チートな俺とD×D
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life.19:友達、救います。2
前書き
どうもミケ乱です
2話目です。
では続きを。
life.19:友達、救います。2
外はすでに夜、暗い夜道を街灯の光で照らされてる。
俺たちは教会の近くの影で作戦会議中だった、
「これ図面、相手陣地に攻め込むときのセオリーだよね」
祐斗は図面を広げて見せてる、たしかにセオリーだが、
俺はどこにいるか知ってるからいいけどな、
「聖堂の他に宿舎、怪しいのは聖堂だろうね」
「神から捨てられたからそれを冒涜するためか?」
「そうだね、『はぐれ悪魔祓い《エクソシスト》』の組織は決まって聖堂に細工を施す、
愛していたからこそ、捨てたれたからこそ、
憎悪の意味を込めてわざと聖堂の地下で邪悪な呪いをするんだよ」
愛と憎悪はある意味表裏な関係だからな、前の世界でアメリカのとある女が、
男が浮気したって知ったその夜男が寝てる間にアレを大きいハサミでチョキン!
女曰く「愛してるから誰にも渡したくなかったから」だと、怖いわ!
さて俺も一応魔眼『白眼』で教会を覗いてる、あの神父が聖堂のところ、
あとは地下に多人数、それと堕天使のレイナーレがいるな、
あっ、アーシア発見、頑張らねば。
『相棒、全力でいくのか?』
『今回は本気モードで行っても問題ない、今回は本気で潰す気で行くぞ」
俺は念話でドライグと話しているとどうやら行くのが聖堂に決まったようだ、
俺は神器《セイクリッドギア》を出してから走り出す、二人も付いてきてる、
一気に聖堂まで走る、進入がばれてるだろうから気にしない、
扉を魔力付きの蹴りで蹴り開ける、両開きの扉は勢いを殺しきれずに吹っ飛ぶ、
原作通りの風景、頭のない聖人の彫刻が不気味さをかもし出してる。
「出て来いよ、イカレ神父、いるんだろ?」
俺が声をだすと拍手と共に柱の物陰から出てくる、相変わらずふざけた笑みをしてる。
「ご対面!再開だねぇ!感動的だねぇ!」
「うるさい!」
有無を言う前に潰すつもりで瞬動で近くへ行きフリードの頭を蹴りつける、
フリードも驚いてから蹴りを避ける、近くにあった柱を砕いた、
すぐに反転してから左腕で殴りつける、神器《セイクリッドギア》が丁度ブーストがかかり、
パンチ力が一気に上がった、
「ぐっおっ!」
神父は懐から出した武器で防御したらしい、俺の力が上がっているから銃の方がヒビが入る、
すぐに引いたら小猫ちゃんが教会にある大きい長椅子をぶん投げたのだ、
「しゃらくせぇ!」
神父は光の剣を使って長椅子を一刀両断にした、祐斗も素早くフリードに向かうと、
剣と剣でつば競り合いをし始める、迫力のある低い声で祐斗が言った瞬間、
剣が闇を纏い、光の剣の刃の部分が闇に侵食されている。
「『光食剣《ホーリー・イレイザー》』光を食らう闇の剣さ」
「て、てめぇも神器《セイクリッドギア》持ちか!?」
剣が形成ができないとわかると俺は一瞬で神父の前まで行く、
「プロモーション!『戦車《ルーク》』!」
「!プロモーション!『兵士《ポーン》』か!?」
「そう、あり得ない防御力と・・・」
気も纏ってさらに底上げした左拳で殴る、硬い感触があったがすぐにそれもつぶれたみたいで、
腰をさらに落としシフトウエイトして振りぬく、神父を一気に壁まで飛ばしちゃう。
「バカげた攻撃力」
壁からずり落ちるとふらふらながらも立っていた、手に持ってる剣の柄が殆ど粉々に落ちる、
アレを盾にしたけどさすがに俺の力を殺しきれなかったってわけだ、
祐斗と斬り合うだけの反応速度はあるみたいだな。
「投影《トレース》、開始《オン》」
剣を何本か作ると投げる、まだ回復しきってないのか反応が遅れた、
10本の剣で顔の横、わきの下、両手、両足の服に突き刺さる。
「クソがぁぁぁぁ!っけんなぁぁぁぁ!!!」
「よかったな、お前の大好きな聖人と同じ格好になれて」
「悪魔の分際でチョーシくれてんだよぉぉぉ!殺す!絶対にだ!ぶっ殺す!」
逃げるだろうがすぐにはむりだろう、あの剣は一種の魔剣と同じ能力のある剣だ、
相手の影を縫い付ける、『影縫い《シャドー・スナップ》』の魔力をつけてる、
普通は1本でことたるが念のために体全体を止めたのだ。
「さて、地下に行くか」
祐斗と小猫ちゃんはビックリしているが俺が言ったら二人とも俺についてくる、
後ろでフリードは叫び続けてるが気にしないで祭壇へと向かうのだった。
つづく
後書き
『影縫い《シャドー・スナップ》』スレイヤーズでリナ・インバースが使っていた魔法の一つ、
これで盗賊をいびるときに使ってたよなw
それと「投影《トレース》、開始《オン》」を使いました、
剣はショートソードをイメージしてます。
では次回「life.20:友達、救います。3」
キミの魔力は燃えているか?
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