緋弾のアリアAA “照準貫通のラピッドショット”を持つ転生者
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プロローグ1 神との出会い
前書き
緋弾のアリアの小説書くのは、始めてです。
「あれ、どこだ。ここ」
俺が目覚めるとそこは真っ白な空間で何も無い場所だった。俺にはここにどうやって来たのかまったく記憶がなかったのだ。
「起きたか少年」
俺が声のする方を見ると一人の老人がやって来た。ヒゲは白くてかなり長いし、服装が神秘的で神様みたいな人だった。
「早速だが少年。お前は死んでるんだ」
「…………はい?…………」
「だから、お前は私のミスで死んだんだ」
このじいさんは何を言ってるんだ。死んでるなら俺がこんなふうにしゃべってるワケ無いじゃないか。
「信じられないの分からなくもないが、お前はトラックに引かれそうな子どもを救って死んだんだ」
「いや、そんなこと言われても覚えて無いし。それより、何であんたのミス何だよ?」
「あーそれはだな…」
自称神様は歯切れの悪い顔をしながら、こっちを見てきて、口を開いた。
「実はな…このノートのお前の所を私が間違いて消してしまったのだ。このノートは死期が近づいた人間の名前を消して殺すノートなのだが、本当でお前の一段上の奴をやる筈だったのがな」
「はぁ!!何だよそれ!!じゃあ俺があんたの凡ミスで、死んだってことかよ?」
「まぁそうなんだ。それより死んだってゆうこと、信じてるんだな」
「さっきから胸の鼓動がまったくしないんだよ!それより、何で高校生活を送ってる最中に死ななきゃいけないんだよ!」
俺が怒り心頭で神様に言うと、
「まぁ、そう怒るな少年。お前に良い話がある」
「何だよ?」
神様は不敵に笑いながら言って来た。こっちはそれ所では無いが、ひとまず聞いてみた。
「お詫びとして、お前を別の世界に転生させてやろう」
「え、マジで?」
「ああ、大マジだ。本の世界、ゲームの世界、何でもござれだぞ。どこが良いか、考えなさい」
転生させてくれるのは、ありがたい。けど、どこの世界にするか悩んでいると、ある本を思い出した。
「なら、緋弾のアリアの世界にしてくれ!俺まだ一巻の途中しか読んでなかったし」
「分かった。なら次は特典だな、五つ選べ」
五つか何が良いかな。……そうだ!
「なら、断裁分離のクライムエッジに出てくる、照準貫通のラピッドショットをくれ」
「後四つは何が良い?」
「そうだな、じゃあ、最強の戦闘力と今より頭をよくしてくれ。俺そんなに頭良くないから」
「残りの二つはどうする?」
神様はそう聞いてくるが、もう特に欲しい物は無いしな。
「そうだな~…前世の記憶を消してくれないか?」
「何故だ?」
確かにこんな願いを言ってくる奴はいないだろうし疑問に思っても無理ないか。
「心残りが無いようにだよ!あと、最後の願いはもうこんなミスをするな、それで良い」
「分かった。ならあの扉に入れそうすれば、次の世界に転生完了だ」
神様は一つの扉を指差した。俺は神様に礼を言って扉に入った。
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