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同志諸君に告げる。これが理不尽だ!

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第22話

 
前書き
サイト管理者です。第23話「迫りくる脅威」になります。
今回は短めです。
どうぞ、ご覧ください。 

 
 地球にガトランティスという脅威がやってくる。備えあれば憂いなし…私の好きな言葉だが最近憂鬱気味だ。

 いやだって、ねぇ?

 ヤマトがテレザート星を解放した…のは憂鬱に含まれない。問題は別だ。

 地球に何万年も掛けて向かってきている木星規模の大きさを持つ未知のクエーサーが突如として消えたのだ。

 それだけならっで片付けるのは可笑しなことだがなんとクエーサー…以降は白色彗星としよう。情報によると白色彗星の中に火星とほぼ同じ大きさを誇る惑星が1つあったというのだ。

 その他に多数のガトランティス戦艦群の姿があり、その中には第八浮遊大陸作戦より登場しているカラクルム級がうじゃうじゃといたそうだ。観測されたデータによるとカラクルム級含めて約1000万隻を越していた。

 …桁がおかしい。本当に桁がおかしいと思うのは私だけだろうか。はぁ(溜息)。

 気持ちを落ち着かせて…数ある戦艦群の中にはミサイル戦艦の姿がチラホラあり、そのミサイル戦艦群の中には反物質エネルギーを転用した大型ミサイルが艦首に装備していたとのこと。報告であったあのミサイルか。確か名が『破滅ミサイル』…だったか?

 次元潜宙艦からの報告によるとテレザート星で使用された破滅ミサイルは凄まじい破壊力を持っていたようだ。

 今更であるが此等の情報はヤマト+地球防衛軍総司令部から抜きtっゲフンゲフン…嬉しいことに共有させてくれた。感謝する。
 
 そんな理不尽な存在であるガトランティスになんとしてでも対抗する為、今日も多数の戦闘艦が建造、就役している。

 建造はアンドロメダ銀河内の複数あるミドガルド造船所、基地、要塞にて24時間フル稼働。

 一応地球にある時間断層も使わせて貰ってはいるが主に時間断層の所有権&管理は当然地球側であるのでメインに使えるのは地球だ。そんな地球は今日も波動砲艦を盛々と建造している真っ最中。

 建造面から話は変わって、地球の守りを心配した我々は増援として艦隊をいっっっぱい派遣した。

 艦種構成として、プロテクト級航宙戦闘艦Ⅱ型、セレスター級戦闘空母Ⅱ型、AC721スサナー級駆逐艦Ⅱ型(派生含む)、ウイングユサール級ミサイル駆逐艦Ⅱ型、ルビー級フリゲートⅡ型、DH全能支援船を派遣する。

 どれもカラクルム級を撃沈することが可能である艦艇達。それと本当なら移動要塞も一緒に派遣したかったのだが、同志最高指導者こと同志ギルド長より「今はダメだ」っと言われてしまった。

 だが”今は”っとはいったいどういう事だろうか?…まぁ、後で考えるとしよう。場合によっては直談判も視野に入れよう。

 話は戻るが派遣した艦隊は既に地球に到着しており地球衛星軌道上にて警戒しつつ待機しているのだが、艦隊の中から太陽系哨戒任務に就かせている哨戒部隊がある。
 
 哨戒部隊ではあるが偵察部隊、パトロール部隊と呼ばれることもある。編成内容はFG300型偵察フリゲートⅡ型1隻とFG300型多機能フリゲートⅡ型2隻で編成し、現在も多数の哨戒部隊が太陽系哨戒の任務に就いている。

 哨戒と同時に各惑星には地球防衛軍と共同で守備艦隊を組み、地球含む各惑星を守備している。冥王星が最前線となる。

 さて、私はそろそろ…ん?……同志ギルド長からの念話か。

 …………了解した、直ちに準備に入る。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 一方その頃、

 「索敵中のパトロール艦より入電。艦影を探知!友軍では無い!」

 「冥王星守備艦隊、全艦戦闘配置!」

 冥王星守備艦隊は戦闘配置に就き、ガトランティス艦隊の襲来に備えた。 
 

 
後書き
 同時刻〈ヤマト艦橋SIDE〉

 土方「祈りは託された。我々はガトランティスを阻止せねばならない。この宇宙に生きる全ての命の為に。…進路反転、両舷全速!ヤマト、地球に向けて発進!!」

 同時刻〈ガトランティス玉座の間〉

 ズオーダー「地球侵攻は予定通りに行う」

 サーベラー「帝星ガトランティス、前進!」

 同時刻〈???SIDE〉

 ???「…大いなる和」 
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