スーパー戦隊超決戦
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第二十七話 真の悪との戦いその十二
「南極?そういえば」
「そうそう、ギアの基地って南極にあったんだ」
風花に松尾が応えた。
「あそこにね」
「それでなのね」
「新たに築いた基地もね」
「南極なのね」
「前に基地があった場所にだよ」
「置いたのね」
「そうだよ」
そうだというのだ。
「ドクターマンはね」
「そういうことね」
「じゃあ今からね」
「南極に行くのね」
「普通ならとんでもなくと遠い場所だよな」
伊賀崎は南極についてこう言った。
「本当にな」
「そうだな、しかしな」
「私達にはそれぞれのマシンがありますし」
伊賀崎に加藤と百瀬が話した。
「他にも移動手段がありますし」
「南極にもすぐに行ける」
「便利だな、南極なんてな」
伊賀崎は二人の言葉を受けてあらためて言った。
「宇宙よりも遠いよな」
「そう言われているな」
「実際にかなり離れています」
「オーストラリアやニュージーランドからもな」
「実はかなりの距離があります」
「僕ちん達の宇宙船に乗ろう」
ショウが明るく言ってきた。
「そうしたら一瞬だよ」
「僕達の宇宙船もあるしね」
ハスティーも言ってきた。
「南極っていう場所に行くにしても」
「すぐだよ、じゃあ行こう」
「科学は偉大だね」
龍井は南極にすぐに行けることに思わず唸った。
「進歩したら南極だってすぐだから」
「宇宙も行き来出来るし」
ういが父に応えた。
「確かにね」
「科学は偉大だよ」
「そうよね、私達の科学も凄いと思っていたら」
「さらに進歩して」
「宇宙も行き来出来て」
「南極もすぐだよ」
「ギアも科学の国だしね」
ショウは龍井父子に明るく応えた。
「科学を正しく使えば」
「凄いね」
「南極にだって一瞬に行ける位にね」
「そうだよ、じゃあ行こう」
この時も明るく言ってだった。
戦隊の面々はドクターマンが招待した南極に一瞬に行った、するとまさに科学基地といった場所にだった。
ドクターマンの店の店員達がいた、ガルは彼等を見て驚きの声をあげた。
「あんた達もいるのかよ」
「店長さんに案内してもらいまして」
「それで、です」
「こちらに来ました」
「そうなんだな、ってことはな」
ガルは店員達の返答を聞いて述べた。
「あんた達のドクターマンのことは」
「聞きました」
「まさか店長さんにそうした過去があったなんて知りませんでした」
「お話を聞いて驚きました」
店員達は口次に答えた。
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