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スーパー戦隊総決戦

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第十八話 海辺の死闘その九

「あれだな!」
「あの技ね!」
「そう、ただし六人!」
「六人か」
「それははじめてだな」
 カブトライジャーとゴウライジャーがそれを聞いて言う。
「だが今の俺達なら」
「できるな」
「まずはやってみることだ!」
 最後にハリケンレッドが言った。
「今ここで!」
「その通り!それなら!」
 シュリケンジャーがまた言う。そうしてであった。
 それぞれの武器を重ね合わせ。放つ技は。
「六連奏!」
「ビクトリーガジェット!」
 六人一度に放つ技だった。それを見た御館様も思わず唸る。
「見事だ!」
 アバレンジャー達もだ。五人揃っていた。
「いよいよね」
「ああ、そうだな」
 アバレブルーがアバレイエローの言葉に頷いていた。
「今からだ」
「ええ、一気に吹き飛ばしましょう」
「仲代先生!」
「わかってるさ」
 アバレキラーがアバレッドに言葉を返す。
「あれだな」
「はい、あれしかありません」
「一度だけ使った技ですがそれでもです」
 アバレブラックは既に用意に入っていた。
「必ずできます!」
「その通りです!それなら!」
 アバレッドが声をかけてであった。
「スーペリアダイノボンバー!」
「今ここで!」
「いけーーーーーーーーーっ!」
 五人で一つの巨大バズーカを構えてだった。それで放つ。五人揃ったアバレンジャー達の力もまた絶大なものであった。全てを圧するまでに。
 デカマスターが言う。
「皆、いいな」
「はい、ボス!」
「何時でも!」
「ディーバズーカだ」
 それを使うと言ってだ。マーフィーがバズーカに変形する。
 それをデカレッドが持つ。
「何時でもいいぜ!」
「よし、目標はだ!」
「正面だね!」
「一気にいきましょう!」
 デカブルー、デカグリーン、デカブレイクが次々に言う。
「これで決めて」
「一気に終わらせましょう!」
「ええ、長い戦いもこれでね!」
 続いてデカイエロー、デカピンク、デカスワンも言ってだ。デカレッドとデカマスターが並んで持つバズーカの左右にそれぞれ付く。そのうえで。
「ディーバズーカ!」
「発射!」
「いけーーーーーーーーーーーっ!」
 デカレンジャー達の渾身の攻撃が放たれる。戦いを終わらせる為に。
「皆、いいな」
「力を合わせるわよ!」
「ああ、父さん母さん!」
「ここで!」
 六人は両親の言葉に応える。
「一気に決めるぞ!」
「長い戦いだったけれどね!」
「今皆で力を合わせて」
「そのうえで!」
「俺達の力で」
「終わらせよう!」
 マジグリーン、マジピンク、マジブルー、マジイエロー、マジレッド、そしてマジシャインがそれぞれ声をあげる。八人の心が一つとなった。
「あの技で」
「ええ、お父さんも入れたその技でね」
「ヒカルさんもいるし」
「八人いれば怖いものなんてない!」
「それなら!」
「勝てない筈がない!」
 それぞれのスティックとロッドを合わせてだった。そのうえで放つ技は。
 
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