スーパー戦隊超決戦
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第三十七話 ドクターマンの決断その一
第三十七話 ドクターマンの決断
ドクターマンは沖縄の店にいる間も南極のギアの基地にいる間も考えていた、それは数日に及んだが。
店員達にだ、こう言ったのだった。
「暫く店を留守にすることになるが」
「それでもですね」
「その間ですね」
「お店をですね」
「頼めむ」
こう言うのだった。
「君達に任せる」
「はい、任せて下さい」
「店長がいない間俺達でやらせてもらます」
「その間心配無用です」
「安心して行って下さい」
「ではな」
ドクターマンは笑顔で応えた、そしてだった。
ギアの基地でもだ、家族に話した。
「私は決めた、一時でも去りたい者はここに残ってくれ」
「いえ、共に」
「これまでお伝えした通りです」
「我等は何処までも一緒です」
「ドクターマン様についていきます」
ギアの者達はドクターマンに畏まって応えた。
「何があろうとも」
「我等は共にあります」
「ここには残りません」
「そう言ってくれるか、では彼等に返事をする」
ドクターマンはギアの者達の言葉も頷きつつ述べた。
「そうさせてもらう」
「わかりました、それでは」
「その様にされて下さい」
「是非共」
「それではな」
ドクターマンは彼等にメールで返事を送ることにした、その頃戦隊の者達はこの時も猛訓練で汗をかいていたが。
その後でだ、ステイシーは入浴をしてから仲間達に言った。
「問題は相手が何時仕掛けて来るかだね」
「それはあいつ等次第だ」
ハイドが答えた。
「やはりな」
「そうなるね」
「そうだ、それは近い」
「間もなくだね」
「そしてこうした時はな」
ハイドはさらに話した。
「決闘になる」
「決闘となると」
「挑戦状なりを送ってきてだ」
そうしてというのだ、
「決戦を行う場所と時間を言ってくる」
「あちらからだね」
「そしてそれをこちらが受けるとな」
そうすればとうのだ。
「その時と場所でだ」
「戦うことになるね」
「そうなる」
まさにというのだ。
「まさにな」
「それじゃあだね」
「何時行われるか、もっと言えば」
「何処で行われるか」
「そのことはだ」
ハイドはさらに話した。
「考えなくていい」
「相手から行って来るから」
「そうだ」
まさにというのだ。
「それはいい」
「そうだね、言われてみればこうした時はそうなるよ」
ステイシーも確かにと頷いた。
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