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八条学園騒動記

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第七百七十三話 サウナその二

「冷たいお水を浴びせて」
「そうして冷やして」
「また湯舟に入る、それを繰り返したらね」
 そうしたらというのだ。
「かなりね」
「肩凝り解消されるの」
「そうなの」
 これがというのだ。
「いいわよ」
「そうなのね」
「だから今日はね」
 絶対にというのだった。
「じっくり入って」
「肩凝り解消するのね」
「そうするわ」
 こう言ってだった。
 彰子は一糸纏わぬ姿になって自分と同じ姿になったアロアと一緒に浴場に入った、そこには露天風呂をはじめ多くの風呂があり。
 二人はまずは身体を洗った、その時彰子は言った。
「湯舟とかに入る前はね」
「まずは身体を洗う」
「それがマナーよね」
「そうそう、マナーは守らないとね」
 アロアは彰子に笑顔で応えた。
「駄目よね」
「何といってもね」
「それで最初は何に入ろうかしら」
「そうね」
 彰子はアロアに言われてこう答えた。
「最初はサウナ入る?」
「サウナなの」
「そう、サウナに入って」
 まずはというのだ。
「それでね」
「それからなのね」
「他のお風呂に入る?サウナもね」
 この風呂もというのだ。
「肩凝りにいいしね」
「あったまるから」
「身体の血の流れがよくなってね」
「それでなのね」
「だからね」
 それでというのだ。
「最初はね」
「サウナに入るのね」
「そうして肩凝りを癒して」
 それと共にとだ、彰子は自分の隣の席で洗い終えたアロアに話した。彰子も丁度身体を洗い終えたところだ。
「汗もかきましょう」
「そうそう、サウナってね」
「汗かくわよね」
「思いきりね」 
 アロアは笑顔で答えた。
「かくわ」
「だからね」
「まずはサウナに入って」
「肩凝り癒して」
 そうしてというのだ。
「汗もね」
「かくのね」
「そうしましょう」
 こう言うのだった。
「どうかしら」
「わかったわ」  
 アロアは彰子に笑顔で応じた。
「それじゃあね」
「これからは」
「汗をかいて」
 そうしてというのだ。
「身体の悪いものもね」
「出すのよね」
「サウナのいいところよね」
「そうそう、汗かいてね」
 アロアは彰子にまた笑顔で応じた。 
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