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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第62話 仲間 

 
前書き
HELLO☆07だよ☆
今回は科学の世界(サイエンスワールド)との最終決戦!!妖精と科学、勝つのはどっちだ!!
今回はナツ目線でいってみよ~☆
それでは、第62話・・・スタート☆ 

 
さっきからいろんなところから爆発音が聞こえる。俺も早く戦いてぇ~っ!!

ナ「あのぐるぐるめがねじじぃ・・・どこだぁーーーーーっ!!」

ジョ「ここですよ火竜(サラマンダー)」

ボワァァァン!!

また煙と同時にぐるぐるめがねじじぃが現れた。

マ「もぉ~!いちいちかっこつけながら登場しなくていいよ。おじさんかっこつけても全くかっこよくないし、煙臭くて目が痛くなっちゃうじゃん。」

マヤが手で煙を掃いながら言う。

ジョ「ひょっひょっひょっ。これが私の登場の仕方ですからね。」

そんなの必要ねぇだろ・・・

ジョ「ところで、我々と賭けをしませんか?」

マ&ハ&フ「賭け?」

ナ「んな事はどうでもいいっ!!さっさと始め・・・」

ジョ「この勝負、私が勝ったら動物姫(アニマルプリンセス)を頂きます。」

マ「えっ?」

ナ「んだとごらぁーーーーーっ!!!」

ハ「マヤをどうするつもりだっ!!」

ジョ「彼女は動物と話せる能力を持っている。その力を、私の科学にも取り入れようと思いましてな。」

フ「そしたら、マヤはどうなるんだ?」

ジョ「今までの記憶が全て消えてしまうでしょう。」

ナ&マ&ハ&フ「!!!!」

そんな事のためにマヤを利用するなんて・・・ぜってぇ~に、許さねぇ・・・っ!!

ジョ「さぁ、どうする火竜(サラマンダー)」

ナ「・・・マヤはお前の道具じゃねぇんだっ!その賭け、引き受けてやるっ!!」

フ「ハッピー、マヤを頼む。」

フレイが鳥の姿から人間の姿に変わる。

ハ「あいさー!マヤ、こっちだよ。」

マ「嫌だっ!私も戦うっ!!」

ナ&ハ&フ「!!!」

な、何言ってんだマヤ・・・

マ「これは私自身の問題でもあるんだ。私が戦わないと意味がないよっ!」

フ「お前は下がってろっ!」

マ「嫌だっ!!」

フ「危険なんだぞっ!!」

マ「それでも嫌だっ!!私はみんなと戦・・・キャアァァァッ!!」

ハ&フ「!!?」

マヤの腹部に俺の投げた炎が直撃する。マヤは壁まで吹っ飛んでいき、頭を強く壁に打ち付けた。たぶん、気を失っただけだ。

ハ「マヤ~!!」

フ「ナツ、なにやって・・・」

ナ「今はこうしておいたほうが安全だ。ハッピー!マヤを頼むぞっ!!」

ハ「あいさー!!」

ハッピーが気を失っているマヤの服を摑み、空を飛んでジョニーから離れる。

ジョ「あんな手荒な真似をして、よかったのですか?」

フ「マヤをお前から守るために、ナツは仕方なくやっただけだ。」

ナ「マヤは俺たちの大切な仲間だ。お前みたいな頭が腐った牛乳みたいなやつに渡してたまるか。」

ジョ「ひょっひょっひょ。もうちょっとお上品な例え方で言ってくれればうれしかったんですけどね。」

変なところにこだわんなるなっつーのっ!!

ジョ「それでは、始めますぞ。」

この勝負、ぜってぇ~に勝つっ!!

ナ「いくぞフレイッ!!」

フ「おぅ!ファイアメイク、弓矢ッ!!(アーチェリー)」

炎を纏った矢がぐるぐるめがねじじぃに向かって一直線に飛んでいく。

ジョ「ゴブリン、盾!(シールド)」

すると、ぐるぐるめがねじじぃの背後からちっせ~やつが2人でてきて、フレイの攻撃を防いじまった!!

ジョ「ゴブリン、ダブルフォーメーション!」

すると2人のゴブリンは手を繋いで、高速回転しながらこっちに攻撃してきたが、

ナ「火竜の・・・翼撃ッ!!」

ゴ「ビギャーーー!」

あっという間にやられちまった。俺はそのまま、

ナ「火竜の・・・剣角ッ!!」

ジョ「ゴブリン、盾!」

またぐるぐるめがねじじぃの背後からさっきとは違うゴブリンがでてきて攻撃を防いだがあっという間に倒された。

フ「お前、さっきからそのちっせぇ~ので防いでばっかだな。」

ジョ「これが私の戦闘方法だ。さっさと倒れて、動物姫を私に渡せぇーーーっ!!」

ナ「渡すわけねぇだろっ!!火竜の・・・咆哮ッ!!」

ジョ「ぐほっ!!」

フ「ファイアメイク、竜巻ッ!!(トルネード)」

ジョ「ぐはぁっ!!」

これで止めだっ!!

ナ「紅蓮火竜拳ッ!!」

ジョ「グワァァァァァッ!!!」

ぐるぐるめがねじじぃはその場に倒れた。

フ「これで一件落着だな。やっぱ人間の姿でいるのは結構辛いわ。」

フレイが鳥の姿に戻る。

ハ「ナツゥ~、フレイ~。」

ハッピーがマヤを抱えながら飛んで来た。俺は気を失っているマヤを抱える。

ナ「お前は俺たちの仲間だもんな。」

フ「それと、ナツの大事な彼女。」

ハ「でぇきてるぅ~。」

ナ「バカにするんじゃねぇっ!!」

俺たちがもめていると、

ル「ナツ~!」

ウェ「マヤさ~ん!」

ショ「ハッピー、フレイ~!」

みんながこっちに走って来た。

ユ「マヤ!どうしたの!」

フ「気を失ってるだけだ。」

ユ「はぁ、びっくりした。」

リョ「しっかしまぁ、結構派手に暴れたんだな。」

ト「また、評議委員さんが来るかもしれませんね・・・」

エ「またマスターに迷惑を・・・」

ナ「やっべ!ハッピー、逃げるぞ。」

ハ「あい。」

シャ「いや・・・無理だから。」

グ「お前等で責任取れよ。俺たちは知らねぇからな。」

ひっでぇ~なグレイ。よしっ!ギルドに戻ったら急いで帰って逃げるぞっ!妖精と科学の熱いバトルはこれで幕を閉じた。 
 

 
後書き
第62話終了☆
最初、ナツがマヤに気を失わせたときはびっくりしました。書いてるのは私なんですが・・・
次回はいよいよ、あの方の秘密が明らかに!もうわかりますよね?
それでは、第63話でお会いしましょう☆ 
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