バカと双子の妹と召喚獣

第5話です。
それではどうぞ〜 

Dクラス前

明久「というわけで宣戦布告を
するわけだけど…」

龍平「いや、どういうわけだ！」

甲斐「意味がわからないよ！」

まあ僕も意味わからないんだけどね。

明久「どんな感じで行けばいいと思う？」

龍平「そりゃ、もちろん…勢いだろ！」

甲斐「まあ、勢いがあれば基本的
なんでもできるよ！」

明久「それじゃそれで行くよ！
危なくなったら助けてね」

龍平「おう、任せろ！」

甲斐「頑張ってね！」

よし、これなら行けるぞ！

明久「うらぁ！失礼するぞ！」

D『うわ！いきなりなんだ！』

明久「代表はどこだぁ！あぁん！」

龍平「凄いな、明久は」

平賀「僕だが……」

明久「俺たちFクラスは試召戦争を
申し込むぜ！決戦は今日の13時からだ！
Dクラスの強さ楽しみにしてるぜ！
馬鹿野郎！」

僕はそういって教室を出ようとした。
うん、わりといいできじゃったんじゃ
ないかな。ん？何で僕の肩を掴んでるの？」

D『ちょっとまてよ！いきなりきて
宣戦布告とは何のつもりだ！
まずは俺らの制裁をうけろや！』

うわー、やばいよ！！

D『下位クラスは酷い目にあうって…
決まってんだよ！』

バシッ

殴りかかってきたのを龍平が止めた。

龍平「どうも〜、Fクラスの瀧川龍平です。
じゃあ、どうぞ。酷い目にあわせて
みてくください！」

そういって龍平は関節技をかける。

D『いてぇよ！！やめろコラ！』

D『てめぇ、舐めてんじゃねぇぞ！』

他の男子が龍平に殴りかかってくる。

甲斐「ストップ。私達は別に争いに
きたわけじゃないんだよ。
ただ、明久が心配だったからきただけだよ」

そういって甲斐も関節技をする。

D『この野郎が』

？「やめなさい！バカ共！」

そういってまた殴りかかろうとした
男子をとめる。止めたものは…

島田「吉井！久しぶり〜」

島田さんだった。

吉井「島田さん！？Dクラスだったんだ。
止めてくれてありがとう」

島田「別にいいわよ。だって…」

だって？何だろう一体？

島田「試召戦争であんたをボコボコに
殴りたいもん」

そういって島田さんは拳をつくる。

龍平「それはさせねえけどな。
とにかく、俺たちは試召戦争を申し込み
にきただけだ。別に争うつもりはない。
いいな？平賀！」

平賀「あ、あぁ。わかったよ」

僕らはDクラスをでた。

明久「2人ともありがとう」

甲斐「いえいえ。それにしても島田は
腹立つわね」

龍平「本当だな。さて、どうしたもんかな」

僕らは教室に戻っていった。

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Fクラス

雄二「おおー、明久。どうだった？」

明久「龍平と甲斐がいてくれたから
助かった。あと、Dクラスには島田さんと
平賀君にあと清水さんもいたよ」

雄二「なるほど…島田もいたのか
13時から開戦だよな？」

明久「そう伝えてきたよ」

雄二「よし、じゃあ作戦会議だ。
明久、明奈、康太、秀吉、甲斐、鈴音、
龍平は飯持って屋上にきてくれ！」

明久「あ、明奈！ご飯あるよね？」

明奈「大丈夫だよ。はい、明兄」

明久「ありがとう」

僕らは屋上に向かった。

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屋上

さて、弁当をあけようかな。
弁当を開けてみると弁当には
『明兄LOVE』と描かれたご飯があった。

明久「明奈！これは何さ！」

明奈「あー、それは私が愛をこめて
作ったお弁当だよ。美味しく食べてね」

何というか、食べにくい。

雄二「良かったじゃねえか明久。
こんなに妹に愛されるなんてな」

明久「僕はシスコンじゃないよ！」

まったくなにいってるんだよ！

甲斐「えっ？明久君、もしかして
知らないの？学年で明久君はシスコン。
明奈はブラコンだと思われているんだよ」

明久「……really？」

雄二「みんな聞いたか！明久が意味の
あっている単語を使ったぞ！」

いや、驚くところはそこじゃないでしょ！

明奈「それ本当なの？」

甲斐「本当だよ。『召喚獣の天才コンビ』
って言われてるけど、『愛し合う兄妹』
とも言われてるよ」

明奈「そうなんだ。知らなかったな」

明久「何だか不名誉だね」

雄二「そういうな。さて、作戦会議だが」

秀吉「そういえば、何故Dクラスから
なのじゃ？Eクラスからでもいいじゃろう」

雄二「それはな秀吉…」

龍平「Eクラスは倒す必要がないからだ」

雄二「正解だ。明久、今ここには
どんな奴がいる？」

明久「えっと…元悪鬼羅刹と
第3の性別秀吉とムッツリスケベと
僕の双子の妹と僕の最高の親友と
数学の王女と雄二の親友だね」

雄二「まて！誰がムッツリスケベだ！」

明久「雄二は悪鬼羅刹でしょ」

康太「……おらおら、かかって来い」

明久「どこの悪鬼羅刹だよ！
そんなんじゃ戦って5秒てKOだよ！」

秀吉「てか、誰が第3の性別じゃ！」

明久「秀吉」

秀吉「普通に答えるでない！」

明奈「何か私は普通だね」

甲斐「最高の親友と思われてるんだ。
嬉しいな！」

鈴音「私はそんな名前じゃなかったよ」

明久「僕が今考えたからね」

龍平「まあ、普通な答えだな」

雄二「まあふざけるのは冗談にして
そうだな、こんなに強いものたちが
いるんだ。普通にやったら負けないさ」

甲斐「Dクラスならそれはありえるの？」

雄二「まあな、Dクラスなら負けるかも
しれねえ」

明久「ふーん。で、作戦は？」

雄二「明久と明奈のダブルコンビで
攻める。お前ら2人でいったら10人くらい
相手でも余裕だろ？」

明奈「私は日本史か世界史が戦闘科目で
明兄と組んだらDクラスになら
2人で倒せるよ。多分Cクラスもいけるね」

雄二「どういう事だ？明奈はともかく
明久は日本史も世界史もできないだろ」

明奈「そのうちわかるよ」

うん。まだ、いったらいけないよ。
これを知ってるのは明奈と甲斐だけ
何だからさ。

雄二「まあいい。それより、作戦の続きだ。
吉井兄妹で突破してから龍平と鈴音と
その他15人の数学で勝つ。
数学で気をつけるのは島田だ。
数学ならあいつはAクラスもいけるからな。
龍平、鈴音気をつけろよ」

鈴音「数学1位をバカにしないでよ！」

龍平「余裕だな」

雄二「康太と甲斐は今回は休んでてくれ。
次の戦争で活躍させるからな。

甲斐「OK」

康太「……了解」

秀吉「わしはどうするのじゃ？」

雄二「うーん。まあ、明久と一緒に
いてくれ」

秀吉「わかったのじゃ！」

雄二「よし！じゃあ俺たちの戦争を
はじめるぜ！」

『おおーー！！』

僕らはDクラスと戦争をすることになった。

 

どうでしたか？
次はDクラス戦であいつが…