ネタ帳(旧:没ネタ集)
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
1
前書き
没ネタなのでテキトーに読んでやってください。
先ずは『リリカルなのは』です。
「アルカンシェル発射!!」
闇の防衛プログラムに向けてアルカンシェルが放たれた。 こんなアニメの名シーンが生で見れるなんて俺はなんて付いてるんだ。 この世界に転生してよかった。 それに魔力EXランクだしな。 いわゆるチート転生者はやっぱりいいぜ。
このまま消えていく防衛プログラムを見ているだけでいいんだから楽なもんだ。
「ダメです!!! 防衛プログラム再生を続けています!!」
「そんな!!」
「防衛プロブラムロストしました!!!」
お? 終わったのかな?
「みんな!!! 注意して!! 防衛プログラムを見失ったわ!! そっちに戻る可能性が高いから!!」
何!!? アニメと違う……だと? どうする!? みんないっぱいいっぱいだしな。 まあもし危なくなっても俺がいるし大丈夫だろう。
「あれは!?」
「なんやて!?」
オォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!
「なんやめっちゃグロテスクさが上がっとらへんか?」
「もうみんなボロボロだよ!?」
「アルカンシェルでもダメだったのにどうすれば……」
みんなに絶望感が広がる。 ( ノ゜Д゜) よし! ここは俺がいいところを見せて一気に嫁フラグ回収だぜ!!!
「みんな!!ここはおr「結界内に反応あり!! 一般人です!!!」に……え!?」
「なんや? 急に暗うなってしもて……、どないなっとんねん」
「あ!! あれは!!?」
「祭ちゃんなの!!」
「なんで祭ちゃんがこんなとこにおるんや!!?」
「ん? あらあらあらあら、なのはちゃんにフェイトちゃんやないか、こんなとこでなにやってるん? なんや不思議な杖持って魔法使いみたいやね、似合うとるよ」
「それほどでもなの///」
「あ、ありがとう……///」
「ちょ、二人ともお礼言っとる場合やあらへんで!! 祭ちゃんどうやってここに来たんや!?」
「なんでやね〜ん」
「なんでツッコまれたんや!! 意味がわからんがな!!」
「あんた誰や? うちの知り合いにそんな髪の色の子はおらんで」
「はやてや!!! ちょっと考えたらわかるやろ!!?」
「ほらみぃ、今の言葉に先にツッコんどいたんや、すごいやろ? うちの先読みツッコミは」ドヤァ
「な!? ホンマか!? せやったらすごいことやで!!」
「え? 何言ってんのはやてちゃん。 大丈夫?」
「あんたが言うたんやがな!!」
そこにはクラスメイトの『太刀風 祭』がいつものように歩いていた。 というよりいつものようにはやてと漫才をしていた。
「おい、今は俺の見せ場だろうが!!」
「ん? なんや拓巳やんか……、あんたそんな危ないもん振り回して何を言っとるんや? 厨ニ病にはまだ早いんとちゃうか?」
オォォォォォォォォォォォォォォ!!!!
俺たちが漫才をやっている後ろではどんどん防衛プロブラムがより強固に進化を遂げていっている。 早くしないと取り返しのつかないことになりそうだ。
「うわぁ……( ´Д`) なんやあれ。 めっちゃキモい奴がおんでみんな」
「はっ!! そうなの!! いけないの!! 祭ちゃん早くここを離れてなの!!!!」
「そうやで! 早く離れなヤバイで!!」
「俺に任せときな! はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ズバッとその場を飛び出し一直線に防衛プログラムへ向かう。 今から撃つのは俺が持てる最大最強の一撃。 多分アルカンシェルの一撃よりはるかに威力のある魔砲だ!!
防衛プログラムよ消し飛びやがれ!!!!
「なんや!!? 拓巳のやつめっちゃ飛びよったで!!? どんな跳躍力しとんねん!?」
「そこはツッコむところじゃないの!!」
「いやいや、そこしかツッコむところないがな。 いややなぁ、なのはちゃんは……」
「えっと……、で、でも、一人で行ったって防衛プログラムには勝てないよ!!?」
「あ!? フェイトちゃん流したの!!」
「まぁまぁ、二人とも、漫才はええから、ええから。 拓巳がなんかするみたいやし見たったら?」
ふふふ、みんな驚くだろうがこれが俺の全力全開だ!!
ゴウッ!!!
「スゴイ魔力なの!! 拓巳くん今までは力を隠してたの!!?」
「これなら防衛プログラムにも勝てるかも!!!」
魔力がどんどん集積されていき俺の前に六芒星が描き出される。
「圧縮圧縮!!! 魔力を圧縮!!!」
とあるカウンターの名手みたいなことを叫びながら魔力を集積していく。
いくぜ!!!
「喰らえ!!! インフィニット・リベリオン・バスタァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
六芒星の先端にそれぞれ展開していた魔力が中心に収束し極太の魔力となって防衛プログラムに襲いかかる。 防衛プログラムすべてを包み込むほどの極太の光だ。 これで終わっただろう。
「なんや拓巳の奴やっぱ厨二病やないか……。 あんな叫んで恥ずかしないんか?」
◇◆◇◆◇
極太の閃光が消えていく……。
オォォォォォォォォォォォォォォ!!!!
「そんな('A`) あの魔力量の砲撃でもダメなんて!!」
「エイミィ、今の一撃の魔力量は!!?」
「はい!!! およそアルカンシェル…………15発分!!!!?」
「「「「工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!!!!!!?」」」」
「間違いなくEX級の魔導師ね……、彼は」
「はい、それでも防衛プロブラム止まりません、現在も増殖を続けています!!」
「そんな……」
しまったわね、アルカンシェルの一撃を耐えた時にかなり強化されてしまったみたい。 このままではまずいわね、みんなに絶望感が広がっている。
「それよりも巻き込まれた一般人は!!?」
「今高町さんとお話されています!! 映像出します」
そう言ってモニターに地上の映像が映し出された。 容姿はかなり可愛いわね。
地球の日本人に多いとされている烏の濡れ羽色の髪と漆黒の瞳がミステリアスな美しさを醸し出している。 切れ長の目と日本人の平均より少し高い鼻それも相まってなんだか人形を見ているみたい。
しかし、なのはちゃんやフェイトたちと話しているとコロコロと表情が変わり人形ではないことを如実に表している。
「彼女は!?」
「はい! 高町さんやフェイトちゃんのクラスメイトで『太刀風 祭』というそうです!」
「どうやって結界内に!?」
「本人の話では歩いていたら急に空が暗くなったとのことです!」
「現場の音声は拾える!?」
「拾えます、……現場の音出します!」
女の子のプライベートな話を聞くのは気が引けるけど今は非常事態だ。 ごめんなさいね。 危なくなったら最悪ユーノ君に頼んでこちらに送ってもらおう。
「なのはちゃん、あれなんや?」
「えーっと、にゃはははは……」
「フェイトちゃん!!」
「えっと……あれは、その……」
「ホンなら、はやてちゃん!!」
「まぁ、何と言いますか……」
「なんやみんな歯切れ悪いで!! んじゃもう一回、なのはちゃん!! あれはなんなんや?」
「にゃはははは……」
「えぇい! 笑っとらんで教えんかい!!」
「うッ! あれは…………、そう! 敵なの! すっごい敵なの!」
なのはちゃん、いくらなんでもその説明はないでしょう……。
「なんや、敵かい。 それならええわ」
「「「「いいの!!?」」」」
なのはちゃんと同時にモニター越しにツッコんでしまった。
「ん? 倒してまえばええだけやろ? なんや魔法少女っぽさのかけらもない魔法少女なんやろ自分ら」
「まぁ確かに魔法少女っぽくはないんやけどそないにはっきり言わんでも……」
「まぁ、外見なんてどないでもええねん 「ええんかい!!!」 はよ倒してきたら? なんかボスの中でも雑魚っぽい感じの見た目やし、なんかエクスカリバー的な武器で一撃やろ? 拓巳の持っとるんは日本刀っぽかったし、そこの姐さんなんかまんま剣やん」
「私のことを言っているのか? 確かにこれはレーヴァテインではあるが」
「おぉ!! それそれ、レーヴァテインって言ったらエクスカリバーに並ぶぐらいの伝説の武器やんか! ほら、さっさとあの気持ち悪い奴倒してきたらどないや?」
「いや、しかし、私の力だけではどうしようもなくてだな」
「えぇ!! 勇者やろ自分!! ピンチになったら強くなるご都合主義的な力を発揮しーや。 それで解決やん」
なんか色々とむちゃくちゃな子ね、あのはやてちゃんが完全にツッコミ一辺倒にされているわ。
「祭、違うの。 あれがかなり強くていまどうしようかって話している所なの」
「そうなの! 拓巳くんの魔法もかなりの威力だったのに耐えちゃったの!! 私たちじゃ勝てないかもしれないの!」
ナチュラルに魔法があることを認めてないかしらあの子。 もしかして隠れ魔導師なんじゃ。
「そうなんか? 拓巳のアホがどんだけ強い魔法を撃ったかはうちにはわからんけど、ん〜……ちょっとごめんな?」
その言葉と共に足元の石を拾い上げる祭ちゃん。
「ほいっと」
ビュ!!!
ドカッ!!!!
オォォォォォォォォォォォォ……ン……。
軽い動作で投げられたその石は軽々と防衛プログラムを突き破りその体を粒子に変えた。
「「「「「「「「「「は(へ)?」」」」」」」」」」
「あれ? やっぱあんま強なかったで?」
「「「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?????????」」」」」」」」」」
海鳴市とアースラ、両方に大絶叫が響いた。
後書き
にじファン掲載時よりちょっと加筆修正が加わることもあるかもしれません。
基本的に私の頭の中はこんな妄想でいっぱいですってことを理解していただければと……。
ページ上へ戻る