阿修羅 無罪の擬態実験。
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とある上忍の独白。
前書き
今回はカカシ視点で。
・・・阿修羅 無罪。
どうやら、彼女はナルトよりもサスケよりも厄介と言うか。なんというか。
ともかく、彼女は自分の居場所には絶対に他人もはいらせない。
まるで、闇霧さんのようだ。さすがあの人の子供と言うのか。
(・・・自己紹介されるまで知らなかったが。)
自己紹介の時も…
ナルト達は
「次お面の子」
「阿修羅 無罪」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・」
「・・・・終わり?」
「終わり。」
「あーでもさ、親睦を深めたいしネ?」
そしたらメンドクサそうに
「・・・はい。…改めてぇ〜阿修羅 無罪ですぅ〜。好きなものはぁ、ものと言うよりぃ〜一人で居ることぉ
嫌いなものはぁ、ガールズトーク、言い訳が多い人、性格がいい人。…でぇ〜す。趣味、将来の夢は特にぃ…」
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「俺は、阿修羅 闇霧。好きなものは…一人が好きだ。嫌いなものは言い訳が多い奴。以上だ。」
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しっかし、ぶりっ子とはね…
まあ、とりあえず
「(その名字もしかしていき残りか?しかしその喋り方…)
・・・よし!自己紹介はそこまでだ。明日から任務やるぞ!」
それにナルトが過剰反応する。
・・・なんでそんなに反応すんだか。
忍って簡単に感情見せちゃダメデショ。
「はっ!どんな任務でありますか!」
「まずこの五人であることをやる。…サバイバル演習だ」
「サバイバル演習?」
「なんで任務で演習やんのよ?演習ならアカデミーでさんざんやったわよ!」
「相手は俺だがただの演習じゃない」
「「「?」」」
首を傾げる三人。
・・・なんで、無罪は首を傾げていない…?
「じゃあさ!じゃあさ!どんな演習なの?」
みんなの気持ちを代弁するかのように、ナルトが聞いた。
「ククク…」
「な、何!?」
「ちょっと!何がおかしいのよ!先生!?」
「いや…ま!ただな…俺がこれ言ったらお前ら絶対引くから」
「引くゥ…?は?」
「私は先生の笑いに既に引いています。」
・・・・ぼそりと呟かれたその言葉
ぶりっ子でもなく、敬語だった。
しかし、失礼だな。
「なにか言ったかな?」
「・・・いえ」
「・・・まぁ、話を戻して
卒業生二十八名中下忍と認められるのはわずか九、もしくは十名。残りは再びアカデミーに戻される。
この演習は、脱落率66%以上の超難関試験だ!」
「「「「……」」」」
「「「?」」」
また、無罪は首を傾げていない。
・・・興味がないのか?
不審な点が結構あるので尾行してみようか…
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やばい。
無罪ににげられた。
諦めようか…
そう思い帰ろうかとしたその時。
「おう、カカシじゃねえか。」
「・・・アスマか」
「どうした?元気ねえじゃねえか。」
「あのさ、阿修羅 闇霧さんっていたよね。」
「ああ、あいつか。あの人がどうかしたのか?」
「あの人の子供がいたんだ。」
「・・・ほんとうか?」
「ああ・・・その子の言動が分からなくてさ…ほんとドウシヨウかねえ…」
「あー様子見したらどうだ?カカシらしくないぞ。」
「ああ…暫く様子みるとするよ…」
そういって、アスマとわかれた。
次の日無事にサバイバル演習もおわった。
・・・しかし。
次の日に無罪は里抜けしていた。
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