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FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜

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11話 ジェラール達と妖精王

 
前書き
光速展開+キャラ崩壊注意です
後に間話を外伝的な事でやろうと思います 

 
フェアリーテイル跡地

「ふぃ〜勝った勝った〜」

レインはファントムを潰した(ベルゼで喰った)あとギルドの前に帰ってきた

「お疲れ様」

とカナ

「お疲れさん」

とマカオ

「お疲れさ……ブフォア⁉」

「寄るな煙い」

俺は煙いのは嫌いなんだよ

「レイン……」

レインの後ろから声がした
ふり返るとそこには
今回レインがマジギレした理由であるレビィがいた

「レビィ……」

「ぐすっ……レイン…怪我…してない?」

彼女は泣きながらレインに抱きついた

「大丈夫だよ
あの程度の連中に怪我は負わないさ
それより、お前の怪我は大丈夫なのか?」

「うん、ありがとう…大丈夫…てか、頭撫でないでよ!」

「ん?悪いつい、な?」

レインが撫でるのを辞めるとレビィは

「あっ……やっぱり…もっと撫でて?」

「了解した」

「エヘヘヘヘ……」

その時、レインの周りのギルドメンバーは同じことを考えた

イチャイチャしやがって











それから数日

大雑把に言うと
なんかいろいろあった
ファントムのギルド壊したから証拠品とかまとめて消えてたから怒られたり
ルーシィが家に一旦帰ったり
ロキが星霊だって事が暴露たり
そして













エーテリオンが発射される事になったり




評議員にジェラールが混じっていたらしく、エーテリオンを発射するようにし向けたそうだ
え?何で知ってるかって?
それはねELLAに盗聴、盗撮用の道具をたっぷり仕込んでいるからさ
バレる事はない
何故なら俺製だからな

で、現在俺は何をしているかと言うと










現在Rシステムとやらに向かっている


「評議員の連中も何であの程度でエーテリオンの投下を決定するかねぇ……
お、見えてきたあれかRシステム……っ‼あれは…‼
今はそんなことはいい‼
えーっと魔法陣は……裸眼じゃみえねぇな
衛星透視の望遠眼鏡(ガリレオ・ガリレイ)

さーてと……見た感じあと10分ってとこか

「魔法陣潰すのが一番手っ取り早いんだがそうすると魔力拡散して周囲のエーテルナノ濃度馬鹿みたいになるからな
しゃーない、正面から打ち消すか」

しれっととんでもない事を言うレインなのであった











楽園の塔最上階

「Rシステムの完成には圧倒的に足りてないものがある」

「言ったハズだ生贄はお前だと」

「違う足りていないもの
それは魔力
これを起動させるためには27億イデアもの魔力が必要だ
これは大陸中の魔導師を集めてもやっと足りるかどうかというほどの魔力」

「俺の身体はゼレフの亡霊にとりつかれた
何も言うことを聞かない
ただゼレフを蘇らせる為の人形なんだ
Rシステムなど完成するハズがなかったんだ
もう止まれないんだよ
俺は壊れた機関車なんだ」

「ジェラール……」

「お前の勝ちだエルザ俺を殺してくれ」

「私が手を出さなくても終わる
この地響き
すでに衛星魔法陣(サテライトスクエア)が展開されている
お前も…ゼレフの被害者だったのだな……」

「これは自分の弱さに負けた俺の罪だ
理想と現実のあまりの差にオレの心がついていけなかった」

「自分の中の弱さや足りないものを埋めてくれるのが仲間という存在ではないのか?」

「エルザ……」

「私もお前を救えなかった罪を償おう」

「オレ…救われたよ…」

そうして二人は抱き合った

〜ERA〜

「聖なる光に祈りを!
エーテリオン解放‼」




〜楽園の塔〜
抱き合う二人のそばには黒髪の男が立っていた

「お前は…レイン⁉何故ここに⁉」

エルザは驚いた
ここにいるハズのない男が立っていたのだから

「エーテリオンが発射されるって聞いてな
エーテリオンを消しにきた」

「「は?」」

二人は揃って気の抜けた声をだした

「いや、だから消すんだってアレ」

「無理だ‼あれは魔力の塊だぞ‼」

「魔力の塊だからだよ
換装:万物喰らいし暴食の蠅王の口(ベルゼズホール)
んじゃ、面倒だから屋根後といくぜ」

そう言ってレインは両手を前に突き出した

「喰い尽くせベルゼ」

ヒュゴゥ‼

エルザたちが見たのはレインの手の先から広がる闇
この闇はベルゼが光すらも喰い尽くしている証拠なのだ

そうしてぶつかる圧倒的な光と闇
それは塔の外からも見ることが出来た

「何だよあれ……」

と色黒の少年ショウ

「レインだ……レインが来たんだ‼」

と歓喜するグレイ

「レインって……まさか妖精王⁉」

「あぁ、あんなこと出来るのはレインしかいねえ‼」

「見て!グレイ!あの光が!」

ルーシィたちが見たのは光が闇に飲み込まれていく光景だった



〜ERA〜

「エーテリオンが……」

「消滅した……⁉」

「やってくれおったなレイン・クライス‼」

「またフェアリーテイルか‼」

怒りに震える評議員たち
レインの行った事がこのERAを救ったとも知らずに


〜楽園の塔〜

sideレイン

「相変わらずめちゃくちゃだなレイン……」

軽く引いているエルザ
傷つくぞ俺……

「え?な……えぇ⁉
エーテリオンが消え…ええ⁉」

おい、ジェラールお前キャラ崩壊してるぞ

「消えたんじゃねぇよ
消したように喰ったんだよ」

「喰った⁉
27億イデアの魔力を⁉」

「たった27億だろ
そんくらい平気だ」

「27億イデアをそんくらい扱い⁉」

「俺がその気になりゃエーテリオンなら1人で撃てる」

「歩く衛星魔法陣(サテライトスクウェア)だ⁉」

「ジェラール……お前…キャラが……」

エルザが軽く引きながら呟いた

「はっ⁉俺は一体⁉」

あ、元に戻った

「はっはっは!面白かったぞジークレイン」

「何を言っているレイン!
こいつはジェラールだ!
ジークレインとは違う!」

あー、エルザは気づいてないのか

「ちげーよ
ジークレインはジェラールの思念体だ
俺も気づいたのはついさっき、つまりそいつに会ってからだけどな
うまく誤魔化しているようだが魔力の感じは違っても魔力の質が同じだ
同じ質の魔力を持つやつは基本いないからな
多分同一人物だ」

「くくくく……やはりお前は面白いなレイン・クライス」

「いやいや、さっきまでのお前の方が面白かったぞジーク」

「誰の所為だ‼」

「強いて言うならその程度の事に反応するお前の所為?」

「ちくしょう言い返せない‼」

「かっかっか!このRシステム起動させるためにエーテリオン解放させたんだろ?
だが、俺がさっき喰ったからもうそれも無駄だ
そこでだ俺と闘え
俺に勝てたら俺の魔力をもってこれを起動させてやる」

「なっ⁉何をバカな事を言っているレイン!
自分が何を言っているのかわかっているのか‼」

「分かってるよ
こいつとっ捕まえるのに倒してからの方がやりやすいからそう言ってるんだよ
こいつに負ける理由が無いし」

「貴様がいかに強い魔力を持っているのかわかった…しかし、調子にのるなよレイン・クライス‼俺とお前は同じ聖十の称号を持つ者!
実力は変わらん‼」

「俺は調子になんか乗ってないよ
お前を舐めてるんだよ」

「ふざけるのも…いい加減にしろ‼
七つの星に裁かれよ‼
七星剣(グランシャリオ)‼」

俺の上にはいつの間にか描かれていた魔法陣があった
そこが輝き俺目掛けて7つの光が飛んできた

「避けろ!レイン‼」

そして、土埃が周囲を包んだ
 
 

 
後書き
作者のメンタルはメタンハイドレートクラスで不安定かつ弱いので批判コメは辞めてください……
「文章のここが悪い」などの批評はお願いします 
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