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二刀のデスサイズを使うものとビーストテイマー

作者:フレイム
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パーティ

 
前書き
すいません。
更新が遅くなりました。 

 
俺たちはセルムブルクに転移した。
すると転移門の前にいたアスナが俺たちに
気づいて声をかけてきた。
………おまけ付きで。

「あ、クラウド、シリカちゃん!
ラグーラビットって本当なの!?」

「あぁ、本当だよ。見てみな」

「本当だ。まさかS級食材が食べれるなんて」

「アスナ、それは別に良いんだが
何で黒の剣士様がここにいるんだ?」

「おいおい、久しぶりにあったんだから
もうちょっと再会を喜べよ。なあ?シリカ」

「私に振られても困ります」

こいつは黒の剣士ことキリト。
リアルでの俺の友達だ。このゲームを
始めようと思ったのもこいつのおかけだ。

「そんなことはどうでもいいでしょ。
早く私のホームにむかいましょ。
そこで調理するから」

「どうでもいいことはねえだろ」

キリトがアスナに訴える。
この2人って本当に仲がいいよな…

俺たちはアスナのホームに向かった。


アスナの家

「さ、あがってあがって」

『おじゃましまーす』

俺たちはアスナの家に上がった。

「着替えてくるからちょっとまっててね」

「あ、私もいいですか?」

「いいわよ。こっちよ」

2人は着替えに行った。さて……

「お前は急に立ち上がってどこにいくつもりだ?」

キリトが俺が立ち上がったのをとめた。

「ん?トイレだが?」

「ほぉー、俺には着替えを覗きにいってる
ようにしかみえないんだが?」

ちっ!感の鋭い奴め。

「お待たせー、ってどうかしたの?」

「2人とも睨み合って……何かあったん
ですか?」

「いや、別に何でもなかったよ」

「嘘つくなよ」

こいつバラすきか!そうはさせないぞ。

「まあ、深くは追求しないでおくわ。
それよりラグーラビットを頂戴」

「ん?あぁ、そうだったな」

俺はメニューを開いてアイテム欄の中から
ラグーラビットを取り出した。

「ほい」

「ありがとう。調理はどうする?」

調理か…そうだな。

「私は別に何でもいいですよ」

「俺も何でもいい」

「シェフのおまかせで頼む」

アスナが作るものは絶品だからな。
基本的には何でもいいんだよな。

「うーん、じゃあシチューにしましょう」

アスナがシチューの準備をしだした。

「簡単なサラダも作るわね」

アスナが調理をしてる間、暇になった。

「キリトさんは何でアスナさんと一緒に
いたんですか?」

「ん?アスナに誘われた。クラウド達が
ラグーラビットをとったらしくて調理を
頼まれたから攻略仲間としてキリト君も
どう?って言われたから」

「そうなんですか。てっきりアスナさんと
パーティでも組んだのかと思いました」

「おいおい、俺はソロだぜ。パーティは
基本的には組まねえよ」

「あ、そうでしたね」

キリトはある事件からずっとソロでプレイ
してきた。まぁ、その事件を知ってるのは
情報屋のアルゴと俺とシリカとギルド
『風林火山』のクラインとそのメンバー
ぐらいだろう。

「お待たせー、ちゃんとできたわよ」

アスナがお鍋の蓋をあける。
すると、食欲のそそる匂いがきた。
これはすげえうまそうだ。

『いただきまーす!』

俺たちはシチューを食べ始めた。
それは今日の疲れのすべてをふきとばす
ほどの味に思えた。


「ふー、美味しかったね」

アスナがお腹を撫でながらいった。

「そうだな。SAOで食った中で1番
うまかったよ」

「美味しかったです〜」

「あぁ、ありがとうな、アスナ」

「いえいえ、どういたしまして」

俺たちは食後にアスナが紅茶をいれて
くれたのでそれを飲んでいた。

「ねぇ、キリト君。私とパーティを
組まない?」

「はぁ?なんで」

「だって、キリト君は今ソロで攻略
してるんだよ。もう74層だしそろそろ
ソロで攻略するのは危険だと思うのよ」

「……いや、俺はアスナを守りながら
戦う自信がない。おれはソロの方が
あってるんだよ」

「なに?キリト君は私と組みたくないの?
それに私だって血盟騎士団の副団長だよ。
守られなくたって大丈夫よ」

「俺はなるべくパーティは組みたくない。
嫌な過去があるんだ…」

あの事件か。あれは辛かっただろうな。

「だったら、私達ともパーティを
組みましょうよ」

ここにいるみんなが は?とかいう顔を
した。

「いや、なんでそうなるんだよシリカ」

俺はシリカにいった。一体何を考えて
いるんだ?

「だって、人数が多い方死ぬ確率は
少なくなるじゃないですか」

「いや、まあそうだが……」

「シリカちゃんがそう言ってるし、
クラウド君はいや?」

「別に嫌じゃない」

「じゃあ決まりね。キリト君もお願いね」

「……仕方ないな」

みんながパーティをくんだ。

ここに『首切りのクラウド』、『閃光のアスナ』
『黒の剣士キリト』、『龍使いシリカ』の
攻略組の4人パーティが結成された。
正直言って負ける気がしない。 
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