ライブジャスティスシリーズ
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もう一人のウルトラマンと英雄の凱旋
ピッピッピッピッピッピ
???「ようやく完成しましたね、ガイアユニット……」
白服の男はネフィリムドライバーに接続されたユニットを外すと3本のガイアメモリを取り出す。
???「僕が組織から奪ったとは言え、このメモリは本当に手を煩わせる。
ブレイブ、ホープ ヴィクトリー、このメモリこそ正義の名を関する僕にこそあるべき力だ。さて、手筈は整いました。懐かしき盟友との再会、それを僕が英雄になるために利用させてもらいますよ」
白服の男はネフィリムドライバーとユースティティアメモリ、そしてガイアユニットを手にするとどこかの次元へと向かって歩き出すのだった。
その頃……
弾「幽霊列車?」
二亜「以前の二ベルコル討伐戦の映像を見ていた時に気付いてね」
そう言うと二亜はPADから映像を流すと二ベルコルのマキシマムトリニティ使用時に背後で謎の電車が走って行くのが目撃されていた。
弾「ただの電車には見えないな、新幹線型でないはずのレールが次々空中で組まれてその上を走っている。完全にこれは別次元の技術だ」
ムサシ「それが黒幕のアジト、あるいは保有する兵器って事かな?」
ルーム内を清掃中のムサシがそう言った。
弾「ムサシか、この電車を見た覚えは?」
ムサシ「ああ、チラッと見えただけであんまり覚えては無いんだ」
二亜「謎の幽霊列車か……」
士「AST諸君、今回の作戦に置いてミーティングルームで武装の確認とリーダーの紹介があるがその前にAST専用の隊服を支給する。各自、更衣室で着替えてミーティングルーム向かう」
士はそう言うとメンバーに隊服を渡す。
真那「パープルカラー、これはイカしていやがります」
折紙「早速着てみよう」
調「いかにもなカラーリング、警察みたい」
切歌「それよりも早く着てみるデス!!」
女子更衣室に入るとお互い着替え始める。
真那「ASTのリーダー、一体何者でいやがるんですかね?」
下着を着替えながら真那が聞く
切歌「あたし達にここまで伏せられてるのも考え物デスね」
折紙「どちらにせよ、目的を達するにはどんな人でも従うべきよ」
調「あの士の事だから、恐らく……」
マリア「別次元から来た何者かって事ね」
2人が出ると扉の前でもたれ掛かる士がいた。
調「話、聞いてたの?」
士「まあ、信じるも信じないもお前たちの自由だが、
世界の命運がかかっているという事だけは覚えておけ」
そう言うと士たちは左のエレベーターでミーティングルームへと向かう。
士「さあ、ご対面だ」
ピピピピガシャ
士はミーティングルームの部屋を開いた。
そこには……
???「AST部隊の皆さん、お待ちしていました」
ASTのロゴが入った同じ隊服を着た17歳前後の少年が現れた。
マリア「何者だ?」
???「AST作戦チームリーダー、科学特捜隊日本支部直属の技術員のウルトラマンスーツ装着者、孤門一輝です。通称、ネクストバースのウルトラマンネクサスです。
よろしくお願いします」
マリア「ウルトラマンだと!!」
折紙「ムサシさんだけじゃ無かったのね」
一輝「ムサシ君とは違う次元のウルトラマンですが彼とは仲良くさせてもらってるよ、
それじゃあ、作戦の間はよろしくお願いします。マリアさん、折紙さん、真那さん、切歌さん、調さん」
真那・切歌・調「よろしくお願いします」
折紙「よろしく」
マリア「ええ、任せて」
お互い挨拶を終えると士が口を開く。
士ゴクゴクゴクゴク「挨拶が済んだところで、そろそろ本題に入ろうか?」
マリア「って、私のコンビニコーヒー勝手に飲んでる!!」
士「いただかせてもらうぞ」
マリア「あなたって人は……」
一輝「なんかすみません、僕の協力者が……」
マリア「いいわ、それより続けて」
一輝「話が早い、これを見てくれ」
一輝はアタッシュケースを開けるとそこにはギア一式が納められていた。
折紙「これは……」
一輝「四段式汎用カスタムスペシウム兵器、ディバイトランチャー。ASTの主武装にして4つの段階に状況に応じてカスタムできる
グリップのシューターコネクター接続することでハンドガンのディバイトシューターになる」
バシュバシュ!!
巨大な厚さの鉄板が溶け、大きな穴が開く。
一輝「このように厚さ60㎝のペダニウムメタルの板を容易くぶち抜くほどの強力な圧縮スペシウム出力弾を放つことが出来る。最大で25発撃てるんだ。
そしてシューターコネクターを換装してガンナーコネクターを、これでディバイトガンナー」
ババババババババババババババッ!!
折紙「こ、これは……」
四角い塊上のグランドキングの装甲の破片を粉々に砕いた。
一輝「ガンナーは威力が高くない分、連射性に優れ、撃ち続ければ質量の威力に応じた破壊兵器になる。弾数50発、主に空中で使う事で敵の牽制にも役立つ。
そしてガンナーを変形させ、シューターを接続することでディバイトランチャーへと変化する」
そう言うと一輝は細胞人形に向かってディバイトランチャーを放った。
ドオオォォォン!!
破壊力と共に人形は吹き飛び、形を留めなくなった。
一輝「ディバイトランチャーは高出力の高濃度スペシウムと霊力を融合させたエネルギーレールガンだ。ありとあらゆる敵の細胞を高密度で焼き払い、再生を封じる。
そしてディバイトランチャーのシューターを前にスライドすることで」
真那「おお~」
一輝「ディバイトブレーダー、細胞を焼き払うスペシウムエネルギーを利用したビームサーベル。ありとあらゆるものを分解、焼失させて切断する。これがディバイトランチャーだ」
切歌「超絶カッコイイ装備デス!!」
調「話を聞いたらそこそこ惨い装備ね」
折紙「でも、敵に対する装備としては一級品ね」
真那「CR-ユニットが無い以上はこれが最適解って事でありますか?」
一輝「今の所そういう事になるね、そしてこれを折紙さんと真那さんに」
折紙「これは……」
謎のブレス型アイテムを渡されると一輝はカプセルに入ったCR-ユニットに酷似したスーツを見せる。
一輝「ディバイトクロスアーマーとパルスブレイガー、ディバイトクロスアーマーは君たち二人の為に制作した疑似ウルトラマンスーツだ。装着すればディバイトランチャーの出力を上げられる他、各種セミリアライザ機能と言う武装構成システムで進次郎君たちのウルトラマンスーツに搭載された武装を構成して使う事が出来る。
パルスブレイガーはスーツの転送装置兼スーツの機能を使うのに欠かせないデバイスだ、ボタン一つで作戦の状況や適合率、敵の動きの予測やデータベースへのアクセス、場合によっては冷凍弾や麻痺弾を打つことが出来る」
折紙「つまり、私達専用のウルトラマンスーツ」
真那「これさえあれば敵も怖くねぇですね!!」
一輝「それじゃあ、最後の武装を紹介しよう。これを見てくれ」
すると一輝は地下整備場の映像を見せる。
マリア「これは……戦闘機……」
一同が驚愕するほどの4つの戦闘機が映っていた。
一輝「クロムチェスター、このように4機存在しているが状況に合わせて合体し、飛行形態のストライクチェスター、人型戦闘用のオーバーロードチェスターとして運用できる
以上がASTの装備だ、各自、受けとって欲しい」
そしてASTは装備を全てホルスターにマウントする。
一輝「似合ってるな」
折紙「ええ」
すると
ビービービービービービー
トゥアール「シュテルンビルト内に怪人出現、目標、ユースティティアドーパント、ASTに出動要請」
真那「来やがりましたか」
一輝「よし、AST、緊急出動だ!!」
全員「了解!!」
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