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ドリトル先生の長崎での出会い

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第四幕その十二

「原子力もだよ」
「持てあまさない」
「コントロール出来る」
「そうなんだ」
「先生の考えでは」
「そうだよ、きっとね」 
 絶対にというのです。
「原子力もコントロール出来てね」
「平和利用出来て」
「文明を発展させられる」
「だからなんだ」
「先生は原子力に反対しないんだ」
「そうだよ、文明はこれからも発展するよ」
 人類のそれはというのです。
「そしてその中にだよ」
「原子力もあるんだね」
「この技術も」
「それじゃあだね」
「核兵器はなくして」
「平和利用に専念すべきだね」
「これからはね、戦争よりもね」
 先生は心から思って言いました。
「やっぱりね」
「平和だよね」
「せざるを得ない時があっても」
「やっぱり平和が一番だね」
「何と言っても」
「そうだよ、平和であってこそね」
 まさにというのです。
「幸せになれるからね」
「全くだね」
「平和と健康は大事だよね」
「幸せのことを考えると」
「どうしてもね」
「そう、自分は健康であってね」 
 そうしてというのです。
「世界は平和である」
「その二つが原点だよね」
「幸せには」
「その二つがないとね」
「逆に駄目だよね」
「幸せは遠のくね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「だからだよ」
「健康である」
「自分はね」
「そして世の中は平和である」
「そうあることだね」
「そう、原子力もね」 
 この技術もというのです。
「平和の中dえね」
「平和利用される」
「そうあることだよね」
「核兵器に使われずに」
「そのうえで」
「原子力船はいいんだ」
 こちらはというのです。
「特撮である自動車やオートバイに使われてもね」
「いいんだね」
「その場合は」
「それでも」
「そうだよ、けれどね」
 それでもというのです。
「戦争に、まして核兵器に用いることは」
「あってはならないね」
「絶対に」
「そのことを言っていかないといけないね」
「先生はそう考えているね」
「そうだよ、戦争は出来るだけ起こって欲しくないし」
 そうであってというのです。
「そしてね」
「そのうえでだよね」
「何があってもだよね」
「核兵器は使わない」
「そうであって欲しいですね」
「全くだよ、核兵器のない世界がね」
 それがというのです。
「僕の理想の一つだよ」
「平和でね」
「原子力は平和と発展の為に使われる」
「そうであってね」
「核兵器はない」
「そういった世界であるべきだね」
「そうであって欲しいね」
 先生は心から思って言いました、そうしてです。
 皆で平和のことを考えるのでした、そして核兵器がなくて原子力が正しい方向に使われる世界がどういったものであるべきかを。 
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