| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

SAOもう一人の聖騎士

作者:ビビック
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

追想~情報屋の憂鬱~

 
前書き
最近はアルゴが人気ですね。と言う訳でアルゴさんが活躍する(かも知れない)回です。 

 
アルゲードにある酒場。俺達はリリーナが依頼した『攻略組における殺人者ギルドへの内通者の調査、及びに捕縛』のためにある人物に協力を仰いでいた。その人物とは・・・・・・・

「よぉ、久しぶりだナ。レディを待たせるのはあまり感心しないゾ」

「・・・・・・・・相変わらずなようで何よりだ、無抵抗の俺を馬乗りでフルボッコにしたアルゴ姉さん?」

「そ、それはもう言わない約束だロ!」

途端に慌て始めたアルゴを眺めている内に、俺はある事を思い出した。

「そう言えば鴉君と鷹君はどうした?珍しく別行動だが」

彼らは二人共俺達と同じ依頼をした連中にこき使われてるようだ。やれやれ、もう少し弟子に対する心遣いと言う物が存在しないのだろうか?キリトと二人で彼らに黙祷を捧げ、彼女から必要な情報を買う。

「よしアルゴ、20k出そう。ある情報の買い取り、もしくは収集依頼だ。出来るな?」

「こりゃまた太っ腹だな。何が買いたいんダ?アスナとリリーナのスリーサイズ位なら網羅してるがナ」

「そいつはとても魅力的だが後にしよう。俺達が求める情報は・・・・・・・内通者は誰なのか、この一言に尽きる。いいだろう?」

「なるほド、言うと思ったヨ・・・・・・・よし、売るゼ、まずは触りから・・・・・・・」

彼女の言葉は、俺達を戦慄の底に叩き込んだ。

「殺人者ギルドに通じているのは攻略組ではなく・・・・・・・軍ダ」

 
 

 
後書き
今回はちょっと(と言うかかなり)短い回でした。あ、アイデアが思い付かなかった訳じゃないんだからね! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧