スーパー戦隊超決戦
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第二十四話 戦隊側も知りその一
第二十四話 戦隊側も知り
ガストはこの時自分のノートパソコンから自分の国の現状を確認していた、その内容はおおむね彼が満足出来るものだったが。
ある知らせをメールで受け取ってだ、彼は確認の返信をしてだった。
ある画像を見せられてだ、仲間達に言った。
「あいつ等が蘇ったぞ」
「ダグデド達か」
「ああ、あいつ等だ」
カニスカに苦い顔で答えた。
「蘇ったぞ」
「そうか」
「まあな、予想していただろ」
ダグデドは苦い顔のまま述べた。
「あいつ等が蘇ることは」
「これまでも蘇ってきたからな」
ブランエリが返答をした。
「だからな」
「可能性としてはな」
「あると思っていた」
「そうだよな」
「一度位はな」
「一度か」
「あの時奴は確かに死んだが」
このことは事実だがというのだ。
「まだ一度位は復活出来る余力がある様にだ」
「思えたんだな」
「俺はな、そしてだ」
「その通りになったっていうんだな」
「望ましくないことにな」
「ダグデドだけではないわね」
ランは苦い顔で言った。
「生き返ったのは」
「ああ、連中全員だ」
「やっぱりそうね」
「五人な、それでこっちに向かっているらしい」
「この地球に」
「どうもな、そしてだ」
そのうえでというのだ。
「他にも二人程いるらしい」
「誰と誰かしら」
「バスコ=ダ=ジョロキアって奴とだ」
彼に加えてというのだ。
「プラジアって奴だ」
「その二人もなのね」
「ダグデドと一緒にいてな」
そうしてというのだ。
「こっちに来ているそうだ」
「来なくていいのに」
「全くですな、しかしですぞ」
ティボウスキは苦い顔で言った。
「彼等が生き返ったならば」
「それならだな」
「はい、対峙している組織だけでなく」
「あいつ等にも向かわねえとな」
「いけませんな」
「そうだな」
「まあそれぞれの組織から見まして」
それでとだ、ティボウスキはさらに言った。
「ダグデド達もまた敵ですぞ」
「平気で裏切って宇宙も破壊しようっていう連中だからな」
「はい、これからは三つ巴か」
「俺達はそれぞれの組織と休戦してでもな」
「ダグデド達と戦いましょうぞ」
「そうだな」
「若しもだよ」
ハスティーは真剣に危惧する顔で言った。
「あいつ等がドクターマンを狙っていたら」
「他の戦隊の連中が言ってたな」
「うん、それこそ脳味だけ取り出して」
そうしてというのだ。
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