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これはケモノですか?

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転生前の世界
  天使と出会いました。

 
前書き
今度こそ更新しようと意気込んでいる作者です。
はじめましてですね、はい。
前書きが長くてもアレなので早速本編へどうぞ! 

 
20XX年。
昔と変わらず平和…と言いたいが、実際そうでもなかったりするこの時代。
国全体がスラム街のような、そんな時代。
そんな世界で、俺は1人の天使と出会った。

「お前、ほんとに天使か?」

そんな疑問が口からこぼれ出てしまう。
目の前の天使はもぐもぐと俺の朝飯の余りを食べている。

「そんなに私が天使に見えないのですか?」
「少なくとも俺には見えないな」

二層式の洗濯機の音が響く。天使が着ていた服を洗濯しているためだ。
そのため、今天使は俺のTシャツと短パンを身につけている。

「この家は、貴方以外誰もいないのですか?」
「ああ、一人暮らしだ」
「寂しい人間ですね。」

少なくともお前に言われる筋合いはねえよ。
俺はベットに腰をおろし、頬杖をつく。
今更だが俺の部屋で天使は飯を食っている。

「そういえば、名前聞いてなかったな。」
「名前? そういうものは貴方から名乗るべきですよ。」
「俺は夜来風樹。」
「フーキさんですか。私はラフィエルといいます。」

そう言って天使…ラフィエルは名乗った。

「この度は助けてくれてありがとうございました。
私から何かお礼でもしたいです。」
「いや別にお礼はいいよ。今の時代は危険だからね」

実際、ラフィエルを見つけた時、弱ったラフィエルに金を求めてたかっていた。
ただ俺は、そいつらをぶん殴って天使を担いで家に帰ったわけだ。

「では、あとで上司に報告しておきます。考えたら今の私ではお礼も何もできないので」
「天使にも上司とか存在するのかよ」
「はい、と言っても神様ですが」

まさかの神様へ報告。俺はそんなことに驚きつつもこれからの生活に悩み始める。

こうして俺と天使の生活が始まった。 
 

 
後書き
今回はここまで!
ここだけの話、天使ラフィエルは今後重要な人物となります。 
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