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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第54話 クエストデートでまさかの悲劇!?

 
前書き
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーーン!07です!
今回はナツとマヤがクエストデート!・・・と思いきやハッピーとなぜかフレイも同行することに。でも、まさかこんなことに・・・!!
今回はマヤ目線で書いていきます。
それでは、第54話・・・スタート!! 

 
はぁ・・・昨日は大変だったなぁ・・・ナツに告白はされるし、みんなに冷やかされるし、家に帰ったらベッドでナツとハッピーが寝てるし・・・

ナ「マヤ、クエスト行こうぜっ!!」

昨日の事をすっかり忘れてる感じのナツが笑顔で話しかけてきた。ナツが持って来たクエストの内容は、【洞穴に隠れ住んでいる盗賊団討伐 60万J】とゆう内容だった。今日は予定も何もないし、ちょうど暇だったし・・・

マ「いいよ。」

ナ「おっしゃー!ハッピー、行こうぜ。」

ナツがハッピーを連れて行こうとすると、

ハ「おいらは遠慮しとくよ。」

え?何で?

ハ「2人の邪魔したら困るし・・・おいら、フレイと魚釣りにでも行って来るよ。」

それって、私とナツに遠慮してるってことだよね?

ハ「行こう、フレイ。」

フ「そうだな。」

以外に、ハッピーとフレイって仲いいな。

ナ「おい待てよ。」

釣りに行こうとするハッピーとフレイを呼び止めて、

ナ「別に邪魔とかそうゆうの関係ないだろ。ハッピーは俺の相棒なんだ。一緒に行こうぜ。いいよな、マヤ?」

マ「もっちろん♪」

私も全然困らないし、みんなと行くほうが好きだしね。

マ「そうだ!フレイも一緒に行こうよ。」

フ「え?俺も?」

この展開でハッピーだけを連れてって、フレイだけを置いて行くのもかわいそうだし。

ナ「よし!決まりだな。」

マ「それじゃ、クエストにレッツゴーーー!!」

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張り切って出かけたのはいいけど・・・

ナ「お前等、なんでそんな後ろにいるんだよ?」

さっきからハッピーとフレイの足取りが遅い。

フ「ほ、ほら、2人の邪魔したら悪いしよ・・・」

ハ「あい。2人はでぇきてるぅ~だからね。」

もぅ・・・遠慮しすぎでしょ・・・

フ「そんなことより、ここじゃないか、その盗賊団が隠れ住んでいる洞穴って。」

いつの間にか目的地についていた。

ナ「作戦Tでいくか。突撃だぁーーーっ!!」

マ「ちょっと!待ってよナツ!ハッピーとフレイも早く!」

ナツの後を追いかけて洞穴の奥に行くと、すでにナツは盗賊たちと戦っていた。周りには倒れている人や、気を失ってる人もいる。

ナ「マヤ、ハッピー、フレイ、こいつらは俺1人で十分だ。」

マ「それじゃあクエストの意味がないじゃんっ!!」

あんまり調子にのると危険だよ。

マ「我と契約した者よ、ここに姿を現せッ!!ライオンのキング!ピィーーーーーーーーッ!!」

オレンジ色の魔法陣からキングが現れる。

マ「キング、王者の牙!!」

キ「グオォーーーーーーーーーーーーー!!」

盗1「ギャア!!」

盗2「なんでライオンがいるんだぁっ!?」

マ「キング、どんどんやっちゃえっ!!」

キ「グオォーーーーーーーーーーーーー!!」

盗3「こいつ、妖精の尻尾の動物姫(アニマルプリンセス)のマヤ・ララルドだ!!」

へぇ~、私の事知ってるんだ。

盗4「ぐほっ!!」

盗5「どわぁ!!」

なんだ、盗賊って名乗ってるわりには弱っちいじゃん。その時、

ナ「グワァッ!」

ハ&フ「ナツッ!!」

マ「え?」

振り返ると、鉄パイプで頭を殴られて気を失って倒れたナツがいた。

マ「ちょっと!ナツを離してっ!!」

ハ「マヤ!後ろ!!」

マ「え?」

その時、私は背後から攻撃するチャンスを待ち構えていた盗賊の気配に気づかなかった。

盗6「これでもくらえ!!光の弾ッ!!(シャイニーボール)」

私は呆気にとられ、その場にただ呆然と立ちすくんでいた。その時、フレイが私の前に飛び出してきて、

フ「グワァァァァァッ!!!」

私の身代わりに攻撃を食らった。すると、ボワァン!と辺りが白い煙で包まれる。私は思わず目を閉じた。煙が消えて目を開ける。見ると、私の足元に1羽の鳥が倒れていた。フレイの姿はどこにもない。

盗7「今だっ!こいつらを倒せっ!!」

盗全「オォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

盗賊が一斉にに襲い掛かってきたっ!!この展開は・・・かなりまずい!!

マ「ハッピー!ナツを連れてギルドに帰るよっ!!」

ハ「あいさー!!」

私はキングを帰らせて、倒れている鳥を抱えながらハッピーと一緒に洞穴を脱出した。なんとか洞穴を出た後、ハッピーが聞いてきた。

ハ「マヤ、その鳥は何なの?」

マ「わかんない。でも、怪我してるから手当てしないとっ!!」

それに、私はこの鳥の事を知っていた。あのときの鳥だ。間違いない!!

マ「とにかく、今はギルドに戻って、ナツとこの鳥の手当てが優先だよ。急ごうハッピー。」

ハ「あい!」

読者のみんなは覚えているかな?そう、この鳥は、私が初めて1人でクエストに行った時に怪我をしていた赤い鳥だったんだ。 
 

 
後書き
第54話終了です!!
思わぬ展開になりました。マヤが以前出会ったこの赤い鳥の正体とは!?
次回は赤い鳥の秘密が明らかに!!その恐るべき秘密とは!?
お見逃しなく!! 
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