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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その二十五

「止めるとね」
「太りますね」
「新一君食べるしね」
 このこともあってです。
「カレーいつも二杯食べてるでしょ」
「おぢばのカレーですね」
「甘いものも好きよね」
「チョコレートとかアイスとか」
「だったらね」
 尚更です。
「身体動かすことを止めるとね」
「太りますね」
「そうなるからね」
「そこは注意ですね」
「それと人のお身体のことは言わない」 
 ちょっと新一君に注意しました。
「新一君は言わないわね」
「嫌いじゃないと言わないですね」
「嫌いだと言うのね」 
 本当にこの子はそうした子だと再認識しました。
「要するに」
「そうなんですけれどね」
「全く。太ってたりしたら言うのね」
「嫌いですと、あの振った先輩ですけれど」
「佐野先輩ね」 
 すぐにどの人かわかりました。
「太ってる人は嫌って言って」
「じゃああの人が太ったら僕延々と言ってあげますから」
「自分はどうかっていうのね」
「そうします、渾名も作ってあげて」
「そうしてると嫌われるわよ」
 嫌いな人からです。
「それも心底一生ね」
「まあこっちも嫌いなんで」
「いいのね」
「そうした考えですが」
「それがよくなうから、そもそも嫌な人に嫌なことしているの人が見たらね」
 意地悪をしているところをです。
「関係ない人がそんな人って見てよ」
「嫌われます?」
「新一君がそんな人見たらどうなの?」
 ここで私はこうも言いました。 
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