スーパー戦隊超決戦
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第三十五話 母艦での会談その十一
「私達としては」
「ダグデド達の様な行いは執らないな」
「決して。そもそもです」
エンターはさらに話した。
「醜悪です」
「あの者達の様な行いはな」
「そう思いますと」
「執りたくないな」
「醜悪と感じたなら」
その感情を持ったならというのだ。
「その相手の様な振る舞いはです」
「決してしたくないな」
「はい」
まさにというのだ。
「まさに」
「私も同じ考えだ」
「そうなのですね」
「醜悪と感じたならな」
そうであるならというのだ。
「もうだ」
「その時点で、です」
「そうした行いには拒否反応を持つ」
「それも強く」
「だからだ」
そうであるからだというのだ。
「私もだ」
「そうであるなら」
「彼等と戦うことになろうともな」
「正々堂々とですね」
「戦いだ」
「それで終わりますね」
「そうしたい、ただ沖縄での暮らしは嫌いではないしだ」
それにというのだった。
「店の営業もな」
「お嫌いではないですね」
「むしろ気に入っている」
そうだというのだ。
「どちらもな」
「楽しんでいるのね」
エスケイプが問うてきた。
「そうなのね」
「そうだ」
その通りだと答えた。
「私もな」
「じゃあそちらは」
「どうなろうともだ」
「続けるのね」
「そうしたい」
是非にというのだった。
「これからもな」
「この世界が気に入っているのね」
「人間達もな、いや私はだ」
「人間ね」
「そうだ」
まさにというのだった。
「間違いなくな」
「私達と同じね」
「身体はどうであれな」
「心が人間なら人間ね」
「そのこともわかった、だからな」
「人間として」
「この世界で生きてだ」
そうしてというのだ。
「戦いもし店もな」
「やっていくのね」
「そうしていきたいしだ」
「していくのね」
「そう考えている」
「いいと思うわ」
ここまで聞いてだ、エスケイプは笑顔で頷いてそれからドクターマンに対して無意識のうちに温かい声をかけた。
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