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スーパー戦隊超決戦

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第十六話 発見その二

 ジュウオウジャーの面々はドクターマンを探した、だがその匂いは別の場所に行った。そうしてだった。
「それから仕方ない」
「そう言ってくれるんだ」
「ああ、また探せばいい」
 朝加は風切にスマートフォンから話した。
「匂いがしたらな、それよりもな」
「それよりも?」
「いることがわかったことが大きい」
 こう風切に言うのだった。
「ドクターマンがいることがな」
「そのことがか」
「大きい、これでだ」
 風切に笑顔で話した。
「この那覇市でな」
「探していけばいいことがわかったからか」
「だからだ」
 そうであるからだというのだ。
「本当にな」
「いいんだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「だからな」
「いいんだな」
「俺達も探す」
 パトレンジャーの面々もというのだ。
「この那覇市をな」
「そうしてくれるんだな」
「皆で探せばだ」
 そうすればというのだ。
「確実にだ」
「見付かるか」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「必ずな」
「保護するんだな」
「そうする」 
 絶対に、そうした言葉だった。
「何があってもな」
「敵が出て来てもか」
「当然だ」
 風切に鼻息荒く言った。
「若しそっちに複数の組織が出て来たら呼んでくれ」
「助けに来てくれるか」
「そうする」 
 断言して言った。
「必ずな」
「それは頼もしいな」
「だから頼ってくれ」
 そう思うならというのだ。
「本当にな」
「わかった、じゃあその時はな」
「すぐに行くぞ、そしてドクターマンだが」
「傍にいたしね」
「そのまま探してくれ、俺達も急行する」
 そうするというのだ。
「そしてだ」
「ドクターマンを探すか」
「そうする」 
 こう言ってだった。
 パトレンジャーの面々もジュウオウジャーの面々がドクターマンの匂いがした場所に行ってそうしてだった。
 彼を探した、そこにはルパンレンジャーの面々も一緒だった。
「圭ちゃんがいるならね」
「来たのか」
「助けに来たよ」
 夜野が朝加に笑顔で言うのだった。
「一緒に探そうか、ドクターマン」
「悪いな」
「今は仲間だしさ」 
 警官と怪盗という対立する立ち場ではないというのだ。
「だからね」
「いいんだな」
「うん、頼ってよ」
「いやあ、百人力ですよ」
 陽川は天にも昇る顔で言っていた。 
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