八条学園騒動記
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第七百五十三話 文豪で色豪その十
「滅茶苦茶多作よ」
「売れっ子で。だったら」
「お金かなり稼いでいたのよ」
「だったらね」
エイミーはその話を聞いて言った。
「ゲームの課金でも」
「してもね」
「あれ結構かかるのよね」
「それで困ったことになる人いるわね」
「課金中毒?」
「厨とも言うわね」
ジョーはこの言葉を出した。
「そうした人いるわね」
「そうなっても」
「流石に資産家になる位だとね」
そこまでの収入を得ていたらというのだ。
「課金じゃね」
「困らないわね」
「そういうのにお金を使っても」
それが荒くともというのだ。
「別にね」
「困らないわね」
「死んだ時に手元に殆どな様な風になっても」
そこまで金遣いが荒くともというのだ。
「今の連合だとね」
「そこまでいかないかも知れないのね」
「ええ、ただそれでもね」
「それでも?」
「破産する人っているでしょ」
「何時でも何処でも」
「だからね」
ジョーはさらに話した。
「デュマさんもね」
「この時代の連合でもなのね」
「お金遣いはね」
これはというのだ。
「荒いままかも知れないわ」
「そうなのね」
「若しかしたらね」
その可能性を言うのだった。
「そうかも知れないわ」
「そうなのね」
「破天荒な人みたいだから」
「そうね」
エイミーもそれはと応えた。
「それはね」
「感じるでしょ」
「お話聞いてたらね」
「だからね」
「今でもなのね」
「若しかしたらね」
「豪遊ばかりして」
そのうえでというのだ。
「それでね」
「散財して」
そうしてというのだ。
「暮らしていたかもね」
「その頃と同じく」
「ええ、ただそうした遊びをする確率はね」
それはというのだ。
「減るわね」
「お金のかからない趣味に走って」
「それでね」
「そうなのね」
「まあね。今は色々な遊びがあるから」
メグもそれはと言った。
「お金使わなくてもね」
「楽しめる趣味も多いわね」
「だからね」
ジョーにそれ故にと話した。
「若しかしたら」
「お金のかからない趣味を楽しんで」
「貯金出来ていたかも知れないわ」
「散剤していたかも知れないけれど」
「けれどその可能性はね」
「今だと少なくなるのね」
「ええ、しかし女好きはね」
メグはデュマのこちらのことも話した。
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