チン世界の月。変態として生きていく為にー全年齢向けバージョン
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ただしHYDEは156センチ
天龍呼吸方って絶対反則ですよね。チートですよね。
そもそもチートってさ読んでて面白くないじゃん。
俺TUEEE!!って乗りが許されるのって高校生迄くらいじゃないかなと僕は思うんだ。
話の流れの中で強くなって色々打開するのは王道だけど王道だからこそ面白いんだよね。王道が一番とは言わないけどチートに頼って王道を否定するのもどうかと思う訳だ。
最初から設定崩壊並のチート使った原作改変なんてさ只のマスターベーションだよねハッキリ言ってさ。
まあこんな作品で言えた事じゃないけど。つまり僕が何を言いたいかと言うとそんな事じゃなくて
「L・・・それってもの凄く狡くないかコラ!」
とまあ此が一番のメインだよね今回のさ
「と言われてもですね。こうなってしまった以上は仕方無いじゃないですか。それに此が何らかの複線かも知れませんよ?今回からタイトルも変わった事だし」
そう言われると身も蓋もないよね。でも複線?それだけは違うだろ。
「違う事は無いと思います。だって私、読心術使える様になってますから。それにそこの死神?とやらも見えてますし。リュークさんですね?初めまして」
そう言いながらLはいつもの猫背な姿勢でリュークに手を差しだす。
連られてリュークも手を差しだして二人は握手をした。
Lも猫背だがリュークも負けず劣らずの上二人の身長差が大分ある物だからひどく不格好な握手で正直滑稽だ。
そんなある意味で美しい姿を見ながら僕はリュークとLとが似ている事に気が付く。いや似てると言うよりふと思ってしまったのだ。
なぜ死神は、と言うより人の形をしている?
前にリュークに聞いた話では死神には人型の物とそうで無い物とがいるらしい。ただしレムみたいな中途半端な人型ばっかりだ。リュークの様な背格好が完璧人間と言う死神は少ないって話だ。
そして気付く。なんでこいつ日本語喋れるんだ?
おっと漫画の都合とか言わないでくれよ。よしんば漫画の都合だとしても、もう一つ疑問が残る。
デスノートの文字は英語で書いてあるが、リュークお前はそれを何時何処で身につけたんだ??
しかも文法的な間違いは全くない。日本一優秀な僕が言うんだから間違いない。こいつが勉強してる所とかちょっと想像できないぞ。と言う事は最初からこちらの言葉を知っていたとしか思えない。幾ら死神にほぼ無限の時間があると言っても絶対リュークは勉強なんかするタイプじゃない。勉強してる奴の横でリンゴうめーとか言って鼻くそでも穿ってるタイプだ。
なんだかLの言ってた複線とか言う話がにわかの現実味を帯びて来たぞ。
「リュークいいか? ちょっと質問があるんだが幾つか確認させてくれ。」
「ああいいぜ。なんだ?」
Lと腕を組みながら部屋の中をスキップしながら回っていたリュークが答える。それは良いけど部屋狭いんだからあんまり暴れるなよな
「デスノートが使った人間が死んだ場合、天国にも地獄にもいけない。それは間違いないな??」
「ああ。間違いないな。」
「じゃあ、その上で改めて聞きたい。デスノートで殺された人間は何処にいく??」
「昔言っただろ?死んだ後に待ってるのは「無」だ。」
此処でLに向き直る
「L、君は仮死状態と言ったが明らかに息をしてなかったし心臓も止まっていた。それは僕が確認してるから間違いない。仮死状態と君は言ったが形としては一度死んで生き返ったと言う形になるんじゃないのか?死んでる間に何も感知していなかったら君は「無」の中に居た事になるから間違いないと思う」
「それは月君の言う通りですよ。仮死の間私の感覚は間違いなく「無」でした。そしてこの天龍呼吸方は一度完全に心臓が止まった後にタイマーの様に決まった時間でまた動き出すと言うスキルですから月君の言う認識でも間違いでは無いと思います。」
またリュークに向き直る。しかしさっきから「無」「無」って僕はエクスデスかチキショウ。とりあえずまだ気になる事があるから更にリュークに問いかける。
「鏡太郎は一度死んだと言ったが、彼はどうやって死んだんだ?」
「デスノートだ。」
間髪入れずにリュークが答える。これは概ね予想していた答えだ。
Lが生き返る前にリュークとした話から導きだした答えの確認でしかない
リュークもそれが分かってるから僕に言ってきた。
「月、さっきの話で答えは大体分かってるんだろ?」
「ああ。どうして鏡太郎が生き返ったかは問わない。大事なのは死神の力で殺した人間でも生き返るって事だ。鏡太郎はデスノートで一度死んだ、それはつまり死神の力で死んだって事だ。そしてLはミサの手刀で仮死状態に追い込まれた。ノートは勿論使ってないが、ミサは死神の目を持っているしデスノートで人を殺したこともある。と言う事は、ミサもまた普通の人間とは言えないんだ。限りなく死神に近い存在の人間と言う事だ。」
ふぅ長台詞乙って感じだ、この作品で初めて此処までの長文喋った気がするぞ。初めて本当の夜神月っぽい事をした気分だよ。
「そして生き返ったLに身に付いた読心術や死神が見えると言う特殊な能力。死んだ生物は生き返らない。これは当たり前の自然の摂理だが死神の力で生き返えらせる事は可能。この時点でLや鏡太郎は自然の摂理から外れているんだ。そして僕が知る限り自然の摂理から外れた存在がもう一つある。」
そこで言葉を区切りリュークを見つめる。僕の言いたい事は分かるだろ?
「俺たち死神の存在だな。関係ないがリンゴ食いたくなってきた。」
「と言う事は私は今死神に近い存在だと言う事ですか?」
Lがここで話に入る。さすがに状況判断が早いな。ナイスだ勝平
「これはあくまで僕の予想に過ぎないが、死神の力を手に入れた人間ってのは死神に近い存在になる。そしてその人間に殺された場合「死」は等しく訪れるが、何らかの形で生き返ると言う事態になった時その生き返った人間は最早人間ではない。鏡太郎は死神の力で死に死神の力で生き返ると言う最強コンボをやってのけた結果人間でありながら死神となった。そしてそれがリュークとの契約を外れてる理由であるしオリジナルのノートを所有している理由でもあると思う。」
いい加減長文疲れてきたぞ。なんでこんな真面目にやってるんだ僕は。
この作品って月チンだろ?タイトル変わって内容もシリアスになるとか勘弁だぞ。シリアスになればなるほど死亡フラグになりそうな気がするんだから。
「では月君はオリジナルのノートとはどういった物だと考えますか?」
「リュークの話からだとオリジナルのノートを持てるのは死神の中でも一部。それなのに鏡太郎にはその所有権がある・・・と言う事はオリジナルのノートと言う物は元が人間だった死神に与えられる物。違うかリューク?」
「ほぼ正解だ月。」
淡々とリュークが言う。しかしこの理屈だと鏡太郎の持ってるノートの所有者だったリュークも元は人間と言う事になるな。歌舞伎俳優でもやってましたかリュークさん?
「俺の事は詮索するなよ月。こう見えても色々あるんだからよ。そんな事より鏡太郎の件はどうするんだ?会うか??」
「勿論だよリューク。死神になった人間・・・面白いじゃないか。敵になるか味方になるかも分からないがチン世界の神を目指す僕にとっては会う事は有益な事だと思う。」
「そうか。月がそう言うならさっそく太郎の所に行って話つけてくるわ。」
翼を広げリュークは窓辺から飛び立つ。もう既に日は高くなってるが漆黒の翼は不思議と空に映える。目の取引はいらないがやっぱり翼は欲しいな。マジで
まっとりあえず部屋には僕とLとベットで爆睡してるミサが残った。
「ふぅ・・・さすがにほぼ徹夜だから眠いな。眠気覚ましにコーヒーでも煎れるけどLも飲むかい?」
「いえ、大丈夫です。私も一旦部屋に戻ろうかとおもいます。ちょっと色々と情報の整理がしたい物ですから」
ああ。そりゃそうか。僕と違っていきなり色々な事聞いたら混乱するだろうな。
「それが大して混乱はして無いんですよね。今までの事は死神の力の所為と言われても普通は拒否反応出るんでしょうが私は納得してるんですよ。薄々人知を超越した力が働いているのでは無いかと思ってましたから。私こう見えてもその手の物が大好きなんですよ。探偵してるのも自分で調べて納得したいだけですし、ジュニアハイスクールの時は校庭に夜中潜入してエイリアン宛のメッセージを描いた事だってあります。休日は町で不思議探しなんかしてますし」
どっかで聞いた事ある話だな
ミサの異次元同位体のハルヒさんやらと仲良くなれそうだ
Lとハルヒさんのコラボ・・・ダメだ。全く勝てる気がしない・・・最強じゃないか
「まあとにかく私は失礼します。それと月君、ミサさんが起きたらこの話をしっかりして於いて下さいね。私が死んでないって時点で物凄く骨の折れる事だと思いますが健闘を祈ります。それではお休みなさい。」
最後にサラっと面倒な事言ってLが出て行った。
そうだよなあミサに説明しないとな・・・Lの台詞じゃないけどもの凄く面倒だろコレ・・・ハハっ下手すると鏡太郎に会う前に殺されそうだ・・・クソっ笑えないぞ。
ミサは相変わらず幸せそうな顔して寝てる
やっぱり寝顔は可愛いし色っぽいよな
あっ・・・・ヤベ。チン(コードネーム「クララ」)がおっきしてきたぞ
クララが立ったー!!立ったわ!クララが立ったわ!!
どこからか某アルプスのクソガキの声が聞こえてきた気がした。黙れこのアーデルHYDE!!
お前なんかロッテンマイヤーさんに折檻されてしまえ
お前いつも目の見えない婆さんにパン食わせてるけど干草の中に隠してあるパンなんて絶対危ないだろ。婆さんが死んだら間違いなく犯人はお前だアーデルHYDE!
いいね。この脱線こそが月チンだよね。
でもあんまりアーデルHYDE、通称ハイジを弄るのは止そう
あそこの爺はスイス傭兵隊出身の人間凶器だからな。アーデルHYDE泣かしたら僕が死んでしまうわ。
しかしこのおっきしたクララは如何な物か
考えても仕方ないかな
ここにチンがあり目の前にはミサのまんまんがある
なら結論は一つだな。突っ込む。突っ込まなければ。突っ込みたい。突っ込もう。突っ込むべきだ。
五段活用ってこれで合ってるかな??
よく分からないがとりあえずパンツを脱がせるべきだな
その時ふと悪魔の考えが心をよぎりました
ああ何て事でしょうか。あの時そう思わなければ道を間違える事も無かったのに。
でももう手遅れなのですゴメンなさい。だって思いついてしまったんですもの。コレを実行しなければ今回終われないって悪魔の声が囁くんです
「よしミサをパイパンにしよう。」
起きたらフルボッコにされる。
分かってたのにやってしまう僕は相当Mなんだなぁと自分で思います。
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