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スーパー戦隊超決戦

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第三十一話 襲撃その五

「仲間としてよ」
「その言葉確かに受けた」
 ラクレスはファラの言葉を受けて確かな顔で応えた。
「必ずだ」
「一緒に戦ってくれるの」
「そうする、そしておそらくだ」
 ラクレスは真剣な顔で言葉を続けた。
「そろそろだ」
「来るか」
「そうだ」
 ドクターマンにその通りだと答えた。
「今にもな」
「そう言える根拠は何だ」
「勘が入っているが」  
 それだけではないとだ、ラクレスはドクターマンに答えた。
「私はあの者達と共にいたことがあるな」
「そこで観てきてか」
「あの者達のことは知っている」
「だから言えるか」
「そろそろ、今にもだ」
「来るか」
「この場所にな」
「わかった、では戦闘態勢に入れ」
 ドクターマンは乗馬鞭を思わせる形の電気鞭を出した、そのうえでギアの者達彼の家族に対して話した。
「いいな」
「わかりました」
 全員即座に応えた、そして関を立って身構え。
 ハスティーは自らだ、こう言ったのだった。
「僕達も戦うから」
「変身するか」
「今からね」
 席を立ちドクターマンに顔を向けて告げた。
「そうするよ」
「そうしてくれるか」
「うん、そしてね」
 そのうえでというのだ。
「戦うよ」
「宜しく頼む」
「兄さんが言ったんだ」
 ハスティーは今度は兄を見て話した。
「間違いないよ」
「信頼しているのだな」
「勿論だよ、だって兄弟だから」
「真の心がわかったからだな」
「うん、兄さんは暴君じゃなかった」
 ドクターマンに兄を見つつ話した、見ればキングオージャーの面々も既に席を立っている。
「誰よりも世界のことを思っていたんだ」
「自ら汚れてもだな」
「そんなこと誰にも出来ないから」
 だからだというのだ。
「僕はもう何があっても」
「兄弟を信じるのだな」
「そうするよ」
 ドクターマンに微笑んで答えた。
「何があってもね」
「その言葉確かに聞いた、ではだ」
「うん、これから一緒に戦おう」
 こう話してだった、そのうえで。
 キングオージャーの面々は変身した、そして戦う前だがハチオージャーは即座に他の面々に連絡をした。
「今にもですぞ」
「出て来るんだ」
「左様です」
 アラタに笑う声で話した。
「そうです」
「そうなんだね」
「ですから」
 それ故にというのだ。 
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