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新ヘタリア学園

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第三千五百八十七話  船だとわかりにくい

第三千五百八十七話  船だとわかりにくい
 日本は時差について言いました。
「地球は丸いということがわかっても」
「ああ、それでも中々わからなかったよな」
 イギリスが応えました。
「時差のことは」
「どうしてもでしたね」
「飛行機が出るまでな」
 それまではというのです。
「実感としてな」
「わからなかったですね」
「欧州でもロンドンとプラハじゃ違うんだよ」 
 その時差がです」
「そうなってるからな」
「緯度の関係で」
「けれどそれがわかる様になったのは」
 実感としてです。
「飛行機ですぐに行き来出来る様になってからだな」
「本当にそうですね」
「それで時差ボケとか出来たな」
「そうなりましたね」
「これがロシアになると凄いからな」 
 時差がです、緯度の方で国土が広いと時差も凄いことになるのです、そうしたお話をしているとそのロシアが来ました。


第三千五百八十七話   完


                   2024・8・19
 
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