新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三千五百五十二話 中国が本元でも
第三千五百五十二話 中国が本元でも
韓国の受験とホワイトカラー偏重は確かに科挙と両班の様です、ですがイギリスはここで中国に尋ねました。
「科挙は元々お前のところだろ」
「それで長い間受験戦争があったある」
「そうだよな」
「ただ科挙だけが道でなかったある」
中国は真面目なお顔で言いました。
「武挙、軍人さんの方もあったるし」
「他にも職人さんとか商人さんとかな」
「色々あったあるよ」
「人生はな」
「そうだったあるよ」
「色々な道で成功してるよな」
「どの時代でもある」
「だからあれなんだ」
アメリカがここで言いました。
「韓国の科挙は独自の進化を遂げたんだぞ」
「というか科挙って貴族社会にならない為のものだろ」
フランスがこのことを指摘しました。
「それが両班だけ受験出来るのがな」
「そもそもおかしかったぞ」
「そうだよな」
この時点で違っていたのです、韓国の科挙は中国のそれとはまた別ものだったのです。
第三千五百五十二話 完
2024・7・22
ページ上へ戻る