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山ガールと海ガール

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第二章

 まずは海でだ、二人は水着姿で話した。愛は白ビキニで日向は黒ビキニだ。
「ちゃんとビーチで泳がないとね」
「準備体操の後でね」
「ここオコゼやウツボもいるから」
「ウツボは噛むと指位食い千切られるし」
「ビーチの中で泳いで」
「安全に楽しみましょう」
 二人で準備体操をじっくりとしてから海に入った、ビーチの中で遊びその外の危険な場所には行かなかった。
 そして山でもだ、二人は登山グッズに身を包み。
「決められた道を通って」
「蝮や蜂の巣を見付けたら近寄らない」
「あと熊よけの鈴持ったし」
「猪が出た時どうすれば聞いたし」
「それを守ってね」
「決められた場所以外は行かない様にしましょう」 
 こう話して二人は確かな服装で決められた道を歩いた、そうしてだった。
 一緒に山と海を楽しんだ、二人は安全に自然を満喫したが。
 後日山や海の事故を見てだ、キャンバスの中で話した。
「山も海もね」
「本当に危ないからね」
「油断出来ないのよ」
「ちょっと変な場所に入ってもね」
「危険が一杯だから」
「自然の中はね」
「だからね」
 愛は日向に話した。
「私達も注意したしね」
「旅行の時は」
「安全第一でね」
「若しゴンズイとかの毒針に触ったら」
「スズメバチに刺されたら」
「大変だしね」
「死ぬ場合もあるしね」
 こう話すのだった。
「本当にね」
「そうなるからね」
「用心しないと」
「波にさらわれたらどうなるか」
「崖に落ちても」
「実際にそうした事故多いし」
「気を付けないとね」
 駄目と話してだ、そうしてだった。
 二人はそうした事故の話を他山の石としてそれぞれ安全第一とした、そのうえで山や海を楽しんでいった。二人は事故に遭わずずっとそれぞれの場所を楽しめた。


山ガールと海ガール   完


                   2024・9・16 
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