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魔法少女リリカルなのは 龍皇の軌跡 現在連載停止中

作者:ブレイア
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番外 龍皇がギフトゲームに参加するようですよ?

 
前書き
スラッシュさんの小説「転生者達が異世界でギフトゲームをするそうですよ?」にリューヴェルトが行くお話しです。本編とはあまり関係ありません 

 
side リューヴェルト

今、わたしはガレアから地球第2星へと向かっている次元航行戦艦ジーク・ヴルムの中にいる
・・・はずだ

「何故ここにいるんだ」

思わずそうつぶやいたわたしは悪くないと思う
何故なら今いる場所が

「転生の時と同じ場所じゃないか」

周りはどこまでも深い青で、星の様な光があちらこちらにある宇宙の様な空間
そう、わたしが神と出会い、魔法と竜召喚の力をもらった場所である

「久しぶりだな」

突然、背後から聞き覚えのある声がした
20年前に聞いた声、この世界の神でわたしを転生させた張本人

「ロロ!」

わたしは振り向きざまにその神の名前を呼んだ
そこには杖を持ち、とんがり帽子を深く被った若い男性。ロロがいた

「どう言う事だ!?これは!何故わたしが此処にいる!シルフリードは?イクスは?フィルス達はどう なった!?」

わたしはロロに詰め寄る

「大丈夫だ。お前の家族達は死んでいない。お前が此処にいるのは他でもない私が呼んだからだ」

「良かった…みんなは死んでいないんだな」

確証は無い。だがロロの言葉は何故か疑うことなく信じられる

「それで、わたしを呼んだと言うのはどういうことだ?」

わたしはロロの「私が呼んだからだ」と言う言葉に対する質問をロロにする

「ああ、実は少し前に次元の壁を無視して私の元にこんな手紙が来た」

そう言ってロロは一通の手紙を取り出す
そこにはこう書いてあった


「転生者様へ

新たな人生は如何お過ごしですか?
突然ですが、我、余興の神は皆様を〝箱庭〟に招待させていただきます。
転生し、只今、所謂空白期に居る皆様にこの招待状を送らせて頂いています。
勿論、参加された方はこの余興が終われば元の世界、元の時代に帰れます。
どれほど成長されたのか、自らを転生させた神々に見せては頂けないでしょうか?



なお、この余興は強制参加です。

拒否権なんかねぇよ!

                                     By 余興の神  」

「……で、どうする?」

ロロが聞いてくる

「どうするもなにも、強制参加で拒否権が無いのだろう?ならば行くしか無いが…」

「大丈夫だ、この余興が終わると元の時間に戻される」

「そうか。それなら参加ついでに鍛え直してくるか」                              
この手紙は空白期に居る転生者宛てに送られたものだ。ならばこの箱庭には強者がゴロゴロといるだろう。ここで鍛え直せば強くなれる、もう二度とあんな事を起こさせない為に

「そうか。ならば今から行って来い」

ロロの言葉と共に転生した時と同じように周りが白くなる
 
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