森羅と創世のエターナル真祖
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エヴァの反乱(嘘)
紗代Side
旅にでる前に子供達に挨拶をして…………小次郎君と雪奈ちゃん、炎王鬼さんの元へ挨拶に来ました。
「というわけでお母さんは旅に行ってきます」
「知ってます。父上達に聞きました。身体を気をつけてくださいね」
「……………………(こくこく」
いい子に育ってくれているようです。
「私達がいない間はお願いしますね」
「わかっている。安心して行って来い」
護衛と先生は問題ありませんね。
「はい。それと、小次郎。修行もしっかりとやるんですよ? 私達が帰ってくるまでに炎王鬼さんから一本取るくらいにはなってくださいね」
「は…………母上それは無茶では…………」
「大丈夫です。始めは道場の皆と一緒にでもかまいません。一本でも取れればだんだんと人数を減らしていけばいいのです」
「はい、分かりました。店の方はどうしますか?」
「貴方は店の方は心配せずに皆と共に励みなさい。次の世代を担っていくのですからね」
「はい! 任せてください。必ず母上に追いついて見せます!」
それは…………無理だと思うな…………私の身体って色々と反則ですから。
「実戦では無理だな。しかし、稽古なら勝つ事もできよう。それを目指すといい」
「しかし…………」
「小次郎。貴方は皆を守れる力を手に入れたらいいのです。それでも、私に勝ちたかったら帰ってきたらいつでも相手になってあげます」
「よろしくお願いします」
これでよしっと。後はもう1人の娘ですね。
「雪奈ちゃん。小次郎をお願いね」
「うん」
「母上、私がお願いされる方なのですか?」
「「そう」」
「…………精進します…………」
小次郎がぐったりとしてしまいました。っと、そろそろ時間ですね。
「この辺りの土地は買い取ってますからある程度好きにしていいですよ、炎王鬼さん」
「そうか、ならば修練所を新しく作るか」
小次郎が震えだしましたが…………大丈夫ですよね?
「それでは、子供達と小次郎君や雪奈ちゃん達をよろしくお願いします」
「ああ、それじゃあな」
「お帰りをお待ちしております」
「…………またね…………」
「ええ、いってきます」
「「いってらっしゃい。」」
神社を後にして、皆さんとの合流予定の場所に向かいます。ちゃんと成長してるようで安心しました。
少しして集合場所に着きました。今回は馬でいくって言ってましたが…………これですか?
エヴァ
とりあえず、目の前にいる奴について聞いてみるか。
「で、シオンこれはなんだ?」
「なにって馬?」
「どこの世界に羽の生えた馬がいるか!!!」
そう、目の前にいるのは白い羽が生えた馬だ。
「ペガサスだよ?」
「それは馬じゃない、幻獣だ!」
「駄目なのか?」
ほんと不思議そうに聞いてくるが…………こいつら、常識ってものを知ってるか?
「すごい馬ですね」
紗代もやって来たか。
「空も飛べる優れ物だ」
「本当にこれでいくのか?」
「ああ。飛んでる時は認識阻害を使って、普通に歩く時は羽を消せばいいし、問題無いだろ」
「ならいいか」
なんとかなるだろう。いざとなれば蹴散らせばいいだけだ。
「あの、それより一頭しかいませんけど…………」
「紗代は僕の後ろでエヴァが前に乗ればいいよ」
それは良い考えだ。移動中くっついていられるしな。
「鵺ちゃんたちは?」
「「私達はそのまま並走するか、先行しますから平気です。自力で空も飛べますし」」
確かに直ぐにでも動ける者が二人もいれば色々楽だな。
「紗代は嫌か?」
「いえ、嬉しいですよ」
「よし、じゃいくぞ」
「「「「お〜」」」」
こうしてペガサスに乗って、江戸を旅立だった。商隊も事前に向かわせているので問題ないな。
江戸を出てから二週間が立った。雑魚共が襲ってきたが、鵺達によって音も出せずに瞬殺されていった。
だから、安心して茶屋で休憩してると加奈が報告してきた。ちなみに今は咲が先行している。二人は距離とか関係なく、お互いの所在地や考えている事までわかるからかなり優秀だ。
「報告します。次の港にある見世物小屋で人魚が捕らえられているそうです」
「「非道いな」」
「非道いです…………」
まったくこれだから一部の人間は…………狩るか。
「そしてもう一つ…………海の方より蛟を筆頭に海龍や人魚などが向かっております。おそらく、人魚を取り返す為かと。更に、それらに加えて内陸からも河童などが集結して、港を目指すようです」
「同胞が攫われて怒り出したのか」
「恐らく」
放っておけば人間共は死ぬだけだな。自業自得だな。
「見捨てるのも手だな。自業自得だろう」
「それはダメです!」
やっぱり紗代は反対か。
「海の方の到着時間は?」
「明日です。我々のいる場所からはぎりぎりですね」
「なら、二手に別れるか。救助と足止めにな。足止めは俺とエヴァでいくから紗代は鵺と共に人魚の救助を頼む」
「わかりました」
「了解」
まあ、シオンとならいいか。
「エヴァ、えいえんのひょうがで凍らせられないか?」
「おいおい、かなりの範囲だぞ。流石にこの私でも魔力が持たんぞ?」
「神剣のブースト機能を使えば良いだろ」
なるほど。丁度良い実験体も居る事だし。
「良いだろう。思う存分使ってやる」
ああ、楽しみだ。
紗代
シオン様達と別れてから町に入り、咲さんと宿で合流しました。
「どうでした?」
「「所在地も確認。ご命令を頂ければ、直ぐにでも行動に移せます」」
「じゃあ、頂いた権限をさっそく使わせて貰いましょうか」
使えるモノはそれが何だろうと使えって、身を持って教えられていますからね。修行とかで…………あっ、あぁ、身体が震えて来ます。大丈夫、大丈夫、修行は終わりました。
「「了解。大丈夫??」」
「はい。いきましょう」
見世物小屋に向かいます。
さて、見世物小屋に着いたので、さっそく中に入りましょう。
「いらっしゃい。いらっしゃい、見てらっしゃい!! 人魚や河童、蛟まで色々と珍しい妖怪が居るよ! 今見なきゃ、何時見るの!! 今がチャンスですよ!!」
「鵺ちゃん他にも色々と居るみたいだけど?」
「「今朝届いたみたい。昨日は無かった」」
ならしかたないかな。
「どうする、嬢ちゃん達。見ていくかい?」
「三人でお願いします」
三人分のお金を支払うと鵺ちゃんたちは不思議そうにする。
私は中に入りながら説明する。
「お金を払って中に入った方が怪しまれないし、何が居るか確認が取れますから」
「「なるほど、なら直接聞いてみる」」
「はい」
それからしばらく見世物小屋を見て時間を潰していると、人魚が連れて来られた。綺麗だけどやつれているみたいです。翻訳魔法を使いながら念話を繋いでみます。
『こんにちは』
「っ!」
『大丈夫です。私は貴方の味方ですから。今、私達は貴女の右上にいます。三人ですけどわかりますか?』
『はい…………人間の貴方が?』
やっぱり警戒されてます。
『私の隣の二人は半妖です。そして、私も似た様な者です』
龍眼を発動します。これで分かるはずなので。
『龍神様…………』
『どうですか?』
『わかりました。信じます』
『私達は妖怪の保護したりもしています。聞いた事ありませんか?』
この一年で結構、有名になり目の敵にもされたりしています。
『では、貴女方が…………私達を保護してくれるのですか?』
『はい。こちらにはその準備もあります。一つ聞きたいのですが、他の子達は何人くらいいますか?』
『同属が3人に河童の方が4人、蛟様の子供が1人、猫又さんが7匹です』
多いですね…………でも、がんばります。
『わかりました。もうちょっと辛抱していてください』
『はい。お願いします』
鵺ちゃん達と相談しましょう。
「どうしますか?」
「「風で調べた所、その数であってる」」
「まずは穏便に交渉しましょうか。鵺ちゃん達は隠れて助け出す用意をしていてください」
「加奈は着いていきます。咲は1人でいけるよね?」
「平気」
護衛は大丈夫なのに心配性なんですから。
「「仕方ありません。貴方の身体にはご主人様の子供がいるのですから、必ず1人は着かせて貰う」」
「はい…………」
顔に出してたみたいです。心配してくれるのはう嬉しいんですどね。
「では、咲お願いします」
「了解」
咲の姿が見えなくなりました。結界を展開したようですね。気配自体はまだ感じますから、問題ないでしょう。
「私達もいきましょう」
「了解」
店員に話しを付けて、団長さんの所へ案内していただきます。印籠みせたら一発でした。
そして、今、私達は団長さんの部屋にいます。
「ようこそいらっしゃいました。ご用件は?」
太ったおじさんが団長さんでした。それもいやらしい目で私と加奈を見てきます。
「簡単です。ここにいる妖怪や動物を引き渡していただきます」
「そんな無茶な。それ相応の値段をいただかないと…………」
「これは勅令です」
印籠を見せて畳み掛けます。
「これは将軍家と天皇家、両家よりの勅令ですが、これでも逆らいますか? 逆らうなら反逆罪の適応もありえますよ」
「ぐっ…………そこをなんとか…………」
お菓子を差し出してきました。こういう時は底を確認するんですね。確認してみると黄金色でした。
「加奈。賄賂の現行犯です」
「そうですね。捕縛いたしましょう」
「くっ、こうなれば仕方ないですね…………貴方達には死んでいただきます! 者共、出会えいっ!!」
「「「「「「「「へい!!!」」」」」」」」
いっぱい武器を持った人達が出てきました。
「反逆罪も追加ですね。よって打ち首でも問題ありません。加奈、殺っても問題有りませんね」
「この状況で何言ってやがるっ!!」
化けの皮が剥がれましたね。この程度じゃ鵺である加奈1人ですら止める事なんて出来るはずもないのに…………愚かです。
「いいのですか?」
「なに?」
「この程度の数…………たった40人たらずで私達を相手に本当に良いのですか?」
「なにを馬鹿な事を…………手足を切り落として玩具にしてあげなさい!」
そうですか。では、参りましょう。
「いきますよ」
「命令は?」
「見敵必殺です。戦力差を見誤った事を後悔させてあげましょう」
「了解。任務開始」
シオン様に教わったように命令すると、嬉々として動きますね。
「網完了。繰弦曲・崩落」
糸が部屋中に展開して網のようになりました。そして、出て来た人達を包み込み、その糸が内側へと収束していきました。
「「「「「「「「ぎゃああああああっ!!! 俺の腕がぁああああっ!!! 足がぁああああっ!!!!」」」」」」」」
やはり大した事有りません。ただ、跡が凄い事になっていますね。残りの敵を切り伏せながら敵じゃなくてよかったと、つくづく思います。
「ば…………馬鹿な…………たった2人で…………こんな…………こんな事は有り得ない…………」
実質、1人だけなんですけどね。
「さて、これで終わりですね」
「まだだ、私の兵はまだいる!」
む、増援がいるんですか?
疑問に思ったその時、扉が開き、部屋の中に血塗れの咲が入って来ました。
「咲? 大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「「紗代様、任務完了です。この施設に居るこの部屋以外の全ての敵対勢力の沈黙を確認しました」」
「え?」
「「見敵必殺との命令でしたので全て排除しました。」」
えっと加奈ちゃんに与えた命令ですよね?
咲ちゃんもそれを受けて行動したって事ですか?
常に繋がっているから片方の名前いれて命令しなきゃ…………両方でその命令を受けたと判断して動くんですね…………気をつけないと。
「わ…………わかった…………連れていっていいから、命だけ「駄目です」……………………」
見苦しい命乞いの間に首を刎ねましたし、これで終わりですね。
「では、皆さんを解放してあげてください。動物達もです」
「「了解」」
二人は即座に行動を開始しました。
「こちらはこれでいいですけど…………そっちは大丈夫ですか?」
エヴァ
ほう、これはなかなか見応えあるな。
「いっぱいいるな〜」
私達はコウモリの翼を出し、空から数えるのも面倒な妖怪達を見ている。
「とりあえず交渉してみるかな」
「そんな、まどろっこしい事をするのか?」
「ああ、その間にエヴァはブーストしておいてくれ」
「わかった。凍てつく氷柩 術式固定 福音ブースト開始」
さて、説得なんて無駄だとおもうけどな。しかし、曲に合わせて鳴り続ける鐘の音か、いい物だな。
シオンが交渉を開始した。
「おい、止まれ!! お前らの指令は誰だ?」
お〜流石に止まるか。かなりの殺気を放ってるからだろうが。
「貴様、我らに何の用だ。我らの邪魔をするなら容赦せんぞ!!」
「「「「「そうだ、そうだ!!」」」」」
ふふ、リーダーは巨大な蛟か…………少しは楽しめそうだ。
「取りあえず、何するかを教えてくれないか?」
「攫われた我が子と同胞を愚かな人間から取り返し、報いを受けさせるのだ!!!!!」
なにげに律儀だな。
「それだが、待ってくれないか? こっちで今救助を行っている」
「なに?」
「「「「「本当っ!!」」」」」
「ああ、本当だ。直ぐに助け出せるだろう。だから、ここは引いてくれないか? なんだったら安全に住める場所も提供するが?」
「巫山戯るなっ!!!!!!!!!!」
やっぱむりっぽいな。
「俺は巫山戯てないが?」
「それが事実だとしても、我らは連中に報いを与えねば気が済まぬわっ!!!!」
「「「「「そうだ、そうだ許せない!」」」」」
「そいつらなら殺すけど? というか、もう殺した後かも知れんが…………」
「駄目だ、我らは人間共に復讐するのだ!!!」
意固地になってるな。愚かな。
「ふぅ、交渉決裂か」
「人の味方をする貴様らもここで消してやってもよいのだぞ!!!!」
「調子こくな…………消すぞ」
「やれるものならやってみるがいい!!!」
シオンが本気で攻撃準備しだしたな。
「待て、シオン!」
「エヴァか、何だ?」
「私がやる。そういう約束だろ。それに殺すのはまずい」
「わかった。下がってるけど、怪我するなよ」
「誰に物を言っている。この程度、楽勝だ」
「誰にって、妻にだけど?」
よし、本気でやるか。
「舐めた口を聞いてくれるではないか…………小娘共…………たかが数百年程度を生きた存在ごときが!!!!!!!!」
お〜すごいな、さすが龍だな。
「なら、そのたかが数百年の力を存分に見せてくれるわ!!!」
「いくぞ者ども!!!!!!!!!!!」
「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」」」」」」」」」」
一斉に水魔法撃ってきたな。
「福音、展開」
だが、100層にもなる防御陣が展開されれば、果たして貫けるかな?
「やるではないか! しかし何時までも持つ物か!!!!! ここは海! 我らの力は何倍にも増幅される!!!!!」
確かにどんどん壊されていくな。
「結界損耗率10%…………20%…………30%…………」
「ふん、確かにに長く持たんな」
「大丈夫か?」
「ああ…………余裕だ。リク・ラク ラ・ラック ライラック 契約に従い(ト・シュンボライオン) 我に従え(ディアーコネートー・モイ・ヘー) 氷の女王(クリュスタリネー・バシレイア) 来れ(エピゲネーテートー) とこしえの(タイオーニオン) やみ(エレボス)! えいえんのひょうが(ハイオーニエ・クリュスタレ)!!」
150フィート四方の空間がほぼ絶対零度となった状態で身動きできる存在は少ない。
「この程度!!!!」
「結界損耗率60%…………」
ゴーン、ゴーン。
その時、鐘の音色が響いた。
「む」
『50倍ブースト完了』
「くくく、準備できたな」
「なんだっ!?」
「食らえ!!!! 凍てつく氷柩 解放!!!!! 」
50倍に強化された凍てつく氷柩は見渡す限りの敵を全てを氷柱の中へと封印できた…………うむ、実に素晴らしい威力だな。
「くくく、いいぞ福音…………しかし、魔力が馬鹿みたいに消費するな。それだけが難点か。ん?」
ビキビキ…………パリィィィィィィイイイイイン!!!
「やってくれるではないか!」
「貴様もやるではないか」
まさか自力で抜けてくるとは…………。
「ならば存分にいかせてもらおうか。リク・ラク ラ・ラック ライラック 左腕 解放固定 こおるせかい!!、右腕 解放固定 こおるせかい!! 双腕掌握!!! 術式兵装 氷封霊大壮、氷封霊双状」
これは言ってしまえば自身が氷の精霊になり常時こおるせかいによる封印効果が発生する。逆に言えば殺すことができんがな。
「なんだそれは!」
「闇の魔法さ。では行くぞ! 氷神の戦鎚(マレウス・アクイローニス)!!! 連弾・氷神の戦鎚(マレウス・アクイローニス)!!」
20tの氷の塊を二個程作り、蛟にぶつけてやろうと思ったが、奴も流石に抵抗する。
「おのれ!!!!」
しかし、そればかりに目を奪われていると駄目だぞ?
「エクスキューショナーソード(エンシス・エクセクエンス)!連弾・エクスキューショナーソード(エンシス・エクセクエンス)!」
蛟の後に回り込んで、両手に作った断罪の剣で切り刻む。切った箇所からどんどん氷漬になって行き最終的には封印される…………さあ、どうする?
「くそ!!!」
私に気を取られれば押さえている氷の塊にやられ、氷の塊に気を取られれば私に封印される。
「舐めるなああああああああ!!!!!!!!」
「おっと」
尻尾で攻撃か・…………ならこっちもまだまだ行くぞ!
「リク・ラク ラ・ラック ライラック」
詠唱しながら切りつけ、避ける。
「来たれ氷精(ウェニアント・スピーリトゥス) 闇の精(グラキアーレス・オブスクーランテース)!! 闇を従え(クム・オブスクラティオーニ) 吹雪け(フレット・テンペスタース) 常夜の氷雪 闇の吹雪(ニウィス・テンペスタース・オブスクランス)!!! 」
強力な吹雪と暗闇を発生させて視界を潰し、吹雪で全体に封印をかける。
「これで終わりだな。楽しかったぞ」
「GAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」
抑え切れなかった氷の塊の中に封印された。
「さて、なかなか楽しめたぞ♪」
「後始末どうすんだ、これ? 津波は結界を張って防いだけど…………」
「あ~~~~どうしよう?」
見渡す限り氷漬で氷柱の中には妖怪達が封印されている。ひときわ巨大な塊には蛟が封印されているしな。
「まあ、なるようになるか。とりあえず別荘に入れて、海を直すぞ」
「ああ、わかった」
その後、私とシオンはシルフやセルシウス、ウンディーネの力を借りて別荘に彼らを迎え入れて紗代達と合流した。
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