八条学園騒動記
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第七百七十四話 苺風呂その十三
「是非ね」
「またいいのよね」
「ジェットバスもね」
「泡が出るあの感触もね」
「身体に受けるのもね」
「そう、あれもいいから」
だからだというのだ。
「是非ね」
「ええ、じゃあね」
「次はあそこね」
「また水風呂に入って」
そうしてというのだ。
「身体冷やして」
「それでね」
「次はね」
「ジェットバスよ、そちらも入って」
「身体をほぐす」
「そうしましょう」
「是非ね」
こう二人に話しつつだ、電気風呂に入り。
そしてまた水風呂に入ってだった。
「よし、次はね」
「ジェットバスね」
「そっちね」
「行きましょう」
こう話してだった。
三人でジェットバスの風呂に入った、三人共身体に湯舟の中で噴き出る泡を受けてそのうえで言った。
「これもね」
「いいわね」
「この感触がね」
「またいいのよね」
「電気風呂もいいけれど」
「こっちもね」
「またいいのよね」
「だからね」
それでというのだ。
「このままね」
「そう、あったまりましょう」
「泡を受けながら」
「そうしましょう」
彰子とアンネットに言う、三人は今も横に並んで入っているが。
ここでだ、彰子は言った。
「このジャグジーのお風呂があるのも」
「それも?」
「スーパー銭湯よね」
「大抵のお風呂屋さんにもあるわよね」
「サウナとね」
この風呂と、というのだ。
「水風呂と」
「ジェットバスはね」
「まずあって」
そうであってというのだ。
「楽しめるわね」
「どのお風呂屋さんでもね」
「そしてここにもあるから」
「こうして楽しんでいるわね」
「私達も」
「ええ、じゃあね」
彰子はさらに言った。
「今はね」
「このお風呂楽しみましょう」
「ジェットバスをね」
「そうしましょう」
「是非ね、いや肩凝りがね」
彰子は悩んでいて今このスーパー銭湯に来ている原因であるこのことについても話した、快適そうな顔で。
「どんどんね」
「解消されてきてるのね」
「そうなのよ」
アロアにそお顔で話した。
「いいわ、本当に」
「肩凝りにはお風呂ね」
「それに腰にもいいし」
この部分にもというのだ。
「膝にだってね」
「いいわね」
「だからね」
それでというのだ。
「このままね」
「お風呂楽しむのね」
「そうしましょう」
こう話してだった。
三人でジャグジーを楽しんだ、そのうえで。
汗が出て来た、三人共そのことを実感してまた動くのだった。
苺風呂 完
2024・8・2
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