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スーパー戦隊超決戦

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第三十八話 手紙を受け取りその四

「敵のデータも頭に入れているし」
「色々想定しながら訓練することね」
「それがいいね」
「本物ではないけれどね」
 ショウがこう前置きして言ってきた。
「彼等のイミテーションを出すから」
「あっ、それじゃあ」
「そのイミテーションを相手にしてだね」
「実戦を想定した訓練が出来るわね」
「そうだね」
「そう、まさにね」
 ショウは二人に実際にと話した。
「彼等との決戦を想定してね」
「そのうえでなのね」
「訓練していくんだね」
「そうしよう、訓練をするなら」
 それならというのだ。
「もうね」
「決戦を想定して」
「実際にそうしたものを出してなんだ」
「やっていこう」
「出せるものは何でも出してです」
 ラプターも言ってきた。
「全力で訓練しましょう」
「そうしないと勝てないな」
 タランチュラはラプターの言葉にうんうんと頷きつつ述べた。
「やはり」
「そうですよね」
「だからだな」
「彼等を再現したです」
「イミテーションを出してだな」
「そうしたロボットを出しまして」 
 そうしてというのだ。
「そのうえで、です」
「訓練をしていくか」
「そうしていきましょう」
「そうだな、皆頑張ってくれよ」 
 タランチュラは今度は戦隊の面々に言った。
「イミテーションでもその相手だと思ってだ」
「ええ、訓練をするわ」
 モネが応えた。
「これからね」
「そうしてくれ、そしてだ」
「そして?」
「暑いからな」 
 タランチュラは今度は気候の話をした。
「水分はな」
「ちゃんと摂ることね」
「そうするんだ」
 水から水を飲み話した。
「いいな」
「そうね、お水も飲まないとね」
「倒れるからな、幾ら厳しい訓練でもだ」
「水分もちゃんと摂る」
「そうしないとだ」
 さもなければというのだ。
「身体に悪い、あと塩分もな」
「摂らないとね」
「水分に加えてな」
 それだけでなくというのだ。
「塩分も必要だからな」
「ええ、ちゃんとね」
 モネも確かな声で頷いた。
「摂るわ」
「そうしてくれ、暑いからな」
「尚更ね」
「そうだ」
 タランチュラはまさにと言った。
「水分も塩分もな」
「激しい訓練をね」
「暑い場所でしているならな」
「ちゃんと摂らないとね」
「倒れるからな」
「熱中症とか脱水症状で」
「だからちゃんと摂るんだ」
「昔はお水を飲むなと言われていましたね」
 天知がここでこの話をした。 
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