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神々の塔

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第七十四話 まだ道半ばその八

「違いや」
「そうなるね」
「そしてな」
 それでというのだった。
「もうそこはな」
「うちはうちよそはよそ」
「そう割り切るしかないわ」
「そうやね」
「十星連合の考えがあってな」
「五星騎士団の考えがあるね」
「そや」
 まさにというのだ。
「それでな」
「あっちは実用性よりも」
「恰好をな」
「優先させてるんやね」
「プロイセン軍みたいにな、ただそえでも実用性もな」
「考えてるね」
「恰好良さ優先でもな」
 このことは事実でもというのだ。
「やっぱり実用性もないとな」
「やっていかれへんね」
「そや、派手な軍服にな」
 それにというのだ。
「装備もな」
「装飾凄いね」
「ああ、もうお金があったら」
 そうした者はというと。
「派手なな」
「軍服のアレンジをして」
「鎧や兜もな」
「それで剣の鞘も」
「そしてな」
 そちらもというのだ。
「もうみらびやかになるわ」
「上級貴族で将軍さんとかになると」
「ほんまな」
「そうしてるね」
「例えるとな」
 リーはどうかという顔で綾乃に話した。
「日本のロボットアニメのシリーズの敵の軍隊か」
「そのシリーズってまさかプラモも有名な」
「私も好きやが」
「白いモビル何とかのあれやね」
「あのシリーズの敵軍ってな」
「軍服の統一ないこと多いね」
「ああした感じでな」
 綾乃にまさにと話した。
「騎士団軍服とか装備アレンジするな」
「そやね」
「実用性よりも恰好良さでな」
「やってるね」
「しかもそれがあっちではな」
 騎士団ではというのだ。
「人気や、民からもな」
「恰好ええって」
「人気や、ただな」 
 それでもとだ、リーは話した。
「肌の露出はな」
「ほぼないね」
「戦場ではな」
 どうしてもというのだ。
「そんなことしたら」
「起きた世界の漫画やアニメみたいに」
「怪我してな」
 そうしてというのだ。
「しゃあないわ」
「危ないね」
「短いスカートで馬に乗るとか」
「それも素足で」
「あれもないし」
 起きた世界の日本の漫画やアニメそれにゲームでの話をした、見ればそうしたキャラクターは実に多い。 
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