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ボロディンJr奮戦記~ある銀河の戦いの記録~

作者:平 八郎
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【設定資料】登場人物紹介

 
前書き
いつもお世話になっております。

表題の件、次話に半分書いたところでどうにもこうにも進まなくなったので、お寄せいただいた
感想の中に、オリキャラが分からない(多くて)というご提案がありましたので、
それならばと、簡単な登場人物紹介を作ってみました。……全然簡単じゃなかったです。

冒頭のボロディン一家以外は、登場話順に記載しているつもりです。
◇の『大区分』は、以前と今後の夏と冬に予定している区分けです。

●……名前……(区分・所属陣営・登場話)CV:○○○○ で書いてあります。

先頭記号は●が本作オリジナルのキャラクターで、○が原作に出るキャラクターです。
原作キャラでも、声が当てられていないキャラクターは勝手な想像か無記載です。
原作キャラの声は、基本的に石黒版・旧版です。
オリジナルキャラでCVが書いてあるのは、著者の勝手な想像ですので、気にしないでください。

台詞がなかったキャラは、話に今後どれだけ関わるかで記載したりしなかったりしています。
名前がないキャラ、あるいは今後名前が出るキャラは、登場時の役で書いています。

もしこのキャラはこの声が良いんじゃないかというご感想、お待ちしてます。 

 
登場人物一覧

◆ボロディン一家

●ヴィクトール=ボロディン(オリ・同盟・第1話) CV:宮本充
 本作のポンコツジュニア。三〇代で線路から落ちて転生。父アントン=ボロディン、母エレーナ=ボロディンの間に産まれる。七八四年士官学校首席卒業(戦略研究科)。大抵のことは八五点でこなすことができるが、女性関係の機微はてんでダメ。愛称は『ヴィック』『ヴィク』 異名は『ジュニア(惣領息子)』『悪魔王子(高官の息子)』『マーロヴィアの狐(海賊殺し)』
 薄い金髪。量産廉価品の顔。特に目立った容姿はしていない。ただ愚直な努力を惜しまないところと、信念に忠実なところで歳下からの信望は厚い。敵も多いが味方も多い。平和主義者の戦争屋を自称している。

●アントン=ボロディン(オリ・同盟・第1話) CV:乃村健次
 ジュニアの実父。宇宙暦七七四年五月、パランティア星域にて戦死。原作のボロディン中将の実兄。

●エレーナ=ボロディン(オリ・同盟・第1話) CV:川上とも子
 ジュニアの実母。宇宙暦七七二年八月、暴走無人トラックと衝突、事故死。

○グレゴリー=ボロディン(原作・同盟・第1話) CV:池田勝
 原作のボロディン中将。ジュニアにとっては叔父(最も尊敬する人)になる。熟練した用兵家であり、後方でも有能な統括者でもある。

●レーナ=ボロディン(オリ・同盟・第1話) CV:戸田恵子
 原作のボロディン中将の妻。ミクロネシア系の美女で元司法士官。この人を巡ってグレゴリー=ボロディンとシドニー=シトレは恋敵となり、巡り巡ってジュニアを『シトレ派』にしてしまった。何事もハッキリ言うタイプだが、血のつながらないジュニアも含めて子供たちへの愛は深い。

●アントニナ=ボロディン(オリ・同盟・第2話/第8話) CV:富永みーな
 原作のボロディン中将の娘。三姉妹の長女。金髪碧眼褐色肌長身という特異な容姿を持つ美少女(美女と言え)。ジュニアをしてシスコンにし、本人は強烈なブラコン。従兄妹は一応結婚できる。運動神経は同世代内でも抜群で、ハイネセンのフライング・ボールのジュニア級(男子)で金メダルを持っている。強烈な正義感の持ち主であり、父母をして「弁護士の方が向いている」と言われている。フレデリカ=グリーンヒルの同級生にして「同期生」士官学校での異名は『クレオパトラ』

●イロナ=ボロディン(オリ・同盟・第12話) CV:皆口裕子
 原作のボロディン中将の娘。三姉妹の次女。漆黒の縮れ髪と黒瞳、透き通るような白肌の長身美少女。姉妹の中で一人毛並みが違うことと、才気煥発の姉と天才肌の妹との能力差にコンプレックスを感じているが、それを努力で乗り越えようと頑張っている。意外とジットリ系。ヤンやアッテンボローと言った天才系にも臆さない。フレデリカ=グリーンヒルの妹分。

●ラリサ=ボロディン(オリ・同盟・第12話) CV:こおろぎさとみ
 原作のボロディン中将の娘。三姉妹の三女。金髪碧眼白肌。天才肌で、興味を持ったことに対する集中力と行動力は三姉妹でも随一。(リオ=グランデの姉を自称)


◆登場人物(登場話順)

◇『英雄のいる世界』

○シドニー=シトレ(原作・同盟・第2話) CV:内海賢二
 レーナ夫人を巡って若い頃にボロディン中将と恋の争いで敗北。ジュニアの実父アントンの上官であり、その戦死の要因だったことからジュニアのことを実の息子のように『贔屓』している。戦闘指揮官としても優秀で人格者でもあるが、本質は軍政家。ジュニアには早く軍を辞めて政治家になって欲しいと、事あるごとに言っている。ちなみに『腹黒親父』とジュニアから陰で言われていることはもう知っている。

○ウィレム=ホーランド(原作・同盟・第3話) CV:堀川仁
 ジュニアの1期上の先輩になる。七八三年士官学校首席卒業。金髪の偉丈夫で只の脳筋ではない。しかし肝心な器が小さく、どちらかと言うと上司上官の受けがいい。そして筋道通して逆らってくるジュニアに対して嫌悪感を隠さない。

○フョードル=ウィッティ(原作・同盟・第3話) CV:風早祐介
 ジュニアの同期親友にして同室戦友にして高級副官(他称)。両親は死別し、軍高官の養子になっている。気性大らかで何事にも機転が利くかけがえのない悪友だが、ジュニアの従妹達を巡っていつも殴られてばかりいる。

○アレックス=キャゼルヌ(原作・同盟・第3話) CV:キートン山田
 ジュニア3期上。士官学校におけるジュニアとウィッティの『保護者』。原作通りの面倒見のいい毒舌家。ヤンと同じようにジュニアの事も気にかけていて、困った時の『ドラ●もん』のように手助けしてくれる。ただし有料。

○ヤン=ウェンリー(原作・同盟・第7話) CV:富山敬・郷田ほづみ
 『原作の主人公』。本作においてはジュニアの後輩になる。士官学校ではジュニアがヤンの『保護者』となった。ジュニアがちょっとだけやる気スイッチを押してしまったため、割を喰った同級生が生まれてしまった。士官学校の卒業席次が原作よりもちょっと上昇しているが、原作通り『エル=ファシルの英雄』になっている。
 ジュニアに対しては「気安く話せる先輩」といったスタンスで、信頼関係がある。

○フレデリカ=グリーンヒル(原作・同盟・第8話) CV:榊原良子
 ハイネセン第2空港のリニアホームで、胸を抑えた母親を救ってくれたジュニアに対して、歪んだ感情を抱いている。ジュニアに使嗾されたアントニナとの喧嘩でさらに関係は悪化。ヤンとはエル=ファシルで親交を得てから、原作以上に狂信的になっている。アントニナとは同級生であり同期生。

○ジェシカ=エドワーズ(原作・同盟・第10話) CV:小山茉美
 原作通り事務監の娘として、ヤンやラップとつるんで(引き綱を引いて)いる。ヤン達が士官学校を卒業して、音楽学生を続けていてもそれは変わらない。歳上にも臆さない精神性も変わらず、ジュニアにも軽く毒舌を吐く。

○ジャン=ロベール=ラップ(原作・同盟・第10話) CV:田中秀幸
 士官候補生。原作通りヤンの友人。将器を持つ男としてヤンと、コテンパにされたワイドボーンとの間を取り持てる。コミュニケーションオバケ。原作より早く病気を発見できたことが、彼にとって良かったのかどうか……

○マルコム=ワイドボーン(原作・同盟・第10話) CV:関智一
 士官候補生。『原作主人公のライバル』。10年来の天才であることには変わりないが、戦術シミュレーションでヤンに原作以上にコテンパにされた、ジュニアによって割喰ってしまった原作登場人物。だがコテンパに伸されたことで蒙が啓いたのか、少しだけ精神に柔軟性を得た……得過ぎてジュニアに膝カックンするくらい角が取れてしまった。ヤンとは「性格(ソリ)が合わない」と言っているが、はてさて。

○ジェフ=コナリー(原作・同盟・第13話) CV:笹岡繁蔵
 中佐→准将・第四七高速機動集団参謀長。グレゴリー叔父の片腕。ジュニアと幼い頃から面識のある、いわゆる『他所の叔父さん』。ジュニアの好みをよく知っている。

○エドウィン=フィッシャー(原作・同盟・第13話) CV:鈴木泰明
 少佐・査閲部統計課。原作通り艦隊運用の名人だが、ジュニアとはシトレの歪んだ贔屓のせいで、査閲部で上司部下の関係となり、以降、濃密な師弟関係が続いている。ジュニアを『狂信的艦隊機動戦原理主義過激派』にしてしまった教祖。表情筋の重要性を教え、以降ジュニアの重要な武器となっている。

●クレブス(オリ・同盟・第13話)
 中将・査閲部長。シトレの歪んだ贔屓の犠牲者の一人。実戦経験のないジュニアの着任に戸惑っていたが、素直さと勤勉さには一定の評価を下していた。

●ハンシェル(オリ・同盟・第13話)
 准将・統計課長。クレブス中将の部下であり、フィッシャーの上司。やはりシトレの歪んだ贔屓の犠牲者の一人だが、ジュニアの能力を高く評価していた。叩き上げの老士官。

●マクニール(オリ・同盟・第14話)
 査閲部統計課係長・少佐。定年間際の叩き上げ砲術士官。人生の大半を砲座と戦闘艦橋で過ごしてきた査閲官で、勘やコツの重要性をジュニアに教えてくれた。『酔いどれマクニール』と言われ、ビュコックの知人。

○オスマン(原作・同盟・第15話)
 中佐・査閲部査閲課。査閲チーム主席として第3艦隊の査閲を担当していた。原作では後日、ビュコックの部下となる。

○ドワイド=グリーンヒル(原作・同盟・第15話) CV:政宗一成
 少将・第3艦隊参謀長。ジュニアとは艦隊訓練査閲で出会うが、それ以上にフレデリカの父としてジュニアに対している。軍の良識派としての名声もあり、原作を知るジュニアはあまり好意的にはなれない相手。だがジュニアの実父とは面識があり、ジュニアのことをグレゴリー=ボロディンの養子ではなく、アントン=ボロディンの息子として見ている数少ない人物の一人。

○ラザール=ロボス(原作・同盟・第16話) CV:大木民夫
 中将・第3艦隊司令官。出会いが原作開始前というのもあるが、訓練内容に文句を言ってきた若輩のジュニアに対し、整然とした理論と実戦経験をもとに丁寧に答える器量を持っている。ビュコックをしてシトレよりも用兵家としての才は上であると言わしめた覇気は健在。

○アーサー=リンチ(原作・同盟・第19話) CV:広瀬正志
 准将・ケリム第七一警備艦隊司令官として、ジュニアの上司となった。少壮気鋭の指揮官であり、やや独善的で視野が狭いところもあるが、それも彼の義侠心から。しかし結局、海賊ブラックバートを追い詰め損ね、トリプラ星域に左遷された後、『エル=ファシルの恥知らず』となる。だが同時にジュニアにとってかけがえのない一翼を生み出すことになった。

●エジリ(オリ・同盟・第19話)
 大佐・ケリム第七一警備艦隊参謀長。五〇代後半のくたびれた老士官。若い頃は駆逐艦分隊を率いてイゼルローン要塞に肉薄する勇猛さを持ち合わせていたが、将官の壁に突き当たってしまった。ジュニアの勤務熱心さを高く評価している。そしてかつての上司の求めに応じて、海賊ブラックバートのスパイとして警備艦隊や軍動向を伝えていた。

●オブラック(オリ・同盟・第19話)
 中佐・ケリム第七一警備艦隊後方参謀。茶色の髪をした色男で、リンチの同期。副官であるにもかかわらず、参謀としての才を見せるジュニアに嫉妬と隔意を抱いていている。警備艦隊解散後は辺境の補給基地へ左遷となった。

●カーチェント(オリ・同盟・第19話)
 中佐・ケリム第七一警備艦隊情報参謀。鉄灰色の髪をした情報将校。能ある鷹は爪を隠す。リンチの同期だが、オブラックとは逆の意味で、リンチは彼を見誤っていた。警備艦隊解散後、再編された部隊の参謀長となっている。また情報部部員内でのジュニアの出世レース賭博で大儲けしている。

○イブリン=ドールトン(原作・同盟・第22話)
 准尉・ケリム第七一警備艦隊旗艦航法予備下士官としてジュニアと出会う。海賊追撃の作戦立案でジュニアと協力するが、結局のところ逃走を許すことになる。帰還後、ジュニアとトラブルになるが、幹部候補生学校に推薦入学する。以後中尉まで昇進し……

○テリー=ブロンズ(原作・同盟・第26話) CV:水野鉄雄
 准将・情報部第9課課長。カーチェント・バグダッシュらの上司。ケリムで功績を上げたジュニアをフェザーンに送り込み、フェザーンで失敗してマーロヴィアに飛ばされたジュニアにバグダッシュを送り込んだ、ある意味で原作にいないジュニアに振り回され続けている。気さくで筋肉質で皮肉が分かる男だが……

○ダスティ=アッテンボロー(原作・同盟・第28話) CV:井上和彦
 士官学校候補生。イロナの雨宿りで、士官学校にてヤンを介してジュニアと面識を持つ。陽気で瀟洒な軍人らしくないところは変わらない。後にジュニアが父親に余計なことを吹き込まれて痛い目に合う。

○オルタンス=キャゼルヌ(原作・同盟・第28話) CV:松尾佳子
 原作通りの白い魔女としてキャゼルヌ家に君臨している。雨宿りでイロナと面識を持ち、またジュニアの件で軽口をたたく毒舌家の夫を窘めている。ジュニアの頭の上がらない女性の一人(そもそも頭が上がる女性がいないが)

○ニコラス=ボルテック(原作・フェザーン・第29話) CV:仁内建之
 フェザーン自治政府対外交渉部の一員として、駐在武官として赴任してきたジュニアを出迎える。海賊ブラックバートの情報をジュニアに流したり、今後色々とジュニアに絡んでくる、事になるかもしれない。

●アグバヤニ(オリ・同盟・第30話)
 大佐・フェザーン駐在武官長としてジュニアの上司となる。ミクロネシア系の年配男性。陰気で尊大で狭量だが小心で、ルビンスキーに嫉妬しつつも、ジュニアに対するフェザーン側の左遷依頼を請け負った。

○アドリアン=ルビンスキー(原作・フェザーン・第30話) CV:小林清志
 フェザーン高等参事官としてジュニアと出会う。恐らくはフェザーンで一番に、ジュニアを『危険人物』とみなした男。そして第5代自治領主となった。

○ドミニク=サン=ピエール(原作・フェザーン・第30話) CV:平野文
 ジュニアによって原作より大きく乖離してしまった、小さなスナックの歌姫。ジュニアとお互いの心の半分を分けあっている。遠く四五〇〇光年離れていても、たとえ国が異なっていても、その愛は変わらない。


◇『マーロヴィアの草刈り』


○アレクサンドル=ビュコック(原作・同盟・第34話) CV:富田耕生
 准将・マーロヴィア星域管区司令官としてジュニアの上司となる。ジュニアを徹底的に叩き直した頑固親父。少将・第四四高速機動集団司令、中将・第5艦隊司令官となる。ジュニアを高く評価しており、恐らくは未来を託す相手と見ている。

○ルイ=モンシャルマン(原作・同盟・第34話) CV:牧宮弘
 大佐・マーロヴィア星域管区参謀長。ビュコックの片腕で信頼が厚い。第四四高速機動集団・第五艦隊でも参謀長を勤める。

○イザーク=ファイフェル(原作・同盟・第34話) CV:梅津秀行
 少尉・マーロヴィア星域管区司令官付副官。ビュコックのマーロヴィア着任からずっと副官を続けている。ジュニアとは年齢が近く、兄弟のように信頼関係がある。

●ヴェルトルト=トルリアーニ(オリ・同盟・第39話)
 マーロヴィア星域検察長官。中央から赴任して二〇年、マーロヴィアで昇進を続けた。結果として、海賊と後ろで繋がっていて、ジュニアとバグダッシュによって拘束された。

●イレネ=パルッキ(オリ・同盟・第37話)
 マーロヴィア星域経済産業長官。前職が中央政府財務委員会で、薄い胸に手を差し込んだ上司を後ろ回し蹴りで壁に叩きつけた為、左遷されてきた。整理された頭脳の持ち主であり、的確な指示を下せる女性。

○バグダッシュ(原作・同盟・第38話) CV:神谷明
 大尉・原作から最も乖離したキャラ。キレキレの情報将校。マーロヴィアの海賊制圧戦でジュニアと共闘してからは、ジュニアの右腕(便利屋)のような仕事を嬉々としていやっている節がある。ジュニアの政治家特性をシトレ同様に高く評価しており、早く退役して政治家になって欲しいと思っている。

○オーブリー=コクラン(原作・同盟・第38話) CV:麦人
 大尉・マーロヴィア星域管区に臨時の後方幕僚として派遣されてきた。生真面目で筋道を通す人物だが、機転と要領の良さも持ち合わせている。

○ラルフ=カールセン(原作・同盟・第39話) CV:新井量大
 中佐・マーロヴィア星域管区駐留艦隊・嚮導巡航艦艦長としてジュニアと出会う。マーロヴィア海賊制圧戦で特務分隊を先任艦長として指揮。その際、元上官が率いる海賊ブラックバートを拘束することになる。ジュニアと出会うことで、エリートさん達に対する意地が少しだけ減少している。

●カール=ブルゼン(オリ・同盟・第40話)
 少佐・マーロヴィア星域管区駐留艦隊・巡航艦ミゲー34号艦長。元亡命者。操艦センスはマーロヴィア随一。

●マルソー(オリ・同盟・第40話)
 少佐・マーロヴィア星域管区駐留艦隊・巡航艦サルードー15号艦長。後方勤務出身の変わり種

●ゴートン(オリ・同盟・第40話)
 少佐・マーロヴィア星域管区駐留艦隊・巡航艦ミゲー77号艦長。暴れ牛の異名のある、勇猛果敢な艦長。

●リヴェット(オリ・同盟・第40話)
 少佐・マーロヴィア星域管区駐留艦隊・巡航艦ユルグ6号艦長。特務分隊最年長。

●ラフハー88号艦長(オリ・同盟・第42話)
 元大尉・海賊ブラックバートの一員。同艦拿捕と共に拘束された。

●ロバート=バーソンズ(オリ・同盟・第43話)
 海賊ブラックバートの頭領。元同盟軍准将で、イゼルローン要塞ができる前までは帝国領迄進出し、不正規戦を指揮していた。要塞構築後、不正規戦の価値が低下し、また叩き上げであることから准将以上に昇進することが出来ず、退役。軍傷病兵の生活後援を行っていたが、行政の財政難から支援が細り、最終的には海賊行為によって後援資金を集めていた。多くのシンパが軍内に残存している。ラルフ=カールセンの元上司でもある。営倉でジュニアに不正規戦を教授している。

●カッパー(オリ・同盟・第46話)
 マーロヴィア治安警察の警部補。トルリアーニ検察長官拘束時の道案内時に、当のトルリアーニからの射撃を浴びる。マッチョSWAT

○ヨブ=トリューニヒト(原作・同盟・第47話) CV:石塚運昇
 原作通りの怪物。ジュニアをどうにか『手に入れよう』としている。

○フランチェシク=ロムスキー(原作・同盟・閑話1) CV:仲村秀生
 エル=ファシル総合中央病院の救急救命医。原作通りエル=ファシル脱出の際の、民間人側の取り纏め役となる。またエル=ファシル帰還事業でも住民代表となり、交渉の席に立つ。

●ジェイニー=ブライトウェル(=リンチ)(オリ・同盟・第50話) CV:島本須美or生駒治美
 兵長待遇軍属・アーサー=リンチの一人娘。エル=ファシル以後、人生が540°かわり、身辺保護の為、軍属として第四四高速機動集団司令付従卒となった。周囲がなんと言おうと、信念に基づいて自分を庇い続けるジュニアに対し、絶対の信頼を捧げている。赤毛の長身美女でエル=ファシル奪回戦以降、陸戦技術と勉学で、士官学校に優秀な成績で入学することになる。運動神経も良いが、男性顔負けの膂力も持つ。士官学校での異名は『プリンセス・ジェイニー』

●マルコス=モンティージャ(オリ・同盟・第51話) CV:菊池正美
 中佐・第四四高速機動集団情報参謀。小柄で浅黒いスペイン系の情報将校。人懐っこい外皮の下には、冷徹な情報将校と好奇心旺盛な地質学者の二人が隠れている。ジュニアに対し、軍人として別角度からの視点を提供する。ジュニア出世レース賭博の胴元。

●ギー=カステル(オリ・同盟・第51話) CV:茶風林
 中佐・第四四高速機動集団補給参謀。フランス系の血を色濃く残す彫が深く整った容姿と長身の持ち主。キャゼルヌをして融通は利かないが優秀な人物と言わしめる補給将校で、口は悪く悪態も平然とつくが、面倒見がいい料理好き。誰もが振り向くような美人の奥さんがいる。

●ジョン=プロウライト(オリ・同盟・第51話)
 准将・第四四高速機動集団第2部隊指揮官。次席指揮官。

○クブルスリー(原作・同盟・第52話) CV:田中信夫
 少将・統合作戦本部戦略部課長。ウィッティの上司。ビュコックに伝言を送る。

●ネリオ=バンフィ(オリ・同盟・第53話)
 准将・第四四高速機動集団第3部隊指揮官。第3指揮官。根性の座った砲撃と戦術的に大胆な部隊移動を、僅かな指示で実現できる指揮官。五人の子持ちお父さん。

●イェレ=フィンク(オリ・同盟・第53話)
 中佐・第四四高速機動集団・第8709哨戒隊先任艦長。『エル=ファシル』から民間人を見捨てて逃げ出した部隊に所属していた戦艦アラミノス艦長。ブライトウェル嬢同様、何を言われようと庇い続け、絶好の死に場所を与えつつも助けようと配慮するジュニアに、絶対の忠誠心を捧げている。長身の白人男性。

●モディボ=ユタン(オリ・同盟・第53話)
 少佐・第四四高速機動集団・第8709哨戒隊所属・嚮導巡航艦エル・セラト艦長。フィンク同様、民間人を見捨てて逃げ出した部隊に所属していた。『ブライトウェル嬢の優しい叔父さん』中肉中背の黒人男性。


◇『エル=ファシル』


○ネイサン=アップルトン(原作・同盟・第55話) CV:石森達幸
 准将・第三四九独立機動部隊司令。ジュニアに顎髭のあるなしをいきなり聞いてくる人だが、用兵は大胆にして性急。隙を見逃さず、指示を出さずとも的確に判断を下せる。

●オレール=ディディエ(オリ・同盟・第55話)
 少将・第七七降下猟兵師団師団長→中将・第五軍団長。降下猟兵にその人ありと謳われる陸戦将校。エル=ファシル奪回戦で陸戦ではほぼ無血開城を成し遂げて以降、ジュニア(とブライトウェル嬢)と交流を持つようになった。しなやかで分厚い筋肉の持ち主であり、姿に似合わず柔軟な思考を有している。『ブライトウェルの父君』

○セルジョ=マスカーニ(原作・同盟・第56話) CV:立木文彦
 少佐・シュパーラ星域・エレシュキガル星系演習宙域管理部担当。加減のない訓練に付き合わされて、攻略部隊に抗議する。

○ダニエル=サントス=ジャワフ(原作・同盟・第59話) CV:仲野裕
 少佐・第32装甲機動歩兵師団・地上戦司令部内統括予備参謀。連絡将校として『エル=ファシル奪回戦』でジュニアと共闘する。歳よりも老けて見える黒人男性だが、経験と識見と調整能力に富み、宇宙戦将校に対する隔意もない陸戦将校としては異色の人物。『色違いのパトリチェフ』

○フルマー(オリ・同盟・第62話)
 少佐・第三四九独立機動部隊先任参謀。淡い栗毛の髪をした人物。ジュニアに「道理をネチネチ言うと、歳上の部下は付いてこない」と諭す。実はアニメ(石黒版)で名無しではありますが顔は出ています。#アムリッツア星域会戦

●ジークフリート=フォン=ボーデヴィヒ(オリ・帝国?・第62話)
 准将。謎の人物でも何でもなく、ジュニアの仮装。帝室近衛艦隊小戦隊指揮官。

●レッペンシュテット(オリ・帝国・第63話)
 エル=ファシル駐留陸戦部隊先任指揮官。准将。上層部がジュニアの策に乗せられて逃げ出したエル=ファシルを防衛し、最終的にジュニアの策に乗ることを理解した上で降伏した。ヴェスターラント出身。

●シェーニンゲン子爵(オリ・帝国・第63話)
 エル=ファシル中央都市統括官。ジュニアの策に乗せられ、エル=ファシルから脱出したところを捕らえられる。ブラウンシュバイク公爵派。

●ハイデンブルク子爵(オリ・帝国・第63話)
 エル=ファシル東部都市統括官。ジュニアの策に乗せられ、エル=ファシルから脱出したところを捕らえられる。リッテンハイム侯爵派。

●ミュルハイム男爵(オリ・帝国・第63話)
 エル=ファシル西部都市統括官。ジュニアの策に乗せられ、エル=ファシルから脱出したところを捕らえられる。

●ボンガルト(オリ・帝国・第63話)
 大佐。エル=ファシル東部都市陸戦部隊指揮官。

●バウラー(オリ・帝国・第63話)
 大佐。エル=ファシル西部都市陸戦部隊指揮官。

●サンテソン(オリ・同盟・第65話)
 少佐・第四四高速機動集団・第8709哨戒隊所属・巡航艦ボアール93号艦長。精神構造がタフな四五歳独身・天涯孤独。拿捕戦艦トレンデルベルクの艦長を勤める。少し頭の螺子が飛んでいる。

●クレート=モリエート(オリ・同盟・第65話)
 准将・第三五一独立機動部隊司令。ちょっとばかり口が悪いが、人が良く、勇猛果敢な指揮官。

●ミン=シェンハイ(オリ・同盟・第67話)
 少将・第32装甲機動歩兵師団師団長。エル=ファシル奪回作戦地上軍次席指揮官。地上に帝国軍の艦船を敷き詰めて『ボーデヴィヒ要塞』を作り上げた。

○テッドーニコルスキー(原作・同盟・第69話)
 中尉・第4次イゼルローン攻略部隊幕僚部。エル=ファシル奪回部隊に追加任務を届けた時にジュニアと面識を持つ。ジュニアより2期後輩。

●ルーシャン=ダウンズ(オリ・同盟・第71話)
 准将・第四〇九広域巡察部隊司令。年配の男性で、小集団での機動戦に実績のある人物。

●ロドニー=サイラーズ(オリ・同盟・第74話)
 中将・第一艦隊司令官→大将・宇宙艦隊司令長官 人格円満で帝国軍の戦闘実績では目立ったところはないが、地味だが根気のいる治安維持戦に定評がある。軍部の大半の推薦を得て、宇宙艦隊司令長官に就任した『お巡りお爺さん』

●ジルベール=ド=ロカンクール(オリ・同盟・第74話)
 大将・統合作戦本部次長。宇宙艦隊司令長官候補であったが、支持が集まらず現職留任。『没落老舗の高級剃刀』のあだ名がある。

●ナージー=アズハル=アル・アイン(オリ・同盟・第75話)
 中佐・演習査閲統括官。キベロン演習宙域での第四四・第四七高速機動集団の演習を統括した。

●メールロー(オリ・同盟・第75話)
 中佐・演習次席査閲官。キベロン演習宙域での第四四・第四七高速機動集団の演習を査閲する。

○ケイシー=マロン(原作・同盟・第75話)
 少佐・メールロー査閲チームの次席。元査閲部航路安全課。ジュニアに演習について忠告する。

○ウォルター=アイランズ(原作・同盟・第76話) CV:田中康郎
 別荘地サームローイヨートでチンピラに絡まれているところをジュニアに救われ、それをネタに恐喝『してこない』ジュニアに恩義と親交を感じて付き合い始める。国防委員会参事。

○ミリアム(=ローザス)=ラヴィッシュ(原作・同盟・第77話) CV:かかずゆみ
 独立商船ランカスター号の専務長補佐。アルフレッド=ローザス提督の孫娘。ランカスター号の機関長と結婚後、フェザーン国籍になる。そこでオーナーとなったドミニクと知り合い、メッセンジャーを受け持つ。


◇『五稜星の対価』


●ソゾン=シェストフ(オリ・同盟・第79話)
 元エル=ファシル行政府副首相。エル=ファシル帰還事業団・特別法人代表。

○クロード=モンテイユ(原作・同盟・第79話) CV:阿南健治
 財務委員会事務局総合政策課係長補佐。エル=ファシル帰還事業団・中央派遣官僚団代表。スマートな顔つきにキッチリと纏まられたヘアスタイル。特徴的なカモメ眉を持つ肝の据わった財務官僚。ジュニアと帰還事業で面識を持ち、以後交流を続ける。正しい意味でのお友達。

○ロイヤル=サンフォード(原作・同盟・第79話) CV:阪脩
 地域社会開発委員会副委員長。帰還事業団の総代表だが、熱意が全くない。

●ザーレシャーク(オリ・同盟・第79話)
 大尉。帰還事業団統括会議派遣武官。初老の士官。

●ングウェニア(オリ・同盟・第81話)
 少将・第八艦隊副司令官。

●ラスールザーデ(オリ・同盟・第81話)
 少将・第八艦隊参謀長。

○マリネスク(原作・同盟・第81話)
 准将・第八艦隊副参謀長。理論派の作戦参謀。理路整然とした状況判断力があるが、杓子定規的なところがある。事前の作戦会議での質問および、第四四高速機動集団の動きを命令不服従とみなして、ジュニアを問い詰める。

○ブルーノ=パストーレ(原作・同盟・第81話) CV:佐藤正治
 第三五九独立機動部隊司令。カプチェランカ星系攻略戦に参加。

○ウォーレン=ムーア(原作・同盟・第81話) CV:平野正人
 第三六一独立機動部隊司令。カプチェランカ星系攻略戦に参加。

●ヴィリアム=エルヴェスタム(オリ・同盟・第60話/第82話)
 元エル=ファシル宇宙港管制センター第二管制区次席オペレーター。エル=ファシル脱出後、婚約者に捨てられ、航路保安局を辞めて帰還事業に参加し、追放された。改めてその星系航宙管制能力を『別の意味で』使いたいジュニアが、『黒歴史で脅迫』して引きずり込んだ。男の中の漢。

○ウィリバルト=ヨアヒム=フォン=メルカッツ(原作・帝国・第85話) CV:納谷悟朗
 アトラハシーズ星系にて第四四高速機動集団と交戦。冷静沈着かつ大胆な戦闘指揮で第一部隊を追い込みにかかり、包囲殲滅の危機を近接戦闘で切り抜け、星系から逃げ出す第四四高速機動集団を追撃する。

●ローラント=アイヒス=フォン=バウムガルテン(オリ・帝国・第86話)
 中将・アトラハシーズ星系に進入したイゼルローン駐留艦隊分艦隊司令。第四四高速機動集団の後背急襲を受ける。

●ジルベール=アルべ(オリ・同盟・第89話)
 元帥・統合作戦本部長。

○マルセル=フォン=ヴァルテンベルク(原作・帝国・第90話)
 中将・カプチェランカ星系会戦に参加。第四四高速機動集団に強襲攻撃を仕掛けるも、逆襲される。

●ドゥルーブ=シン(オリ・同盟・第91話)
 准将・第三五三独立機動部隊司令・カプチェランカ星系攻略戦に参加。戦死。

●ピラット=パーイアン(オリ・同盟・第91話)
 准将・第四一二広域巡察部隊司令・カプチェランカ星系攻略戦に参加。戦死。

○ライオネル=モートン(原作・同盟・第93話) CV:大木正司
 大佐・第八艦隊第四部隊参謀。

●アイリーン=ブライトウェル(=リンチ)(オリ・同盟・第94話)
 アーサー=リンチの元妻。ジェイニー=ブライトウェルの母。心労で年よりも老けて見える。


◇『憂国』


●ヨゼフ=ピラート(オリ・同盟・第96話) CV:八奈見乗児
 中佐・ジュニアの前任の国防政策局企画参事補佐官。実年齢よりはるかに老いた容姿の汚職軍人だが、後方調達本部出身で戦略的に国家の行く末を見極められるほどの明晰な頭脳を持っている。ただ実戦経験が皆無の為、政府・軍部間で交渉を行う補佐官としては軽視され、諦観してしまった。

○ダドリー=エベンス(原作・同盟・第96話) CV:池水通洋
 少佐・ジュニアの部下になる参事補佐官補の一人。硬直した正義漢で、前任のピラート中佐から忌み嫌われていた。ジュニアもその硬直した思考に嫌悪感を覚えている。

○カルロス=ベイ(原作・同盟・第96話) CV:池田勝(なんでや)
 少佐・ジュニアの部下になる参事補佐官補の一人。

●チェン=チュンイェン/ウー=キーシャオ(オリ・同盟・第96話) CV:本多知恵子or梨羽侑里
 補佐官付秘書官。大尉待遇軍属。長い黒髪と細く小さいやや垂れ目の童顔アジア系女性。外見二〇代前半、公称三三歳、実年齢四六歳の『化蛇』。ジュニアの秘書官として働いてはいるが、その実、トリューニヒト、中央情報局第7課、そしてフェザーン自治領主直属という3組織(個人)のスパイを勤めあげている。フェザーンの『人間牧場』出身。複雑な心理の持ち主だが、後事をジュニアに託し、自らの愛する男の為に命を懸けた。

○ネグロポンティ(原作・同盟・第97話) CV:穂積隆信
 トリューニヒト派の政治家。トリューニヒトに評価されるジュニアに対し、嫉妬している節がある。

●ハワード=アイランズ(オリ・同盟・第97話)
 ウォルター=アイランズの実兄。金属精錬・加工会社ビリーズ&アイランズ・マテリアルの専務。

●ジョズエ=ラジョエリナ(オリ・同盟・第97話)
 元サンタクルス・ライン社統括安全運航本部長。現同社顧問。同社の本業である恒星間輸送業の一切を統括指揮する立場だった。口うるさい隠居老人を自称するが、ジュニアを評価し、儲けも含めてその仕事を手助けしてくれる。

○ホワン=ルイ(原作・同盟・第98話) CV:肝付兼太
 人的資源委員会理事。徴兵に関する調停に同席したジュニアを評する。

○ジェフリー=バウンスゴール(原作・同盟・第100話) CV:山賀教弘
 大佐・ハイネセン第1軌道造兵廠第1造船部主任。工廠見学に来たジュニアとアイランズのガイドを務める。

●ルピア=パトリック=ルング(オリ・同盟・閑話3)
 戦略研究科の士官候補生。第二学生舎総務。ブライトウェルが武器を使って学生舎の後輩をいたぶったと思い込む。

●マリー=フォレスト(オリ・同盟・閑話3) CV:大森ゆかり(プロレスラー)
 『陸戦技術科の』女性士官候補生。アントニナとブライトウェルのいる女子第一学生舎『薔薇舎』の舎長。身長一八八センチ、体重八五キロの、自他共に認めるメスゴリラ。異名は『サマー・ガール』

●アントニオ=テラサス=マンサネラ(オリ・同盟・閑話3)
 戦略研究科の士官候補生。陸戦戦技評価A3を持つ。ブライトウェルとの『ステージ』で第二R、開始五秒でTKO。

●ベニート=ブレツェリ(オリ・同盟・閑話3)
 戦略研究科の士官候補生。分隊次席。超光速通信敷設艦部隊に父方の叔父さんがいる。叔父同様に目先が利いている。幼顔。

○ハワード=ヴィリアーズ/ド・ヴィリエ(原作・地球・第102話) CV:銀河万丈
 『登場時点では』トリューニヒトの私設秘書。深い知性を感じさせる瞳とカモメ眉、若くて張りがあるのにローバリトンな声。豊かな黒髪を奇麗にスリックバックスタイルにまとめている……

○ダニイル=イヴァノヴィッチ=ワレンコフ(原作・フェザーン・第103話)
 第四代フェザーン自治領主。ある経路でジュニアの作成した『Bファイル』を入手し、地球教と手を切る方向に戦略を切り替えようとした途端に暗殺される。

○パトリック=アッテンボロー(原作・同盟・第103話) CV:井上和彦
 ウィークリー・ニュータイスの記者。ダスティの実父。ジュニアに取材に来る。

○ジェームズ=ソーンダイク(原作・同盟・第一〇四話) CV:丸山詠二
 弁護士。グエン・キム・ホア平和総合研究会の外部顧問。

○憂国騎士団団長(原作・同盟・第105話) 
 紫頭巾。ジュニアとのステゴロで、肩を抜かれ、鼻を折り、顔中血だらけになる。

●マヌエル=マクレガン(オリ・同盟・第105話)
 大学講師。グエン・キム・ホア平和総合研究会の主任理事。センスなしの扇動家。

●治安警察小隊小隊長(オリ・同盟・第105話)
 THE・役立たず。憂国騎士団とトリューニヒトの両方と繋がっているが、保身で報告を上げるのが遅かった。

●地毛が黒に近い栗毛のホステス(オリ・フェザーン・第107話)
 オネーギン(グラズノフ)の手配した高級クラブでホステス(役)をしている。

○エヴグラーフ=オネーギン/グラズノフ(原作・フェザーン・第107話) CV:西村知道
 プレヴノン・MM社の外部営業部長。フェザーンのスパイとして同盟に潜伏中。新装甲素材問題でジュニアと接触し、『熱烈な握手』を交わす。

●ジョン=エルトン(偽名)(オリ・同盟・第108話) CV:小池朝雄
 中央情報局第2課(防諜)課長。チェンとは二〇年来の付き合い。くたびれたレインコートを着ると、とある警部補によく似ているらしい。

●ヒュー=ピース(偽名)(オリ・同盟・第108話)
 中央情報局第7課(国外諜報)第三班班長。チェンの『一応の』上司に当たる。能力は雲泥の差だが、愛すべき内国安全保障局長の同族。

●コール=ラヴィッシュ(オリ・フェザーン・第109話) CV:小野武彦
 フェザーン独立商船ランカスター号の機関長。ミリアムの夫で、フェザーン人らしからぬ人の良さ。黒狐の子供を産んだ元愛人の知人。
 
 

 
後書き
2024.10.15 更新(今後順次追加・修正予定) 
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