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スーパー戦隊超決戦

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第二十六話 それぞれの組織の決意その四

「それも全く」
「そうだよな」
「そこが違います」
「本当にそうだよな」
「私達の策略ともです」
「また違うな」
「そうです、ですから」
 それでというのだ。
「私達もです」
「用心しないとな」
 さもないと、というのだ。
「碌でもねえ目に遭うな」
「そうなります」
「本当に気を付けねえとな」
「策は仕掛けられる前に仕掛けて」
 プリシャスが述べた。
「もっと言えば仕掛けられる前に倒す」
「先手必勝だな」
「そうだよ」
 牙鬼にその通りだと答えた。
「まさにね」
「そうだよな」
「僕よりもね」
「あの連中は悪賢いか」
「だから悪巧みをする前に」
 彼等がというのだ。
「先にだよ」
「倒すべきだな」
「絶対にね」
 こう言うのだった。
「本当に」
「その方がいいな」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「エンターが言った通りに」
「一人ずつだな」
「倒していこうね」
「敵は侮らないことだな」
「そうだよ」
 まさにというのだ。
「本当にね」
「そういうことだな」
「そして」
 それにというのだった。
「戦隊とは今は距離を置こう」
「最初からだな」
「そうしてね」 
「揉めない様にするか」
「うん」
「それがいいな。正直な」
 牙鬼はプリシャスの考えを聞いてこう言った。
「戦隊の連中は外道なことしねえからな」
「それも絶対にね」
「敵だしいけ好かねえ連中だが」 
 そうであるがというのだ。
「しかしな」
「筋は通っていてね」
「汚ねえことも外道なこともしねえ」
「だからね」 
 そうであるからだというのだ。
「本当にね」
「今はあいつ等とは戦わないでな」
 そうしてというのだ。
「ダグデド達を潰そうな」
「うん、ただあいつ等は奸智に長けているから」
「だからだな」
「色々気を付けていこう」
「そうだな、こうした時な」
 牙鬼はここで腕を組んで首を傾げさせ難しい声で言った。
「兄上がおられたらな」
「ああした連中の奸智も見破ってくれましたな」  
 晦も残念そうに話した。
「そうでしたな」
「ああ、そうだったな」
「成仏されて何よりですが」
「こうした時おられないとな」
「残念ですな」
「ああ、奸智に長けた連中が相手ならな」
 それならというのだ。 
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