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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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無印編!
  変態の兆しが見られるのだよ

 
前書き
みなさんこんばんわ!
先週はすみません・・・学校の宿題とかしてたらそのまますっかり・・・。
で、でも今回からはしっかり・・・できる・・・かなぁ?もうすぐテストだし。
とりあえず頑張ります!
それではっ
 

 
『陽龍、そろそろいくよ』

夜、小学生チームが寝静まった頃にアルフから念話がきた。

『わかった。それじゃあすぐにこっち抜け出して中庭に行くから、そこで待っててくれ』
『わかったよ』

さて、問題はここから。
どう言い訳して抜け出すか。・・・とりあえずトイレとでも言って抜けるか。

「ふぁ・・・母さん、トイレ行ってくる・・・」
「はーい。ついていかなくても大丈夫?」
「ん、もーまんたい・・・」

そう言って俺は無事に部屋を抜ける。
・・・べ、別に罪悪感なんて・・・って、母さん魔法知ってるんだから普通にいえば良かったんじゃね?

「と、とりあえずアルフと合流するか」


「あ、アルフー」

中庭に出ると、いつもの露出度がそれなりに高い格好をしたアルフがいた。

「陽龍、フェイトは無効の山のほうにいるって」
「あいよ。それじゃあアルフはフェイトと捜索しててくれ。俺はこっちで探してる」
「わかった。それじゃあまたあとでねー」

そう言ってアルフはフェイトのもとへと飛んでいく。

「さて、ヤミ。仮面付きでセットアップ」
<はい、ヒリュー。セットアップ>

そして俺もいつものバイアジャケットに身を包み、仮面を装着してから捜索を開始する。


アルフと別れてから少しした頃。

「ヤミ、まだ見つかんないなー」
<そうですね。いっそこのあたりに魔力弾放って矯正発動させてしまえば?>

・・・ヤミ、さらっと危険なこの言ったよね?

<そんなことありませんよ>

・・・・・まあいいや。強制発動はせずにこのまま捜索続けようか。

<はい>

ヤミとそんな他愛ない会話を続けていると、ゾクッとするような気配を感じた。

<ヒリュー、ジュエルシードが発動しました>
「マジいきなりだな!とりあえず・・・」
『フェイト、気づいたか?』
『うん。これからアルフと一緒に行くつもり。陽龍は?』
『すぐに行く。数秒でつくだろうからさき行ってて』
『わかった。それじゃあまた後でね』

そう言って俺はフェイトとの念話を切る。

「さて、猛スピードで行くぞ!」
<フェイト様のことだと何故か張り切りますね>

気のせいだ。


「あっりゃー?こりゃすごいパワー?」
「随分不安定みたいだね」
「あんたのお母さんはなんでこんなもん欲しがんのかね?」
「そういえばジュエルシード欲しがってるのってフェイトのお母さんだっけ?」
「うん。母さんが欲しいって・・・って陽龍、いつの間に」

ついさっきです☆
着てみたらなんか気になる話してたしね。

「まあいいや。さ、行こう。バルディッシュ、起きて」
<イエス、マスター>

そしてフェイトの手にいつもの杖が握られる。

<シーリングフォーム、セットアップ>
「封印するよ。アルフ、陽龍。手伝ってくれる?」
「あいさー」
「まかせろ!」

そして俺たちは順調に二つ目のジュエルシードも封印する。

「・・・二つ目」

フェイトがジュエルシードを手にすると同時になのはと美愛、ユーノが来た。
うわー、すっげータイミング。

「あらあらあら?子供はいい子で、って言わなかったっけ?」

アルフが三人?に向かって挑発的に言う。

「それを・・・ジュエルシードをどうするつもりだ!」

ユーノが起こったような口調で言う。
俺たちは普通にフェイトの母親に献上しようとしてますが、なにか?

「それにアタシ、親切に言ったよね?いい子にしとかないとガブっといくよ?って」

いや、子供にそんなこと言うなよ。しかも全然親切じゃないし。
そしてアルフは人型から大型犬・・・じゃなくて、狼のような姿に変わる。

「っ!あいつ、あの子の使い魔だ!」

見ただけで使い魔ってわかるもんなの?

「そうさ。アタシはフェイトの使い魔」

しかもちゃっかり主の名前をちゃっかり喋ってるし。

「先に帰ってて?すぐに追いつくから。えっと・・・ダーク?も」

あ、珍しく覚えてたんだ?ちょっと以外。

「わかった。無茶しないで気をつけるんだよ?」
「あ、おいてくなよ!」

俺はそのまま飛んでいこうとするフェイトを追いかける。

「なのは、美愛!あの子達を!」
「へーい」
「で、でも・・・」

美愛はやる気のなさそうな声で言うのに対し、なのはは渋ったように返事をする。

「させるとでも、思ってんの!?」
「させてみせるさ!」

おお、アルフとユーノの展開が少年漫画みたいな感じだ!
そんなことを思ってると、ユーノは強制転移魔法でアルフを連れて行ってしまう。

「え、どうしろと?」
「いい使い魔を持っている」

フェイトは俺のつぶやきを聞こえないふりしてなのはと話してしまう。
泣くぞ?しまいにゃ俺だって泣くぞ!?
そしてフェイトのいういい使い魔は変態の兆しが見られるのだよ。

「ユーノくんは使い魔ってやつじゃない・・・私のお友達」

って、なんかやっぱりはぶられてる?

「・・・どうするの?」
「話し合いでなんとか出来ない?」

コイツあほだ。無理に決まってんだろ。

「俺たちは目的を持ってジュエルシードを集めている。それはお前も一緒だろう?求めているのが同じな以上、争いは止まらない」
「でも、やる前から諦めるなんてできないよ!」
「じゃあ無理にでも諦めさせるのみ。フェイト」

俺がフェイトの名を言うと、フェイトはそれに合わせてなのはに向かって斬りかかる。

「ダーク、私たちも戦うよ」
「あいよ。ヤミ」
<はい、ヒリュ・・・ダーク>

そして俺も戦闘態勢に入る。

「燃え尽きろ。火焔(かえん)
<火焔、発射>

その言葉と共にいくつもの赤い炎が美愛を取り囲む。

「ヒカリ、氷華(ひょうか)!」
<あらほらがってんでい!>

それに対して美愛は氷で対抗して防ぐ。

「こんなとこで無駄足食うわけにも行かないからな。火焔紅龍、放て!」
<発射!>

今度は紅い炎を纏った黒い龍で攻撃をする。ついでにめっちゃ熱いです、この龍。

「くっ、だったらこっちも!ヒカリ!」
<わかってるよ!アイスドラグーン、いっけぇぇぇぇ!>
「迎え撃つぞ、ヤミ!」
<わかってます。ブラックストームドラゴン、放て!>

ちゅどーむという効果音が聞こえた気がした。

「うきゃーーー!?」

あ、美愛落ちた。

<助けないんですか?>
「え?あ、忘れてた。ヤミ、レアスキル準備しといて」
<わかりました>

そして俺は羽根を羽ばたかせて美愛に近づく。

「メンドイから英場とかいらないよね。ってことで治せ」
<ヒール>
「んじゃあヒカリ、あとは頼んだぞ」
<はーい。でも私だけじゃ運べないから、ナノハも呼んどいて>
「あいよー」

そして俺は美愛を横にしてフェイトとなのはが戦っている場所に向かうのだった。
 
 

 
後書き
陽「ながさ微妙だな」
美「言わないであげてよ・・・。さて、それでは今回はネタもとくになくてつまんないただの駄作だったのでこのコーナー存在意義なし。そのまま流します」
陽「なんとなく美愛の言葉が辛辣だな。その通りだけども!ってなわけで次回予告。自己紹介してなくね?俺ら」
美「ついでに今のは作者が気分で付けたものだからあてになりません♪」
陽「それではっ」
 
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