたという意味でだ。
「全ての事件は、そこから始まってる訳。」
ルーシィさんがそう言う。
「話は戻りますけど、その主人公の女の子の方はどうなったんですか?」
俺はルーシィさんに訪ねてみた。
「主人公の少女は、残り5つの鍵を探して旅をするの。
そして、色々な所で鍵を見つけていく・・・・・・
最後は聖堂にたどり着いて6個目の鍵を見つけるの。」
「聖堂?」
エルザさんがその言葉に反応した。
「まさか・・・」
「ううん。この街のカルディア大聖堂じゃないわ。もっとずっと遠く。」
エルザさんが思った事をルーシィさんはわかったかのように言うのだった。
「何故わかる?」
エルザさんはルーシィさんが何故気づいたのか気になり、訪ねた。
「あたし子供の頃この話が好きで、色々調べてみた事があるの。
そしたらね、『星空の鍵』のモデルになった場所がわかったんだ。」
ルーシィさんはそう説明をした。
「お父さんも、時計の残り5つの部品もその場所に分散して隠したんだと思う。
その様な話、してなかった?」
ルーシィさんはミッシェルさんに訪ねてみた。
「いいえ、特には・・・・・・なくなる頃・・・とっても無口だったから・・・。」
「・・・・・・。」
ミッシェルさんの言葉にルーシィさんは沈黙となる。
「とにかく、この『星空の鍵』とモデルになった場所に行けば、
残りの部品は手に入れられるわ。間違いない!」
ルーシィさんはそう言う。
「レギオン隊はどうして時計の部品を狙っているのかはわからない。
でも、『混沌が訪れる』何て言われたら、放っておく訳にはいかない!」
ここには混沌の魔術師がいますが・・・・・・いや、今はよそう・・・。
「あたし、探しに行って来る!」
「お前1人でか?」
ハッピーの頭の上にいたナツさんが、降りて、ルーシィさんに向かってそう言う。
「うん。マスターにはやめておけって言われたけど、何か気になるし。」
ルーシィさんは行くみたいだな。
「そうですね・・・。」
先程、泣いていたミッシェルさんがそう言う。
「ナツはこのままじゃ役に立たないしね。」
「ハッピー!!お前俺よりデカクなってから一々棘があんなぁ!!!」
「違うよ。オイラが大きくなった訳じゃなくって、ナツが小っちゃくなったんだよ。」
ナツさんとハッピーがそんな話をしていた。
「どうするよお?レギオン隊もこのネタに感ずいてんじゃねえかぁ?」
グレイさんがそう言って来た。確かに、あのエクシード、もう本の内容を読んでしまったしね。
「だとしたら、時間との勝負になるぜ。」
「・・・・・・。」
「残りの部品が全て集まった時、何が起こるのか定かではない。」
そう言ってきたのはマスターだった。
「じゃが・・・『世界の混沌』は避けねばならん。」
「あ・・・!」
「「「・・・!!」」」
マスターの言葉に俺達は思い出す。確かに世界の混沌は危ない・・・!!
「それじゃあ、俺がその場所へ行って、部品を取って来ましょうか?
俺なら速いし・・・」
「いや待てよ。その場所のどれかにレギオン隊が全員いるとやばいだろ?」
「それはそうですけど・・・」
「・・・・・・チームを編成しよう。」
エルザさんがそう言う。
とある、岩山にて・・・
「へぇ・・・へぇ・・・」
「ちょっとリリー・・・ぜんぜん方角が違うんだけど・・・・・・。」
レビィさんがそう言う。ドロイさんはもう息が切れている・・・。
「・・・・・・。」
リリーは何も言わなかった。
「あいつ、何考えてるんだか、よくわかんねえよなぁ・・・。」
「うん・・・頼りにはなるんだけどね・・・。」
「ですね。」
「つうか、コージ・・・の闇分身は便利だなぁ。」
そう、今ここにいる本体が出した闇分身である。
実は少し前に・・・
「チームは決まった様だな。」
チームはこうなりました。
ナツ、ハッピー、ルーシィ、ミッシェル、ロメオ
リリー、レビィ、ジェット、ドロイ
グレイ、ジュビア
ミラ、エルフマン、リサーナ
コージ、ウェンディ、シャルル、ミント、エルザ、カナ
と、なりました。
「じゃあみんな、今度は場所を決めましょう。」
ルーシィさんがそう言い、地図を持ってきた。
「『星空の鍵』のモデルになった場所に印をつけたわ。」
地図を見ると、×がついているのがわかる。
「あれ・・・?」
「どうしたコージ?」
エルザさんがそう言って来た。
「ない・・・。」
「何が?」
「この歯車を見つけた場所が印されてない・・・。」
「と、いう事は・・・・・・」
「この歯車はこの5つの鍵のどれでもないっという事か・・・。」
「そうなるわね。」
俺の言葉にルーシィさんがそう言う。
「だが、その歯車が何か関係があるのは間違いねえが・・・・・・」
「今の所は手がかりなしです。」
「だよな・・・。」
「よし。皆、目的の物を探すだけでなく、この歯車に関わるような者も見つけろ。
きっと何かわかる筈だ。」
エルザさんの言葉に俺ったいは頷く。
「あ、そうだ。これを加えておきます。闇分身!!」
ドン!
3体の闇分身が現れた。
「闇分身・・・?」
「一応この闇分身は特定の事じゃないと消えません。
それに闇の魔力がありますから、闇の滅竜魔法が使えます。
戦力として入れておきます。あと、闇分身から情報を取ったりする事もできます。
何か情報があれば送ったりもできます。」
「ほう。便利なものだな。」
エルザさんがそう言う。
「コージって・・・今の俺達より強い上に便利かもな・・・。」
ドロイさんがそう言う。
と、いう事です。
「(って、俺何説明をしてんだ?)」
「ああ~・・・もうダメだ・・・。」
「え・・・ちょ・・・!」
ドーーーン!!
「はぁ・・・」
「ぐぇ・・・!!」
「大丈夫!?」
「大丈夫じゃない!この体型でこの坂は・・・無理・・・です・・・。」
「ちょっと・・・ああ・・・ダメだ・・・。」
ボン!
「ああ!!!」
「闇分身が消えちまった!!」
「ああ~・・・ごめ~ん・・・。」
「おいリリー。目的地にそのまま行った方が?ドロイ、そのうち死ぬぞ?」
ジェットはリリーに向かってそう言う。
「ドロイは戦力外だ。闇分身は・・・まさかもう消えるとは予想外だったが・・・
もう1人、強力な者が必要だな。」
「ひどい・・・。」
だが、これが現実!
「『強力な者』って誰?」
レビィはリリーに聞いてみた。
「妙な笑い方をする男だ。『ギヒッ』とか。」
「あ・・・!」
レビィは、もう誰かの事か気付いた。
一方、こっちでは・・・
「何でこういう組み合わせになるんだよ?」
「さぁ?」
グレイさんの言葉に闇分身である俺はそう返した。
「ああ~、この爽やかな微笑みのようで綺麗な日差し・・・・・・
きっと、グレイ様との築く家庭もこのような・・・!」
なんか妄想に入った・・・・・・。
「あ・・・。」
「どうした?」
「えーっと・・・レビィさん達の所の分身が・・・・・・消えました・・・。」
「はぁ!?早ぇぞ!?何があったんだ!!?」
「ドロイさんがのしかかってきた。」
「は・・・?」
「本物の俺は、後でドロイさんを殴るつもりですね、これは・・・。」
「何やってんだドロイの奴・・・。」
そんな話をしていると・・・
「ジュビア。」
後ろからジュビアさんの名前を呼ぶ声が、振り向くと・・・
「リオンさん・・・!?」
何故かリオンさんがやって来た。
「何だお前!!」
グレイさんが大声でそう言う。
「来たのだ。」
「あぁ?」
「「はぁ?」」
どういう事だ・・・?
「だから・・・とにかく来たのだ。」
「どういう意味ですか?」
「君達だけでは心配だろうと思ってな。」
「何が心配なんだ!!」
リオンさんの言葉にグレイさんは大声でそう言った。
「色々と・・・な。」
「はぁ・・・。」
「ついてくんな!!!」
「まぁ、まぁ。」
俺はグレイさんを落ち着かせようとする。
「心配なのだ・・・色々と。」
「だから、何だお前・・・!」
「・・・?」
一体、どういう事だ・・・?
一方、ある船で・・・
「何でだ!?何でよりもよって船何だよぉ~・・・!!!」
「小っちゃくなっても酔うのは変わらないんだね。」
ナツさんの状態にハッピーはそう言う。
「大丈夫ですか?」
ミッシェルさんが心配そうに夏さんを見てそう言った。
「大丈夫じゃ・・・ありません・・・んぉ・・・!!」
「ナツ兄、しっかりしてよ。」
ナツさんの情けなさにロメオがそう言う。
「この組み合わせはどうかと思うよ。」
「どうしてですか?」
「だって、ナツが小っちゃくって、後はルーシィとミッシェルとロメオでしょ。」
「あと闇分身だが俺もな。」
俺はそう言う。
「もし、何か起きて戦わなくいけなくなったら、戦力はオイラだけになっちゃうからねえ。
やれやれぇ・・・エルザは何を考えてるんだか?」
「俺だって戦えるぜ、ハッピー!!」
「やめた方がいいよ。オイラがこのチームの主戦力なんだから。」
「いや、それはない。」
ハッピーの言葉に俺がそう言う。
「取りあえず、ハッピーは調子に乗ってるから。俺は鍛えてやろう。」
「いや・・・その必要は・・・」
「いくよー!!」
バキィ!ドカァ!!ガガガガン!!!
「ぎゃあああああああ!!!!!」
「すみません・・・主戦力はコージでいいです・・・。」
「そういう問題じゃないって。」
ハッピーは見事にボコボコになっていた。
「コージ兄、ルーシィ姉の屋敷から帰って来て
不機嫌な時があるけど・・・何かあったの?」
「ええ・・・まぁ・・・(汗)」
「これじゃあシャルルを任せられないな。」
「コージ・・・いやそこを何とか、お兄様!!」
「何でそうなってんの・・・(汗)」
ルーシィさんがツッコミを入れた。
「でも・・・『混沌』か・・・・・・どういう意味なんだろう・・・。」
ルーシィさんはそう言っていた。
「もしや、実は妖精の尻尾の皆さんでは?」
「ん?」
「「「?」」」
「そうですけど・・・。」
そこには、冒険家の服を着た人が4人おり、うち3人がかなりの高齢者であった。
一方、本体であるコージは・・・
「まさか歩く事になるとは・・・」
「いいじゃない。たまには。」
俺の言葉にミントがそう言う。
「(しっかし、レビィさんの所の闇分身がもう消えちまうとは・・・
後でドロイさんを殴ろう。)」
俺は心の中でそう決めたのだった。
「ん、んん~、気持ちいいねぇ~。」
カナさんがそう言う。ま、天気がよくって、光は美味いよ。
「何だか、ルーシィさんが言ってた物語みたいだね。」
ウェンディが俺の方を見てそう言ってきた。
「どういう事よ?」
「『星空の鍵』の女の子は世界中を旅したでしょ?」
「ああ。」
「きっとこんな感じだったんじゃないかあ~って。」
ウェンディらしくっていいと俺は思うぜ。
「呑気ね。その子が幸せになった事で、周りの人間は不幸になって、世界が混沌に陥ったのよ。」
シャルルがそう言ってきた。
「あ、そっか・・・。」
「あたしは少女じゃないけどね。」
「じゃあこの場合は、やっぱりウェンディかな?」
「じゃあ私達は不幸になるの?」
「そうじゃねえよ。」
俺達はそんな会話をしていた。
「お前達。」
「「「「?」」」」
エルザさんが声をかけて来たので前を見た。何故かシートを引いて、弁当を出していた。
「ここに座らないか?」
「え・・・?」
「「「??」」」
「おいしそう~。」
「ああ~、気持ちがいいものだな。ピクニックとは。」
・・・・・・・・・あれ?
「ピクニック?」
「一度やってみたかったのだ、ピクニック。」
ピクニック・・・ピクニック・・・、とだんだん小さくなるようにその言葉が聞える。
「ちょっとエルザ・・・趣旨が違ってきてるよ・・・。」
カナさんがそう言う。しかし・・・
「人生は初のピクニックだ!」
「聞いてない・・・(汗)」
エルザさんは完全にピクニックを楽しもうとしている。手にはもうサンドイッチを・・・。
「ピクニック!」
また同じ様にその言葉がだんだん小さくなるように聞こえてくる。
「じゃあ私も~。」
ミントも参加するんかい!!
「そんな事してたら、レギオン隊に先を越されちゃうわよ!!!」
シャルルがそう言う。
「全ては計算積みだ。途中だけ一度ピクニックした所で、先を越される事などない。」
「だといいですけど・・・。」
「ああ~、風が吹き渡り、何処まで広がる草原・・・はむ。」
エルザさんは手に持っていたサンドイッチを一口食べる。
「うまい!」
「おいしいよ~。」
「エルザさん・・・(汗)」
「ミントまで・・・(汗)」
「価値観が違いすぎる・・・。」
「うん、かなりね・・・。」
一体どうすればいいんだか・・・
ドドドドドドド!!!!
「ん?」
何だ・・・?
「おい、おい、おい!誰に許可貰って、ピクニックやってんだぁ!!!」
何か盗賊の様な奴等がやってきやがった。というか、何だその馬?
「はぁ、許可?」
俺がそう言う。
「ここは俺達の草原だ!勝手にピクニックしちゃあ困るんだよ!!」
「好きでやってる訳じゃありませんが・・・」
「おいおいおい、こいつら妖精の尻尾じゃねえかー?」
「最近何やらお宝を探している様じゃねえか?」
「!?」
どういう事だ・・・?
「情報が漏れてる・・・・・・!?」
「レギオン隊を敵に回してるんだもの、漏れてもおかしくないわ。」
カナさんとシャルルがそう言う。
「くそ・・・厄介な・・・!」
「おい、そのこのチビ。」
カチン!!!
「チビ・・・だと・・・!!!」
「テメェに決まってんだろうが、チビ。」
ブッチン!!!!!
「誰が・・・・・・チビだぁぁぁ!!!!ソーラービーム!!!!!!!!!!!!!」
右手から怒りのソーラービームを奴等に放った!!!!!!
ビィーーーーーン!!!!!!
「「「ぐわっちぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」」」
奴等は真っ黒焦げになった。
「うがあああああああああ!!!!!!!」
バキィ!ドカァ!!グシャン!!!ガァーーーーーーーーーーン!!!!
「「「ぎぃやああああああああああ!!!!!!!!!」」」
「あ~あ・・・コージが怒ったわ・・・。」
「お、お兄ちゃん!!落ち着いて!!」
「大丈夫だ・・・・・・悪は死んだ。」
「殺しちゃダメだよ!!!」
「・・・ふん!」
俺はシートの所へ行き、エルザさんに聞いてみた。
「牛乳ありますか!?」
「な、何だ・・・?」
何も知らなかったエルザ。
「いいから、あ・り・ま・す・か!?」
「あ、ああ・・・ほれ。」
「ふん!!」
俺は牛乳を一気に飲み始めた。
「おいおい、コージ、やけ飲みかよ・・・(汗)」
「絶対に・・・ぜぇったいに身長を伸ばしてやるぅ!!!!!
身長170cm以上になってやるぅぅぅ!!!!」
「お、お兄ちゃん・・・(汗)」
「いつものコージじゃないわね・・・(汗)」
俺はそんな思いで牛乳を飲むのだった。今日は最悪な日だぜ!!!!!!!!
後書き
どうも、白鋼です。最近、小説の進み具合が少し悪くなっています。
たぶん、次回の投稿は遅くなるかもしれません。お許しください。次回、また会いましょう。
ページ上へ戻る