RPG WORLD ―ろーぷれ・わーるど― ~復讐の少年~
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一章 出会い
食後
1時間ほど薪を集め、それに向かってファイアーボールを撃つ。
これから、お昼を作りだすわけですが...。
もう1時です。まぁ、仕方ないけど...僕にも非があるわけだし。
そして、目の前でレヴィアが、僕の渡した食糧から、何を作ろうか考えているらしく。食材たちと睨めっこしている。
そして決まったらしく。食材を選び出している。
じゃ、僕はちょっと周りを警戒しときますかな。ここだってフィールドなんだからいつ何が出てきてもおかしくはないし。
―☆―☆―☆―
さらに30分。
今、僕の目の前には、おにぎり二つと、野菜炒めが並んでいた。
レヴィアさんいわく、『ちょっと時間が時間だったので...』と苦笑いしていたが、僕にとってはかなり十分です。数日間何も喰わなかったときもあったから。
てかそれがなくても大丈夫だっただろううが。
「「「いただきます」」」
そして3人で合掌して食べ始める。
とりあえずおにぎりをパク、と一口食べると、
(うまっ! 具はないけどちゃんと塩の味がちゃんと全体に行きわたって...ってなんで僕はグルメリポーターみたいなことしてるんだろ...)
そして、そのままおにぎりと野菜炒めを食べていく。
そして十分後には、全員食べ終わって、水を飲みながらくつろいでいた。
―☆―☆―☆―
あのあと、とりあえず、ガードアントが出るほうへ進んでいき、3時間が経過していた。
...なぜか入口に戻ってきて。
「う~ん。おかしいな...」
そういった瞬間、二人に怒られたことはスルーして...。
向こうも結構頭いいみたいだな...。
普通を巣穴を中心に徘徊してるわけだから、沢山出るほうが巣穴かな~とか思ってたけど。
まさかの裏を突かれた。
まぁ、気付かなかった僕もバカだけどさ...。
そして、また歩き出す。今度は色々注意しながら。
勿論、ガードアントが沢山出る方に。
―☆―☆―☆―
さらに二時間歩き続ける。
「ソラさん、アレ!アレ!」
と、イシュラが急に僕の服の裾をつかんで引っ張りながら言う。
そしてイシュラが言っていた先には...なぜか一面が草に覆われているはずの草原に、一部だけ土がむき出しになっている。
まぁ、正確には、土が盛り上がってリングを形成しており、中央にぽっかりと大穴が開いている。
「お、アリの巣だ。ナイスイシュラ!」
そう言いながら地図にこの場所を記しておく。
意外なことに、この場所は、最短ルートで大体30程度で来れることが分かった。
「よし、じゃ、一旦帰るか」
本来なら野宿にしたかったが、やっぱり女の子に野宿させるってのもちょっとね...。
「「はい」」
まぁ、二人とも返事をしてくれたので、とにかく帰ることにした。
ま、また明日来ることになるんだけどさ...。
後書き
えっと、いつかは決まってないけどSAOの二次を書くかもです。
まぁ、夏休み時間が有り余っているので、できるだけ更新していきたいです。
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