八条学園騒動記
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第七百七十九話 お茶についてもその七
「かえって逆効果でしょ」
「自慢したがりって思って」
「そう思ってね」
アロアに話した。
「言われる方が」
「だからヤンデレだとね」
「そうして自分を注目させるのね」
「まして韓国って自己主張強い国だから」
そうした国だからだというのだ。
「それも連合で一二を争う位のね」
「だからなのね」
「金メダルとかノーベル賞取ったら」
その時はというのだ。
「まず日本によ」
「見せびらかすのね」
「自慢だけれど」
それ以上にというのだ。
「見せびらかすのよ」
「その方が強いのね」
「それで他の国が凄いって言っても嬉しいけれど」
「何よりも日本に言われると」
「嬉しいのよ」
「それで日本にいつも凄いって意識されたら」
アンネットがまた言った、よく冷えたウォッカを干し肉を食べてから口に入れて飲んでいる。そうして酒の味と酔いを楽しんでいる。
「これ以上はないまでにね」
「嬉しいのね」
「そうなのよ」
韓国はとだ、彰子は話した。
「日本に勝っても嬉しいけれど」
「スポーツとかで」
「それ以上にね」
「日本に凄いって思われる」
「そしていつもそうだって意識されることが」
「韓国は嬉しいのね」
「そうなのよ、だから日本にスルーされたら」
その時はというと。
「大騒ぎするのよ」
「本当にヤンデレな感じで」
「それでね」
「そうなのね」
「ちなみにエウロパに嫌われても」
連合共通の敵であるこの国はというのだ。
「別にね」
「平気ね」
「そうよ、連合の国全部に好かれていると思って」
そうであってというのだ。
「好かれたいと思っていても」
「それでもなのね」
「エウロパからはね」
「嫌われて、もいいのね」
「そうよ」
こう考えているというのだ。
「これといって意識もしていないし」
「だからなのね」
「そう、本当にね」
それでというのだ。
「あの国に言うのは三割で」
「日本七割ね」
「そうなっているのよ」
「厄介ね、しかしね」
彰子は柿ピーを飲みつつこうも言った。
「私ずっと韓国は日本が嫌いだってね」
「思ってたのね」
「二十世紀からね」
この頃からというのだ。
「そうだって思ってたのよ」
「まあ日本は当事者だしね」
アンネットはそれでと話した、
「そう思うのもね」
「当然?」
「そうだけれどね」
それでもというのだ。
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