FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第4章 悪魔の計画編
第44話 悪魔の計画
前書き
こんにちは!あれ?もうこんばんはかな?そてはおいといて、作者の07です!!
今回はシラカバの街に到着!でも、街の人たちはどこにもいなくて、いきなり敵が現れて!?
今回はグレイ目線で行きたいと思います。
それでは、第44話・・・スタート!!!
ナ以外「・・・・・・・・・・・・・・」
ナ「うぷ・・・」
マ「いつまで酔ってるの?」
ったく、情けねぇな。そんな事より、
リョ「ひっで~なぁ。こりゃ・・・」
フ「どこもかしこも残骸だらけだ。」
ショ「今までで一番ひどい・・・」
俺たちはシラカバの街の半壊された駅の前にいた。目の前に広がる光景はシラカバの街は残骸の山だった。ミキは目を伏せ、ショールの体は怒りと悲しみでワナワナ震え、硬く握られた拳には血管が浮かび上がっていた。
エ「ミキ、街の人たちは無事なのか?」
ミキ「街のみんなは大丈夫。みんな避難所にいるの。案内するから私について来て。」
俺たちはミキの後に続いて残骸の中を進んだ。避難所は街の中心部にある地下だった。中に入ると広くて明るい場所は、たくさんの人で埋め尽くされていた。
街1「あっ!おーーーいっ!!ミキとショールが帰ってきたぞぉ~っ!!」
誰かの声で大勢の人が俺たちを取り囲む。それにしても、随分いるな。
?「おぉ、ショールか。」
1人の老人がショールに話しかける。
ショ「じいちゃん!」
このじーさんがショールの・・・ショールのじーさんは俺たちの方に視線を移すと、
?「ところで、後ろの方たちは?」
ショ「俺が今所属しているギルドの仲間だ。」
セ「おぉ~それはそれは。長旅ご苦労様でした。わしはショールの祖父のセイヤと申します。」
鮮血のような赤い瞳はショールとそっくりだ。
エ「ところで、今の状況は?」
エルザ、単刀直入すぎるぜ・・・
セ「今は何も動きを見せませぬ。しかし、いつ死者が出てもおかしくない状況です。」
みんな不安そうな顔してるもんな。
エ「よしっ!みんな行くぞ!!」
エ以外「おぅ!!!」
俺たちはショールのじーさんに悪魔の計画の居場所を聞いて、避難所を出て崩壊した街の中を歩き出した。
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ナ「おーーーいっ!!悪魔~どこだぁ~っ!!!」
ハ「どこだぁ~!」
マ「叫んだだけで出て来る敵はいないよ。」
それがこいつが叫ぶと・・・と、うわさをすれば。
?「私たちを呼んだのはあなたたちですか?」
いつの間にか俺たちは6人の男女に囲まれていた。
ショ「フォアン!ジャック!ジスト!チンク!リン!」
5人はショールの知り合いか。とゆうことは、こいつが・・・!
ア「そう。私は悪魔の計画の10代目マスターのアン・ドヴァーです。」
夕日色のロングヘアーに、赤いセーターに黒いフレアスカート姿の女だ。前髪をピンで留めている。ショールと似たような色の瞳をしてるが、こいつの瞳は鮮血なんかじゃない。赤黒い血の色だ。まるで、悪魔の血の色だ・・・
ショ「今すぐジャックたちの魔法を解いて、この街から立ち去れっ!!」
いつも冷静なショールが声を張り上げて叫ぶ。
ア「それは無理。」
アンがウィンクを1つしながら右手の人差し指だけを立てて左右に振る。
エ「ならば、貴様を倒すまでだ。」
ア「それも無理。」
アンはさっきと同じ動作をする。
ア「私と戦いたいのなら、私の仲間を倒してからよ。」
そう言って両手を広げてショールの知り合いの5人を示した。
ショ「ジャックたちはお前の仲間でも、お前の操り人形でもないっ!!!」
ショールの鮮血のような赤い瞳が怒りで燃えている。今のショールの瞳は、鮮血じゃなくて、赤々と燃え盛る『炎』そのものだ。
ア「アハハハハ!!そんな怖い顔しないでよ♪ちょっと遊んでるだけだから♪」
何なんだこいつ、めちゃくちゃ腹が立つ・・・!!
ア「私を倒さないと、永遠にこの子達は私の操り人形さんよ。さぁみんな、この雑魚たちを蹴散らしておやりっ!!」
フォ&ジャ&ジ&チ&リ「かしこまりました、アン様。」
「様」だと?最悪なやつだぜ。
ナ「雑魚だとっ!!俺たちを舐めんじゃねぇぞごらぁぁぁっ!!!」
クソ炎が炎を纏った拳でアンの顔面を殴ろうとする。が、
ナ「グハァッ!!!」
マ&ハ「ナツッ!!?」
アンに殴り掛かろうとしたクソ炎の顔面を雷が襲う。って、今のは・・・!
チ「アン様に逆らう者は俺が始末する。」
今のは、黒い雷!!
チ「瞬間移動。(テレポート)」
・・・って、クソ炎が消えたぁっ!!?
ユ「マヤとハッピーとフレイもいないよ!!」
ウェ「チンクさんもいませんよ!」
どうなってやがるっ!!?
リョ「お前等ッ!!ナツたちをどこにやったぁっ!!!」
ル「ちょ、ちょっと、リョウ!!」
ジ「瞬間移動。」
今度はリョウとルーシィまで消えやがったっ!!
リ「まったく、チンクとジストは行動が速すぎるのよ。瞬間移動。」
エ「ウェンディとトーヤとシャルルがいないぞっ!!」
次々と消えていく。いったいどうなってやがるっ!!
ショ「ジャック・・・お前等いったい・・・」
ショールがジャックっていうやつに声を掛ける。ジャックっていうやつの緑色の瞳には光が射していなかった。
ジャ「俺たちはアン様の指示に従うまでだ。フォアン、お先に失礼するぜ。瞬間移動。」
エルザとショールまで消えちまった。残ってるのは俺とユモだけだ。
フォ「そんなに焦らないで。あなたたちの仲間は私の仲間と別の場所で戦っているから。」
信じられるかよ、そんなの・・・
フォ「さて、そろそろこの街も血の海になっちゃう時が目と鼻の先ね。」
おいおい、さらりと残酷な事言うなよ・・・しかも、自分の街だぜ・・・
グ「させるかよ。」
ユ「その計画、私たちが阻止してあげる。」
そして、ショールの仲間とこの街を救ってやるぜ。
フォ「できるものなら、やってみなさい。」
こうして、妖精と悪魔の対決が幕を開けた。
後書き
第44話終了!!
最強チーム+フレイは操られたジャックたちを救えるのか?そして、悪魔の計画を潰すことができるのか!?最強チーム+フレイの運命は!?
次回はウェンディ&トーヤ&シャルルVSリンの対決だよ!
お見逃し無く!!
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