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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。

作者:斎藤海月
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第一部
誓う言葉
  再会。4

女ヶ島を出発して間もなく五日。


ようやくあたしたちを乗せた海軍隻はインペルダウンに到着した


ルフィ「あれが・・・世界一の大監獄・・・」


リノ「お前、ここまで来て死ぬんじゃねーぞ」


ルフィ「へッ簡単にくたばってたまるかよ

・・・ていうかリノ、ほんとありがとな!」


・・・止めろ。あたし見て笑うなアホ←


ハンコックに物凄い目で見られてるあたしの身にもなれよ・・・!!


ハンコックはこう見えても結構、嫉妬深いんだぞ!?



甲板の方から聞こえる着陸する声に、フードを深く被ると


険しい顔をしたレオンが立ってあたしの後を着いて来た


リノ「皆は・・・準備してて。」


マール『おうよ』


ラフュー『リノ、気をつけてな』


ミィル『無理はしないでね』


ベガルス『リノが無理をしないとかは無いだろうな』


・・・おい、そこの獣←


リノ「一言多いぞ!!」


エルノ「気をつけるんだぞ」


リノ「あーい」


ミファル『・・・・・・』


メリーサ『ああ・・・!!リノの運命が見える・・・!!』


リノ「ハンコック、行こ」


ハンコック「あ、ああ・・・」


いいんだよハンコック←


メリーサの予言は一人でやらせときゃあいいんだ←


そう、一人でやらせとけばいいんだよ←




蛆虫(モモンガ)の後ろを行くハンコックの横に歩きながら、


ひたすら蛆虫しかいない黄色い声にあたしもハンコックもイライラしていた


レオン『リノ、大丈夫か?』


リノ「うん全然大丈夫。コイツら全員に雷、落としてやりたいぐらいだよ」


モモンガ「・・・・」


こんにゃろ・・・・!!


歩いてるくせに目だけをこっちに向けてんじゃねェェよ!!


モモンガ「・・・中に入る前の事前告知だ。

お前たちは七武海だとしても中に入る際には海楼石を手にはめて貰う」


ハンコック「ああ。承知の上だ」


リノ「どうせあたしには効かないけどね」


だって能力者じゃないもん←


あたしが白髭海賊船に乗ってすぐに自暴を止める為に海楼石をはめられてたけど


ふつーうに使えてたもん(笑)


リノ「意味はあんのかねぇ~」


ハンコック「付けているフリだけでもすれば良い」


リノ「んだね(笑)」


モモンガ「中ではボディーチェックもあるからな。」


ボディーチェック・・・上等じゃないの!!((ゴゴゴゴ


あたしに触れる女が嫌な奴だったら電撃浴びせてやる


覚悟しろよっ!女←←



インペルダウンのドアが開くと真っ先に澱んだ空気、


助けを求める声、本当にここがインペルダウンだと実感できるような場所だった


?「ようこそ我がインペルダウンへ

・・・あっ!間違えました!我がってちょっと野心が出ちゃいました!」


・・・何だこの能天気野郎はああ!!!


しかもなんだその姿はあああ!!!


ハンニャバル「ワタシはまだ副署長のハンニャバルです!よろしくお願いすまっシュ」


・・・こんな能無し能天気野郎でも副署長に務まるもんなんだな・・・


あたしもあたしだけどさ、


コイツとだけは一緒にいたくねーわ


その内ブチぎれて爆発するよ、絶対!!


ていうかどこぞの言葉だよオイ・・・


モモンガ「モモンガだ」


ハンニャバル「話は聞いてます。

・・・そちらが女帝ハンコック、並びに海姫で?

ワタシの・・・女たちで?」


「「「「ゴロゴロゴロッッッ」」」」


ハンニャバル「うあああああ!!!!!」


蛆虫中将の前で落雷が副署長と名乗る蛆虫に直撃をすると、


落雷はそうそう簡単に止まなかった


ハンニャバル「ず・・・・ずみまぜえええんん!!!」


ハンコック「リノ、もう良い。わらわの憎しみや怒りも消え失せた」


リノ「よかろう」←


五分に続く再更新記録にハンコックは呆れた顔して溜息を付くだけだった


女「副署長、お立ちください。お仕事です」


ハンニャバル「は、はい・・・」


レオン『・・・まったく』


ドミノ「副看守長のドミノと申します。

女帝ハンコック様、海姫様、まずはお二人のボディチェクをさせて貰いますのでこちらへ」


落雷でボロボロになった野蛆虫は放っておいて、


ドミノという副看守長の後をあたしが先に追い、あたしの後ろにハンコックが続く


ドミノ「囚人の場合、この向こうへと進み、


衣服を全て脱いでこの奥に滾る100度以上の熱釜で地獄の微温湯に突き落とされ、


殺菌消毒を兼ねた殺菌をやっていただき有獄となります」


・・・ここ恐ろしい、半端なく恐ろしい・・・!!


100度以上の熱釜ってどういう事!?


レオンなら身体は暑いから全然大丈夫だろうけどさ・・・あたし、無理だよ←


ドミノ「やはり囚人にも各という物があり、地下に有獄された囚人では

火拳のエース、七武海ジンベエ氏、元七武海クロコダイル氏などは洗礼などには眉一つ動かさず実に見事な入獄でした」


えぇっ!?あのジンベエが!?


眉一つ動かさないで入獄したの!?←


あたしマジで眉一つ動かなさいとか無理なんだけど!!(涙)


ドミノ「さあどうぞ。客人は更衣室でのチェックですご安心を

・・・ではまずは、海姫様からお願いします」


ドアを閉めたドミノがあたしの後ろに来ると


ものっすごい嫌な視線を感じつつもあたしは黒いマントを脱いだ


ドミノ「ボディーチェックの前に海楼石の手錠からお願いしますね」


ハンコック「囚人でもないのに・・・念入りな事じゃ」


女の副看守長、ドミノが最も厄介なハンコックに近づいた途端


誰もがうっとりする笑顔を浮かべたかと思うと壁に張り付いてた映像電伝虫と、ドミノを石化させた


ハンコック「良いぞ、ルフィ」


ルフィ「うへぇ・・・あっぶねェ・・・」


リノ「ここからは殺されるなよアホ」


ルフィ「ああ。大丈夫だ、任せとけ」


いやいや、任せれねーからあえての言ってんじゃねーかよ


ハンコック「すまぬルフィ・・・わらわが送ってやれるのはここまでじゃ」


ルフィ「ああ」


・・・・・何だこの空気←


リノ「ねえレオン」


レオン『どうした?』


リノ「ハンコックの目がさ」


レオン『ああ』


リノ「ちょっと嫌だな←」


レオン『分かる』


・・・・あ、レオンに分かって貰えた←


なんか嬉しいような複雑な気持ちだわ← 
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