FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第3章 赤い桜編
第35話 人質
前書き
こんにちは~♪07で~す♪
今回はグレイ&ユモスVSホミのバトルだよ。でも、かなり苦戦なバトル・・・しかも、ユモが大変なことに!?グレイどうする!?
グレイ目線で書こうと思います。
それでは、第35話・・・スタート♪
な、何なんだよ、このひっで~臭いは・・・やべぇ、目が、霞んできやがった・・・
ホ「この臭いは毒ガスだ。あまり吸うと体全身に毒がまわり死に至る。」
それを先に言えっ!!
グ「てゆうか・・・何でお前は、平気、なんだよ・・・」
ホ「俺は毒を操る魔法を使用する魔道士だからだ。」
そういや、ボーリュシカさんが、言ってたな・・・ギルドの中に、強力な毒魔法を使うやつがいるって・・・こいつの、ことか・・・
ユ「うぐっ・・・」
ユモが耐え切れなくなったのか、口と鼻を押さえてその場にしゃがみ込む。
ホ「チャンス。」
ホミは小さく言うと、左腕をユモに向かって突き出すと、
ホ「毒魔法、毒縄!(ポイズンロープ)」
ホミの左腕から紫色の縄が伸びてきて、ユモの体を絡め取った。
ユ「えっ?キャアアアアアッ!!」
グ「ユモッ!!」
慌てて手を伸ばしたが時すでに遅し。ユモは宙高く舞い上がりホミのすぐ傍まで連れて行かれた。
ホ「この縄で縛られたやつの体は毒のダメージが急激に上がる。」
ユ「っあぁぁ・・・!」
いつの間にかユモの右腕、左腕、首筋に紫色の線が浮かび上がっていた。ニルヴァーナの時、エルザが毒蛇にやられたときと一緒じゃねぇかっ!!
ホ「そして、こいつはお前の人質だ。」
ホミが毒縄をきつく締める。
ユ「うぁ・・・あぅ!」
グ「止めろぉーーーーーーーーーーっ!!!」
攻撃しようとするが、ユモに当たる可能性のほうが高く、体が思うように動かない・・・しかも、悪臭がさらに強くなってやがる・・・俺も立っていることができなくなり、その場に膝を着いた。
ホ「情けねぇなぁ。」
ホミは小さく呟くと、俺に向かって右腕を突き出し、その右腕からの毒縄で俺の体を絡め取る。
グ「りょ、両腕、から・・・出るの、かよ・・・」
俺の左腕、右腕、首筋に紫色の線が浮かび上がる。
ホ「ハエ共は弱いやつしかいねぇのか?つまんねぇな。」
ホミは毒縄をきつく締める。
グ「あぁ・・・うあ!」
ユ「うぐっ・・・!」
ユモの体にはすでに紫色の線が浮かび上がっていた。体全身が、毒でやられているっ!!
ホ「早くしねぇと、お前も、この女もあの世行きだぜ。」
ホミは悪魔のような笑みで笑う。
グ「くっそぉ~~~・・・」
その時、俺の頭の中に1つの考えが浮かんだ。可能性は低いが、いちかばちかだっ!やるしかねぇっ!!俺は残りの魔力を両手にためて・・・
グ「アイスメイク・・・槍騎兵ッ!!(ランス)」
ホ「そんな攻撃で、俺を倒せると思った・・・なっ!?」
グ「最初っから、てめぇなんて、狙ってねぇよ・・・」
俺が狙ったのは、毒縄。見事に切れて、俺とユモは真っ逆さまに落ちる。俺は空中でユモをキャッチッ!!
ズザザザザザザザザザザァァァッ!!
着地には失敗したけどよ。
グ「おい、ユモ!しっかりしろっ!!」
ユモはすでに気を失っていた。
ホ「うまいこと毒縄から逃れたが、毒のダメージは止まってないぜ。」
グ「そんなの気にするかよ。」
ホ「何?」
グ「俺はギルドと仲間を助けることしか頭に無いんだ。そのついでに、お前を倒すだけだ。」
ホ「お前・・・俺を挑発したなっ!!」
グ「ギルドと仲間を傷つけたんだ。妖精を怒らせると、どうなるか覚悟しとけ。」
倒れそうになりながら、俺はホミを睨みつける。
ホ「毒魔法、毒ガス!」
また悪臭が襲うが、
グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」
ホ「なにぃっ!?ぐほぉっ!!」
グ「氷欠泉ッ!!(アイスゲイザー)」
ホ「うあぁぁぁっ!!」
これで・・・止めだ!!!
グ「氷刀・七連舞ッ!!」
ホ「グワァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
はぁ、はぁ、はぁ、な、なんだよ、人質が、いなくなりゃあ、弱い、じゃ、ねぇか・・・はぁ、はぁ・・・悪臭も消えて、ホミの姿も消えていた。
グ「うぅ!ぅ・・・ぁ・・・」
毒ガスの影響で俺は力尽き、膝から崩れるようにその場に倒れ、意識を失った。
後書き
第35話終了です♪
今回、ユモのセリフがかなり少なかったです。途中で気を失いましたからね。グレイかっこよかったです。
次回はラブラブカップルVSメロディーだよ。
お楽しみにぃ~♪
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