ある美術部のお話
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体育祭 準備の準備だ!
前書き
テゥインクル!テゥインクル!
姫野「一番はやっぱり早い奴だよな」
そういって紙を見る、うーんやっぱ始めとアンカーは早い奴が良いな
武山「んじゃ栗田で」
桐村「嫉妬の力で頑張れよ!」
栗田「え?う…うん」
うわ!こいつら二人酷いな、有無を言わせず決めやがった
渡海「んじゃ次は僕だ」
渡海が名乗りあげるが、桐山が
桐山「はぁ?次はうちやし」
武山「その次はうちな?」
坪ノ内「じゃぁ次私で」
吉住「その次は私で」
女子が一気に来たぞ!?こ、これでいいのか?
渡海「え……え?え?」
渡海は困惑しているようだ。誰か助けてやれよ!
し、しかたねぇな。ここは部長の俺がたすけてやるか!
姫野「おいおいお前らいい加減にしろよ」
武山「黙れカメムシ」
桐山「喋るな、てか息をするな」
もうこいつら最低だ!酷いよ!毒舌過ぎだよ!
そうやって悲しみに浸っていると
桐村「ちゃんと勝ちたいからちゃんと決めようぜ」
脳筋馬鹿桐村が皆に言ってくれた。ありがとう桐村!三分は感謝するよ!
武山「じゃぁどうすんの?くじで決めるの?」
姫野「あんた、ばかぁ?」
桐山「あ?」
握りこぶしを作りながら桐山武山がこっちを向いているようだ
姫野はどうする!?
姫野「す、すみませんでした」
誠心誠意謝るしか生きる道は無かったようだ
桐村「さて真面目に考えるとだ」
姫野「お、おう」
こういうときだけは桐村が役に立つな。他のときは役に立たないけど
桐村「やっぱ二番は吉住さんやな」
武山「理由は?」
桐村「私の勘です」
ズゴーーーー。なんでやこいつ勘で決めんなよ!
そんなんやったら適当でいいやないか!
桐山「勘かよ」
渡海「いいんじゃないっすか?」
渡海のキャラが何か崩れてる気がするわ
姫野「桐村さんにまかせますぅ」
吉住「分かったわ」
何で俺のときは無視やのにこいつの時はすんなり決まるんや……
桐村「僕が元運動部やからやな」
姫野「人の心を読むな!」
武山「次はどうすんの?」
桐村「ちゃっちゃと決めるわ」
そのほうがいいな、早く決めて欲しいわ
姫野「えーと結果は!」
一番栗田 二番吉住 三番坪ノ内 四番渡海
五番桐山 六番武山 七番桐村 八番姫野
姫野「なぁ……何で俺がアンカー?」
武山「最後が一番責任重大だから」
桐山「ミスしたら終わりだから」
そういってこいつらニヤニヤ笑ってくる。趣味悪いな!
まぁこいつら腐女子だから趣味が腐ってるけどな!
武山&桐山「………………」
二人は息をそろえて姫野を殴った!
姫野はうずくまった
姫野「ぱ、ぱとらっしゅ………」
うう、痛いわ。こいつら世界狙えるわ
栗田「てか、決めたから帰っていいかな?」
ふと時間を見ると最終下校時間ギリギリだった
武山「やばっ急がないと」
桐山「急げ急げ」
女子はさっさと帰っていく、龍哉と土谷はもう帰っていた
桐山「姫野戸締りよろ」
武山「よろしくー」
姫野「はぁ!?」
嘘だろ!?前も俺だったじゃないか!
桐村「一人むなしく遅れるが良い」
渡海「バイバイ」
友達が裏切ってダッシュで帰っていった。薄情者めが!
姫野「はぁ……仕方ない」
そういってもはやあきらめて、ゆっくりと美術室から出て行った
後書き
どうでしょうか?
どっちが読みやすいですか?
そこはまた聞かせてください
それでは、またいつか!
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