| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千六百十話  やっと一勝

第三千六百十話  やっと一勝
「遂にやったな」
「一勝したあるよ」
「ファンの人達も喜んでるな」
「これまで長かったな」
「いや、今年は無茶苦茶ですけれど」
 埼玉は一緒に観戦した連合国の面々に言いました。
「本当によかったです」
「ロッテに勝ったからな」
「記録が続いたあるが」
「これで終わったな」
「晴れて頑張れるな」
「今年の予想ではです」
 恒例の開幕前のです。
「最下位とは誰も言っていませんでした」
「皆楽天と言っていたな」
「そうだったある」
「西武は投手陣が安定しているってな」
「ここまでとは言ってなかったな」
「それが、で」
 まさかの絶不調で、です。
「中々勝てなかったですが」
「それが、だよな」
 フランスは笑顔で言いました、西武はとても長いトンネルを越えてあらためて前に進んでいくのでした。


第三千六百十話   完


                   2024・8・30 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧