スーパー戦隊超決戦
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第三十五話 母艦での会談その十九
「カオス様達もね」
「そうみたいね」
キャンデリラはラッキューロのその言葉に頷いた。
「どうやら」
「何か戦いが終わったらです」
「宇宙の皆の領土で仲良くね」
「内政で発展して豊かになって」
「幸せになりたいみたいですね」
「だったらな」
ドゴルゴもそれならと言った。
「もうそれでいいな」
「そうだよね」
アイガロンはドゴルゴに同意して述べた。
「内政で豊かになって戦争しないでね」
「平和にやっていけるならな」
「宇宙は広くて沢山の星があって」
「それぞれの組織がまとまって領土のまさに星の数だけの星で豊かになったらな」
内政によってというのだ。
「戦争、攻めて何か奪うなんてな」
「する必要ないしね」
「彼等もそのことに気付いたのだ」
トリンはだからだと断言した。
「彼等との戦いは最後になる」
「左様ですな、そして戦うならば」
「勝ってだ」
トリンは空蝉丸にも話した。
「そしてだ」
「終わらせることですね」
「そうすることだ、ではだ」
「はい、これより」
「訓練の時間を増やし内容を濃密なものにし」
「強くなりましょうぞ」
「皆でな」
トリンはこの時も強く確かな声であった、キョウリュウジャーの面々は彼のその言葉に頷いて他の戦隊の面々にも話してだった。
これまで以上の訓練に入った、そのうえでこれまで以上に強くなるのだった。
第三十五話 完
2024・8・23
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