DOP少女セニアちゃんの海賊冒険記
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DOP少女セニアちゃんの生活3
ボクはシエルを鍛える為にプルトンに入れた。それから、プルトンに閉じ込めて徹底的に鍛えた。スレイブのドッペルゲンガー相手に戦わせている。もちろん、一日中ほぼ休み無くだ。そんな生活を三ヶ月おくらせれば、シエルの戦闘技術はかなり高くなった。あとは実戦経験のみ。
「はい、訓練終了。合格だね」
「疲れた~~~~~」
訓練室で倒れたシエルの周りにはボロボロのスレイブ達がいる。
「それじゃ、これを食べて」
「うん…………これ、まずいよ…………」
エネルから貰ったゴロゴロの悪魔の実を食べさせたら、実験だ。
「それじゃ、後は雷になれてもらおうか」
「え?」
「ライトニング・チェーン」
「ひぃっ!? いたぁっ、痛いぃぃ…………あれ? 痛くない?」
「それは雷人間になったしね。という、訳で次は訓練だよ」
「うん…………相手はボクだ」
「やっ、やってやるんだからっ!!」
ソルを使って消えた相手にはこの部屋全体にロード・オブ・ヴァーミリオンという広範囲の雷をふらせ続けてダメージを与える。
「みぎゃあああああ」
「痛くないけど身体は止まるよ?」
「くっ、この…………」
それからひたすら雷を与え続けること四日。シエルは雷を扱えるようになった。
その後も訓練を行ったあと、ボクはシャボンディ諸島へと向う準備をする。そう、ボクの目的はレイリーだ。
「シエル、飛ぶから動力になって」
「良いけど…………」
二人で電力を充電して飛行してシャボンディ諸島に行った。
シャボンディ諸島に着いたボク達はプルトンを隠して普通に歩いて行く。それから、レイリーが居候している13GRにあるシャッキー'S ぼったくりBARにやって来ました。
「いらっしゃい」
「レイリーさんっています?」
「何だ、私にようか?」
「ボクとシエルに覇気を教えて」
「あ奴の忘れ形見か。まあ、良かろう。金は取るぞ」
「いくら? 10億ベリーぐらいで良い?」
「やっぱり、金はいらん。酒でいい」
「了解」
それからボク達はレイリーに訓練を付けて貰った。シエルは見聞色の覇気。ボクはルフィお兄ちゃんと同じ覇王色の覇気を習った。
見聞色の覇気は相手の気配をより強く感じる覇気。この力を高めることで、視界に入らない敵の位置・数を知り、また敵が次の瞬間何をするか先読みする事ができる。
覇王色の覇気は数百万人に1人の王の資質を持つ者しか身につけることができない覇気。周囲を威圧する力であり、発動すると、圧倒的な実力差がある相手(戦うまでもないほど弱い相手)を気絶させる。この世で大きく名を上げる様な人物は、この力を秘めている事が多いという。
半年の訓練で同じ覇王色の覇気見聞色の覇気をある程度覚えたボク達はシャボンディ諸島を遊んで来る事にした。つまり、デート。ボクは普通の格好でシエルは黒いニット帽のような奴…………つまり、後半の格好だ。
「遊園地楽しみだね~」
「うん」
腕を組んでラブラブ状態。黒ひげの居場所はわからないし。ルフィお兄ちゃんはクロコダイルを倒してウォーターセブンにいるらしい。そろそろ介入しようかと思ってる。でも今は遊びだ。
「そういえば、ここに天竜人がいるらしいよ? レイリーのおじちゃんが言ってた」
「まぁ、どうでもいいじゃん。ほらほら、行こうよシエル」
「まぁ、セニアはそうだね」
それからデートコースを楽しんだ。その帰りし、何だか前方から変な連中がやって来た。シャボン玉みたいな物を頭に着けた馬鹿みたいな存在が正面からやって来た。
「ねえ、あの服装って無いよね」
「そうだね。有れは無い」
ボクとシエルは堂々と正面に向かって歩いて行く。しかも奴隷を連れているし、変な感じがする。
「あの無礼者共を排除しなさい」
そして、奴隷に何か命令したみたいで、奴隷が攻撃して来た。だから、ボクが何かしようとしたら、シエルが手を前に出して数億ボルトはあろう雷撃の奔流を正面に叩き込んでた。その奔流は凄まじく、後ろに居た連中まで消し飛ばしてた。
「さぁ、行こうよ」
「そうだね」
「まっ、待て…………」
「五月蝿い。ボクはお前達が嫌いだ。死んでおけ」
フロストダイバーで氷漬けにして殺し、放置する。
「やりやがった…………」
「海軍大将が来るぞっ!!」
なにか騒いでる。
「あっ、そういやそうだった。どうしよ?」
「殺しちゃえば?」
「面倒だし…………逃げるよ」
「んっ、わかった」
「ワープポータル」
ポタを開いてレイリーが居る酒場には行かず、海軍の駐屯地に来た。
「何をするかは簡単だよね」
「うん。消し飛ばす」
エネルが使ってた奴を海軍の駐屯地に叩き込んで消滅させた。
「これで良し。行こうか…………」
「良いの? この島ごと消した方が楽だよ?」
「それはやりすぎ。ああ、パパには連絡して…………知らないから良いや。とりあえず戻ろ」
改めてレイリーさんの所に帰ったら怒られた。仕方無いのでお兄ちゃんに合流しに向かう事にした。え?
覇王色の覇気を教える為ですよ。ええ。
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